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公開日:平成20年4月1日
最終更新日:平成23年4月14日

「怪談 乳房榎」について

「怪談 乳房榎」というのは、「牡丹灯籠」や「累ヶ淵」と並ぶ、三遊亭円朝の怪談噺の傑作です。

あらすじを紹介しますと・・・・

江戸の絵師・菱川重信は元武士。妻・おきせと真与太郎という赤ん坊と暮らしていた。

そこに弟子入りしたのが磯貝浪江。良く気がつき手先も器用で評判は良かった。

あるとき重信は寺の天井画を依頼され、じいやの正介を伴い泊り込みで描くことになる。

その留守中、浪江は横恋慕していたおきせにせまり、息子を殺すと脅して想いを遂げる。

それが二度、三度と続くうち、おきせは浪江に好意をいだくようになっていく。

しかし、重信が戻ってくれば、2人の仲は終わってしまう。

そこで浪江は重信が「戻ってこない」算段を考えた・・・

浪江は重信のところへ陣中見舞いと称して訪ねて行った。

天井画の雌龍、雄龍はあとは雌龍の片腕を描き上げれば完成と言うところだった。

浪江はじいやの正介を連れだして篭絡し、重信殺しを手伝えと脅迫する。

寺に戻った正介は有名な落合の蛍見物に重信を誘いだした。

大きな蛍が飛び交う中、飲めない重信に酒を飲ませ、上機嫌での帰り路。

浪江は重信を襲い、その命を奪った。

寺に逃げ戻った正介は、「先生が狼藉者に・・」と報告するが、重信は普段通り絵を描いているという。

不思議に思って覗いてみると、ちょうど最後の雌龍の片腕を描き上げ落款を押しているところである。

「正介、なにをのぞく !」との声に驚いて倒れると、明かりも消えた。

明かりを点けて中にはいると、そこに重信の姿はなく、落款はまだべっとりと濡れていた・・・・

おきせは浪江と再婚し、やがて浪江の子を身ごもった。

正介は、浪江に今度は重信の子、真与太郎を殺すように脅され、やむなく大滝に真与太郎を投げ込んでしまう。

すると滝壺から、真与太郎を抱いた重信の亡霊が現れ、正介をにらんで言う。

「この真与太郎を養育し、敵を討って、無念をはらさせろ」

正介は重信の亡霊の言葉を聞いて改心し、真与太郎を連れて逃げ、赤塚村は松月院の門番に落ち着いた。

松月院の境内には、乳房の形をしたコブのある榎があった。

そのコブからしたたる甘い雫は、乳房の病を治し、乳のでない女も乳が出るようになるという。

正介は榎の雫を乳代わりにして真与太郎を育てた。

松月院の榎は霊験あらたかな乳房榎として、江戸中の評判となる。

その頃、おきせは浪江の子を産んだものの、乳が出ず、死なせてしまう。

その頃からおきせは、重信の亡霊のたたりで乳房にはれ物が出来て苦しむようになり、ついには狂い死にする。

浪江は、正介と真与太郎が生きていることを知り、亡き者にしようと松月院に現れるが、

正介と五歳になった真与太郎は、重信の亡霊に助けられて浪江を討ち、その無念を晴らしたのであった・・・

・・・という実は長い噺なのです。

高座では、何回かに分けて、連続ドラマのように上演したそうです。

映画や歌舞伎にもなっており、心理描写が聞かせどころの難しい噺だそうです。

もともとこのあたりで語られていた昔話が江戸の講談師に伝わり、

さらに円朝の目に留まったのではないか、と言われています。

最近では落語を聴く機会も少なくなってしまいましたが、機会がありましたら是非この傑作をお聞きになってください。

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