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こうぶんしょ館電子展示室46号の1「石神井川のいま・むかし」
公開日:平成20年4月1日
最終更新日:平成20年4月1日
こうぶんしょ館電子展示室46号の1
「石神井川の いま・むかし」
過去から現在にいたるまで区民の生活に身近な石神井川。
公文書館には、行政資料、写真資料など、石神井川に関するたくさんの資料が保存されています。
石神井川は、区民にとって親しみやすいテーマということもあって、この『電子展示室』でも、すでに第19回「石神井川のはんらん」、第25回「石神井川と牧場」と2度取り上げられております。
今回の電子展示室では「石神井川のいま・むかし」と題し、石神井川の概要と江戸時代の清流をしのぶ記録を紹介します。そして清流から産業へとその役割を変えてゆく石神井川を、公文書館所蔵の写真資料からふり返ります。
河畔の桜並木と合わせて区のシンボルとして今も流れ続ける石神井川とそのほとりの風景をどうぞご覧ください。
石神井川とは
石神井川は、東京都の北部を東西に横断する全長25.2キロメートルの一級河川です。水源である小平市御幸町付近の窪地から、西東京市(旧田無市)へと流れ、練馬区で富士見池・三宝寺池・豊島園池の湧水、板橋区では田柄川と合流した後、そのまま北区へと流入し(北区付近では滝野川、あるいは音無川と称されています)、同区堀船3丁目付近で隅田川へ合流しています。
流域付近には、多くの遺跡があるように古くから人々が暮らし、中世には豊島氏が栄え、近世には流域40余村が灌漑用水(石神井用水)としてその水を利用し、農耕をおこなっていました。また下流の滝野川辺りは「音無渓谷」と呼ばれ、王子飛鳥山付近の、権現の滝・大工の滝・不動の滝・見晴の滝・弁天の滝などが連なる渓谷美、紅葉の景観は、多くの人々に知られていました。安藤広重の『江戸名所百景』をはじめとした名所絵には、その当時の様子が描き込まれています。
近代に入ると石神井川の水は、板橋に置かれた陸軍第二造兵廠板橋火薬工場で、黒色火薬製造の動力源となる水車を回すために用いられました。また王子付近では、日本最初の用紙製造のための用水としても利用されてきました。
戦後には、石神井川流域一帯の都市化進展と共に、排水路化の憂き目にあい、水質汚濁が深刻な問題となった時期もありました。しかし、近年はその後の河川浄化運動の成果もあって、水質改善の傾向が見られています。
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