公開日:令和元年9月30日
最終更新日:令和元年9月30日
板橋区立小豆沢公園野球場(板橋区小豆沢三丁目1番1号)で9月28日、「第39回 板橋区障がい者スポーツ大会」が開催され、区内の障がい者団体22団体とその家族ら約1,100人が参加した。
この大会は、障がい者とその家族、健常者らがともにスポーツを楽しみ、お互いの理解を深めながら障がい者の社会参加を広く伝えていこうと、1981年(昭和56年)の「国際障害者年」を記念して始まったもので、区内最大の障がい者のためのスポーツイベントとなっている。
区では、区広報紙などを通じて、競技進行などを手伝ってもらう“大会進行ボランティア”や手話を通じて聴覚障がい者をサポートする“手話ボランティア”を募集。そのほか、スポーツ推進委員、民生・児童委員・ジュニアリーダー等にも参加してもらい、計約400人のボランティアが選手とともにグラウンドに集まった。
午前10時、選手団が団体名の書かれたプラカードを先頭にして整列。聖火リレーのあと、坂本健(さかもと・たけし)板橋区長が「障がいの有無にかかわらず、スポーツを通して親睦と相互理解を深め、一日を楽しく過ごしていただきたい」とあいさつ。続いて、選手の代表者が「わたくしたちは、今日一日スポーツ大会に楽しく参加することを誓います。と笑顔で選手宣誓を行った。
競技の前にふるさといたばし体操で準備運動をしたあと、いよいよ競技がスタート。プログラム1番の「わくわく動物ランド」が始まった。これは、紅白3グループずつに分かれて、竹の棒の先に付けたカゴや、ぬいぐるみが押す車イスに乗せたカゴに玉を投げ入れるゲーム。客席からの盛んな声援を受け、選手たちは楽しみながらも一生懸命にカゴを目がけて玉を投げていた。引き続き、ビニールプールからボールを取り上げゴールに入れる「サッカーゴール」が始まる。見事に一発でシュートを決め、1着でゴールしてガッツポーズで喜ぶ選手や、最下位になりながらも満足そうに笑顔でゴールする選手など、それぞれにスポーツを楽しんでいる姿が見られた。その後、「パン食い競争」、「徒競走」と続き、午前の部は終了した。
午後からは、「レクリエーションダンス」、親子競技の「フルーツパラダイス」、「二人三脚」「借り物競争」、「紅白マイペースリレー」、「大玉転がし」が行われ、さわやかな秋空の下、選手も観客もスポーツを楽しんでいた。
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