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トップページ >  健康・福祉・高齢・障がい >  健康・福祉の相談 >  こころの健康 >  心のバリアフリー 精神障がいのこと

公開日:平成21年4月12日
最終更新日:平成21年4月14日

精神障がいの人の理解

(1) 精神障がいの人

 精神障がいは長く原因がわからなかったため、理解されにくく、本人や家族も肩身の狭い思いをし、さまざまな生活上の不利益もありました。しかし、最近では、脳の情報伝達物質の働きと、ストレス環境要因との関係の中で疾患が生じることが一般的に理解されるようになってきました。原因がわかることにより服薬による通院治療もすすみ、現在では誰もが生まれ育った地域で生活することを保障しようという国の方針に従い、精神障がいのある人を対象にした生活支援や就労の支援も他の障害と同じように計画されるようになってきました。

(2) どんなときに困るのでしょうか?

 精神障がいの状態とは、視覚・聴覚などの感覚が鋭敏になり、刺激に対して感覚が洪水状態になっている状態といえます。そのため、集中力や注意力が感覚の洪水の中で押し流され、頭が猛スピードで回転しているために、目前のことへの対応ができなくなってしまいます。逆に、何をする気にもなれない、もう自分はどうにもならないと無気力や自己否定にさいなまれてしまうこともあります。いずれにしても、こういう状態を外側から見ると、怠けているとか、役に立たないなどと誤解されてしまいがちです。

 目に見える障がいは、比較的理解しやすいのですが、精神障がいは外には見えません。見えない障がいだからこそ、見ている人の判断によって誤解して、相手の自尊心を傷つけてしまうことも起こりやすいのです。

(3) 手助け入門

 では、どうしたら精神障がいのある人の手助けができるのでしょうか。ボストン大学でリハビリテーションに従事していた先生は、精神障がいの人について、学生や社会人として「人と折り合う」、「仕事をする」、「人に頼りにされる」という3つの社会的役割を体得する経験を、病気のために中断せざるを得なかった人が多いと言っています。これは、人に認められたり、信頼されたり、感謝されるという経験が想像をこえて少ないということです。

 ですから、手助けというのは、できそうもないことを代わってやってあげることではありません。「誰でも適切なチャンスさえあれば、自分のことは自分で解決できる」という、人間の持つ可能性への信頼に基づいた関係こそ、精神障がいのある人にとって自分と社会への信頼を回復する手助けとなるのです。一番大切なことは、人間に潜在する可能性に焦点を当て、それを引き出し、生かすための適切な機会が、作り出せているかどうかということです。

 地域社会には、作業所、授産施設、地域活動支援センター、クラブハウスなど、障がいのある人が通う場所があります。そのような場所に参加することによって、人と折り合うことや、感謝される事の喜びを感じることは、障がいの有無を越えるものです。そこでは、ボランティアにきたが、かえって勇気付けられたという感想が聞かれることもしばしばです。

 次に、障害のある人と良い人間関係をつくるために心がけるポイントをいくつか挙げてみます。

あなたにしてほしいこと
  1. 友好的で、礼儀正しく接してください。支えと勇気を与え、尊敬し、理解してください。
  2.  
  3. 自分自身を飾らずに、ありのままの自分でいてください。
  4.  
  5. 聞き上手になってください。どんな人の経験も心を開いて受け止めてください。
  6.  
  7. 困ったときは、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談してください。
あなたにしてほしくないこと
  1. 独断で医学的なアドバイスをしないでください。
  2.  
  3. うわさ話をしたり、うわさを流したりしないでください。
  4.  
  5. 守れないような約束はしないでください。
  6.  
  7. おせっかいをやかないでください。

「心のバリアフリー ハンドブック」(編集:特定非営利法人 ボランティア・市民活動学習推進センターいたばし 発行:板橋区福祉部障がい者福祉課 平成19年3月)より転載

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