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トップページ >  報道発表資料 >  令和元年9月の報道発表資料 >  開館40周年 リニューアルオープン記念 館蔵品展「アヴァンギャルド画家たちの東京」を開催

公開日:令和元年9月13日
最終更新日:令和元年9月17日

令和元年9月7日報道発表

 9月7日(土)から板橋区立美術館(板橋区赤塚五丁目)で、開館40周年リニューアルオープン記念 館蔵品展「アヴァンギャルド画家たちの東京」が始まった。10月6日(日)まで。月曜休館(ただし9月16日・23日は祝日のため開館し、17日・24日は休館)。観覧無料。

 区立美術館では、ヨーロッパから紹介されたフォービスムやシュルレアリスムに影響を受けた戦前の作品、戦後のルポルタージュ絵画など、アヴァンギャルドに分類される作品を多く所蔵している。今回は、これらの作品を「東京」を切り口に紹介するもの。

 明治以降の東京には、美術学校や画塾、美術館、画廊が集中し、画家、画学生、美術愛好家も集まり、東京は芸術の中心地になった。また、東京は画家たちの創作意欲を掻き立てる場所でもあり、長谷川利行は東京の各地を放浪し、浅草、銀座、新宿などの街の喧噪を繰り返し描いた。《水泳場》は、関東大震災の復興のために隅田公園に作られたプールが舞台となっている。また、野田英夫は東京の街を興味深く観察しており、《上野山下風景》には上野駅前をリヤカー、自転車、自動車など様々な手段で通りを行き交う人々の一瞬の姿が捉えられている。

 画廊の街、銀座では画家たちが結成したグループの展覧会も盛んであった。1930年代中頃には、若手画家や学生たちがシュルレアリスムに影響を受けた作品を競うように発表している。しかし、太平洋戦争開戦の頃からシュルレアリスムは弾圧を受けるようになり、自由な発表が困難になった。そのような状況の中、松本竣介や麻生三郎、井上長三郎らにより結成された「新人画会」の銀座で開かれた展覧会には戦争とは直接に関わりのない、日常を描いた作品が展示された。出品作のひとつ、麻生三郎の《女》は、灯火管制の下、池袋モンパルナスのアトリエで妻をモデルに描いたもの。この作品からは戦争による緊迫した状況とその中でも描こうとする画家の強い意志が感じられる。

 戦後の東京では、急激に変貌を遂げる街の姿や各地での基地闘争、労働問題などを表現豊かに描いた作品が発表された。中村宏の《血井(1)》は、溢れ出るトイレに都市機能がパンクした危機的な状況を重ね合わせているようであり、赤一色で描かれたトイレからは、見慣れた日常に潜む闇が見え隠れしている。

 本展では、戦前、戦中、戦後と東京を描き、東京で描かれた作品から画家の思想に迫る。平成29年度に購入した、長谷川利行、野田英夫、麻生三郎の作品をはじめ、近年寄贈された作品も初公開する。

 9月15日(日)の14時からは、公益財団法人大川美術館館長の田中淳氏を講師に招き、記念講演会「アヴァンギャルド画家の東京―長谷川利行・野田英夫・松本竣介」を実施。このほか、9月7日(土)、21日(土)、10月5日(土)の14時からは、作品や作家について解説するギャラリートークを開催する。詳細は、同館ホームページ(http://www.itabashiartmuseum.jp/(別ウィンドウで開きます))または、同館(電話3979-3251)まで。

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展示の様子1

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展示の様子2

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展示の様子3

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展示の様子4

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