くらし・環境・清掃
シムラニンジン<赤塚植物園>
公開日:平成20年4月1日
最終更新日:平成23年9月1日
シムラニンジンは、食用のニンジンとは別属のセリ科の多年草です。高さは1.5メートルから2メートル程度にまで育ち、根は白くて太いです。かつて、板橋区志村の湿地に自生していたため、この名がつきました。
都内では既に30年前に絶滅が報告され、現在では栃木・千葉・熊本・大分県内の一部で確認されているだけで、絶滅危惧種として環境省のレッドデータブック(絶滅の危険が増大している種)にも掲載されています。
このため赤塚植物園では、都市化の影響で姿を消してしまったシムラニンジンを復活させようと、2000年(平成12年)11月から12月にかけて栃木県の渡良瀬遊水地と熊本県の阿蘇の2か所から種子を譲り受け、発芽育成を始めました。赤玉や鹿沼土などいろいろな用土を使ったり、湿地性ということで水苔のみじんを土壌に混ぜて乾かないように注意したりと、 試行錯誤を繰り返してきました。
その結果、2001年(平成13年)3月発芽に成功し、翌2002年(平成14年)4月に植木鉢から園内の湿地に移し、同年7月に初めて開花に成功、多くの新聞にも紹介されました。
作成部署
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