ISOの概要

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1005790  更新日 2020年1月28日

印刷大きな文字で印刷

ISO(国際標準化機構)の概要

ISO( International Organization for Standardization)

ISOは国際標準化機構の英文字に基づく頭文字と誤解されるが、この場合「IOS」でなければならない。
「ISO」はギリシア語の「ISOS」(=相等しい)から採ったものである。
ISOは1947年(昭和22年)に設置された国際的な非政府組織である。 本部はスイスのジュネーブにあり、約146カ国が参加している(平成16年3月現在)。
ISOへの加盟は、各国の代表的な標準化機関一つに限られる。わが国からは、1952年の閣議了解に基づき、日本工業化標準調査会(JISC)が加入している。なお、電気技術に関する標準化に関しては、IECが取り扱っている。
ISOのような国際標準化機構が設立された理由は、国際貿易の発達に伴う取引上の障壁を取り除くことにあった。同じ技術分野で国や地域により、内容の異なる規格が存在していては、貿易の技術的障壁の要因となる。そこで、このような不都合を解消するために、各国で共通な規格を作ることが必要となり、国際標準規格を制定するための機関が設立された。
産業界にあっては、ネジ、製図、鉄鋼、プラスチックなどの材料、自動車部品、各種試験方法等多岐にわたり、最近では情報処理などのソフトウエア、あるいはISO14000シリーズなどのシステムの分野にまで広まってきている。
ISOの国際的な影響力は大きく、1979年(昭和54年)12月のGATT東京ラウンドの一環として調印された「貿易の技術的障壁に関する協定」(GATTスタンダードラウンドコード)の中で、ISO規格など国際規格が既に存在する場合には、各国が国内規格を制定するときに、これに整合させることが義務づけられている。
代表的なISO規格としては、ネジの規格や写真のフィルムの感度の規格、映画館などの非常口のマークの規格等がある。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

資源環境部 環境政策課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2591 ファクス:03-3579-2249
資源環境部 環境政策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。