公開日:平成30年4月6日
最終更新日:平成30年4月6日
4月6日(金)、板橋区と大東文化大学と志村消防署が協働で、外国人留学生に対して、防災教育・訓練や防災情報の提供を行い、地震などの災害に備えるよう訓練を実施した。この取り組みは、板橋区が掲げる「多文化共生まちづくり推進計画」の一つとして、板橋区の地域防災支援課と文化・国際交流課が企画したもの。防災訓練に通訳ボランティアを配置したり、パンフレットなどの広報物を多言語版で作成したりするなどの工夫をし、外国人が参加しやすいように支援している。
6日、訓練を受けに集まったのは、大東文化大学で学ぶ留学生22名、そして(公財)板橋区文化・国際交流財団防災語学ボランティア4名。入学する留学生が板橋キャンパスを訪れる時期に合わせ、昨年度より4月と9月の年2回実施している。
午後1時、大東文化大学板橋キャンパス内の広場で開会式を行い、開会式終了後は各班に分かれて基本的な応急手当体験や初期消火、また起震車といった大掛かりな装置を用いたものまで、様々な訓練を実施。特に試着体験ブースでは実際に火災現場で着用している防火服、酸素ボンベを試着することができ、試着体験をした留学生は「とても重くて、一人で立つのも大変。これを着て立ったり座ったり走ったりと、現場で活動をしていることはすごいと思った。」などの声があげられた。
また、訓練を終えた留学生からは「自国にAEDが無いため、今回日本に来てAEDの使い方を勉強できてとても素晴らしい経験ができた。ぜひ今回の訓練で勉強したことを活かしてこれからの留学生活を送っていきたい。」との感想があった。
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