公開日:平成20年4月1日
最終更新日:平成21年1月30日
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板橋区公式ホームページ指針
(平成20年2月5日広聴広報課長決定)
この指針は、区のメインドメイン(city.itabashi.tokyo.jp)を使用する「板橋区公式ホームページ」(以下「区ホームページ」といいます。)を誰もが支障なく快適に利用できるよう、日本工業規格「JIS X8341-3」及び総務省「みんなの公共サイト運用モデル」等に基づき、利用しやすさを確保しつつ、区ホームページの統一性を維持する等、必要な手順を定めることを目的としています。
(用語説明)
ホームページ
本来はWebブラウザを起動すると最初に出てくるページのことをいい、入り口である「トップページ」や複数の「ウェブページ」等で構成され、ページ同士がリンクで互いに行き来できるようになっているものを「Webサイト」と言っていましたが、最近ではその境界が曖昧になってきています。 板橋区公式ホームページ指針(以下「指針」といいます。)では、Webサイトを「ホームページ」とする一般的に使用されている表現を用いることとします。Webブラウザ
ホームページを閲覧する際に使用するソフトウェアです。 Microsoft社のInternetExplorerを使用する利用者が多い模様です。原則として、公式ホームページへ掲載するすべての情報に適用します。(ただし、PDFやWord等、オブジェクトの中へ掲載して公開する情報の表現・表記に関する部分は除きます。なお、外国語のページに関する事項については、当面「英語」「中国語」「ハングル」を対象とし、項目内で適用事項を指定します。)
(用語説明)
オブジェクト
オブジェクトとは、通常は対象や物という意味で用いられますが、指針では利用者が操作することのできるファイルを指します。同じ呼び方で“object要素”というものがありますが、これは利便性を提供するために、様々な形式のデータを文書に埋め込むもので、HTMLで記述するものです。区が運営するホームページであっても、メインドメインを使用せずに運用するものは適用を除外することとし、次に例を示します。(ただし、ここに記載したものが全てではありません。)
なお、これらのほかに芸術・学術上の表現及び提供するサービスの特殊性により、適用を除外する場合があります。
(例1)施設案内地図
(例2)区民の声
(例3)区立図書館蔵書検索システム
(例4)教育ネットワーク
(例5)動画配信サービス「チャンネルいたばし」適用を除外するホームページを運用する所属は、指針を参考にして、利用しやすさの確保や統一性の維持等に向けて、努力しなければなりません。
また、インターネットを利用して区が提供する各種サービス(以下「ウェブシステム」といいます。)を運用する所属についても、準拠するよう努力しなければなりません。
これらの作成を外部に委託する場合には、仕様の中に指針への対応を明記し、遵守されるようにしなければなりません。
(用語説明)
ウェブシステム
HTTPによって実現され、クライアントとサーバが存在する情報システムをいい、ここではインターネットを使用して各種サービスを提供するものを指します。HTTP
HyperText Transfer Protocolの略です。サーバとブラウザの間でHTMLを送受信するためのプロトコル(通信の手順や規約)のことをいいます。HTML
HyperText Markup Languageの略です。ホームページを記述する際に用いる言語です。必ず実施又は満たすべき項目は、次のとおりとしています。
なお、可能な限り実施すべき項目は、努力事項として後段で定めています。
HTML等、ホームページ制作に使用する技術が、規格・仕様・文法といった約束事通りに制作されていないと、ブラウザの表示がおかしくなったり、画面読み上げソフト等がうまく動作しなくなる可能性がありますので、注意が必要です。
[1] 使用するHTML等のバージョンは、原則として「HTML4.01」とし、ソース内で明確化したうえ、その仕様・文法に従ってページを作成します。
(用語説明)
HTML4.01
W3C(World Wide Web Consortium=WWWで利用される技術等の標準化を進めている団体)が策定している規格で、「Strict」「Transitional」「Frameset」の3種類定義されています。区では「Transitional」の対応とします。ソース
ソースリストのことをいいますが、指針では、ホームページを作成する際に記述されるHTMLそのものを指します。InternetExplorerでは、画面上部にあるメニューバーを「表示」-「ソース」と選択することで確認することができます。(なお、ソフトやバージョンにより操作は異なります。)[2] 作成するページの文字コードは、「Shift_JIS」「EUC-JP」又は「Unicode(UTF-8)」とし、HTMLで宣言します。(外国語のページについては、「英語」は「Unicode(UTF-8)」又は「iso-8859-1」、「中国語」は「big5」又は「GB2312」、「ハングル」は「EUC-KR」又は「ISO-2022-KR」とします。ただし、「中国語」及び「ハングル」のページでも、表示に問題がなければ「Unicode(UTF-8)」を用いて構わないこととします。)
(用語説明)
文字コード
文字や記号をコンピュータで扱うため、一つ一つに割り当てられた固有の数字をいいます。Shift_JIS
日本語文字コードの一つです。パソコンのWindowsやMac 等のOSで標準文字コードとして広く普及しています。EUC-JP
UNIX等のコンピュータで主に使われているEUCコードには各国の文字が規定されており、その中の一つが日本語に対応し「EUC-JP」と呼ばれています。Unicode(UTF-8)
世界の主要な言語を収録したものです。将来的には利用が増えると見られています。[3] 人名や地名等パソコンで簡易に変換することのできない漢字、cmやkg等のアルファベットの組み合わせで構成されている記号、ローマ数字、丸付数字、(株)等のカッコと漢字一文字で構成されている記号、トランプマークの記号などの機種依存文字、WindowsVista以降のWindowsOSが採用する第3・第4水準の漢字等のパソコン環境に依存する文字は使用しません。
(用語説明)
人名や地名等パソコンで簡易に変換することのできない
JIS規格やUnicode等の文字コードに規定されていない文字(例 「はしご高」)で、表示させようとするパソコンにあらかじめ設定されていないと表示ができないものをいいます。使用する場合、画像化することが一般的ですが、文字ではないため表示サイズを変更することができず、文字フォントのサイズを変更している利用者に違和感を与えてしまうことになります。機種依存文字
特定の環境でしか正しく表示することができない文字をいいます。様々な環境で利用されているインターネット上で使用すると、意図した表示がされなくなりますので注意が必要です。パソコン環境に依存する文字
Windowsの日本語文字コードが新しい文字コード(JIS2004)に対応したことから字体が変更になった文字があり、パソコン環境により、意図したものと異なる字体が表示されることがありますので注意が必要です。[4] ソースの記述は、ホームページに掲載する内容やコメント行を除き、小文字の半角英数字で行います。
[5] ディレクトリ又はフォルダ名及びファイル名には、小文字の半角英数字を用います。
[6] カタカナは全角を用いません。
[7] 複数の種類・バージョンのブラウザで、画面表示等を確認します。
[8] 動作確認は、パソコン用Windows OS(メーカーサポートの行われているバージョンのもの)を対象に行います。
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政策経営部 広聴広報課
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