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冬将軍到来とともに「シモバシラ」が見ごろに

公開日:平成24年1月14日
最終更新日:平成24年1月14日

平成24年1月12日報道発表

シモバシラの様子1

シモバシラの様子1

シモバシラの様子2

シモバシラの様子2

 寒波に見舞われた1月12日の早朝、板橋区立赤塚植物園(板橋区赤塚五丁目)で育つシモバシラ(シソ科)の根元に珍しい氷の結晶ができあがった。

同園で毎冬、園内数箇所に植えられたシモバシラの根元に白い羽毛を巻いたようなきれいな氷の結晶を楽しむことができる。暖冬の影響で、見栄えのする結晶ができなかった年もあるが、この冬は昨年12月下旬に初めて大きな氷の結晶が確認された。その後何回か見事な結晶が出来ているが、昨日からの冷え込みで再び見事な形状の氷の結晶があらわれた。

 シモバシラは山野に生えるシソ科の多年草。冬に地上部は枯れるが、根は生きていて地中の水分を吸い上げる。吸い上げた水分が枯れた茎からにじみ出て氷の結晶をつくる。結晶は茎に沿って薄く伸び、幅3~5センチメートルほどのカールした羽毛のように見える。この根元についた氷の独特の形状からシモバシラと呼ばれるようになった。結晶ができる条件は、気温が低く風のない朝に限られるため、毎日見られるわけではない。関東では高尾山のシモバシラが有名だが、ここ赤塚植物園でも見ることができる。今回同園で確認された氷の結晶は、大きいもので高さ60センチメートル・幅5~6センチメートルほどあるという。

 結晶ができた朝は早め(8時30分頃)に開門するため、朝早くからアマチュアカメラマンでにぎわう。太陽の光が当たると融け始めるので、美しい結晶が見られるのは午前10時頃まで。気温が大きく下がった朝はシモバシラの根元に氷の結晶をみられる可能性が高い。氷の結晶ができるたびに、茎が裂けてくるため、見頃は1月末頃までと同園では予想している。

 赤塚植物園の開園時間は、午前9時から午後4時30分。ただし、シモバシラに氷の結晶ができた朝は、午前8時30分頃に開園する。入園無料。

 問い合わせは、赤塚植物園(電話3975-9127)へ。


 赤塚植物園は81年(昭和56)10月に、武蔵野の面影を色濃く残す板橋区赤塚の丘陵地に開園した。約1万平方メートルの園内には、ケヤキ・コナラ・クヌギ・イヌシデなど武蔵野の木々を集めたコーナーや季節ごとに花を楽しむことができる散策路「四季の道」、「万葉・薬用園」などが配置され、600種を超える植物を目当てに四季を通じて区民らが訪れている。

 同園へは、東武東上線下赤塚駅から徒歩16分。または成増駅北口・赤羽駅西口間を走る国際興業バス(赤02系統)で、赤塚八丁目バス停下車徒歩5分。

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