第24回夏のアトリエ
「夏のアトリエ」は、イラストレーターを対象に絵本制作の総合的・専門的な指導を行う5日間のワークショップです。本年は、2023年のボローニャ展審査員であるグスティ氏を講師に迎え、「インクルージョンを促進する絵本作り」をテーマに、絵本制作のワークショップを行います。
「インクルージョンを促進する絵本作り」
期間:2024年7月9日(火曜日)~13日(土曜日)の5日制 10時00分〜16時00分
講師:グスティ(イラストレーター、作家、2023ボローニャ展審査員/アルゼンチン出身)
通訳:森泉文美(ボローニャ展コーディネーター)
対象:イラストレーター又はイラストレーターを目指す方で、イラスト・絵本の制作経験があり、全日程参加できる18歳以上の方
定員:20名(書類選考あり)
参加費:25,000円(別途材料費等がかかる場合があります)
申込方法:往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。
(1)「夏のアトリエ」申込
(2)氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号・メールアドレス
(3)出版歴のある方はタイトルと出版社
(4)これまでの制作活動
(5)主な使用技法
(6)参加希望の理由
(7)過去の「夏のアトリエ」「夏の教室」「夏のセミナー」参加の有無
※返信面にも住所・氏名を明記の上、宛先:板橋区立美術館「夏のアトリエ係」へ
※締切:2024年6月6日(木曜日)(必着)
本講座の申し込みは締め切りました
グスティ Gusti
イラストレーター、作家。2023ボローニャ展審査員。アルゼンチン出身。
これまでに150冊以上の本を出版。ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)金のりんご賞、アペレス・メストレス賞、『マルコとパパ』(邦訳:偕成社)でボローニャ・ラガッツィ賞最優秀賞(2016年特別部門:バリアフリー絵本)、セラ・ドール賞、ジュンセダ賞などを受賞している。2022年には国際アンデルセン賞画家賞の候補に選出される。デザインスタジオ、カーサ・デ・カルロタ(Casa de Carlota)のアートディレクターを務める。社会的インクルージョンのためのツールとしてのアートに焦点を当てたウィンダウン-ラ・ベンターナ(Windown - La Ventana)協会の創設者であり会長でもある。後進の指導にも力を入れ、EINAデザインスクールで絵画と絵本を教えるほか、イメージと障害に関する造形ワークショップや講演会も開催している。おもにスペイン、コロンビア、ニカラグア、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ドイツ、イタリアでインクルーシブなワークショップを行う。アンデスコンドルとハーピーイーグルの保護プロジェクトにも携わる。バルセロナ在住。


ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
(グスティ作・絵、宇野和美訳、偕成社)
講師からのコメント
過去に実施した「夏のアトリエ」については、当館の美術館ニュースで報告しています。
近年実施したものについては、下記からもご覧いただけます。