平成29年度取材体験記1(和菓子とくたけ)

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ページ番号1007861  更新日 2020年1月25日

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にりん草に、ひそかに込められた想いとは(和菓子とくたけ)

文責 藤富香帆

みなさんは板橋区の花をご存じだろうか。区の花はニリンソウといいキンポウゲ科の多年草で雑木林などの緑陰に多く見られ、春15センチメートルほどの草丈に白い可憐な花を二輪咲かせる。昔、板橋区には多くのニリンソウがあちらこちらに生えていたという。今ではアスファルト道路がはり巡されるなか、すっかり姿をみかけなくなってしまった。
そんなニリンソウをモチーフにした和菓子が、とくたけで販売しているにりん草まんじゅうである。ほんのりと甘く舌触りの良い皮の中には、白餡といんげん豆の甘露煮が入っている。いんげん豆はひっそりと咲いているニリンソウを見つけた気持ちを味わってもらいたいという先代の想いから入れられた。餡との相性は抜群だ。餡が口のなかでとろけると同時に、いんげん豆がほんのりと香る贅沢な味わいだ。一口食べると、ほっこり癒される気持ちになる。
とくたけは昭和42年に仲宿商店街に開業した。まだ地下鉄もなく、都電が走っていた頃だった。それからどんどん人の流れが変化したという。ここまで長く経営できているのは、息子の保則さんがお店を継いでくれたからだと、先代店主の徳武宗則さんは語る。とくたけではお菓子は手作りで機械はほとんど使わない。一つ一つ丁寧に時間をかけて作られているのだ。そのため、にりん草まんじゅうは手作業で焼き印を入れる。そして和菓子は季節の変化を楽しむものでもあるという信念がある。その月折々の見た目もかわいらしいお菓子を作っている。
伝統を守りつつ新しいことを取り入れて進化しているとくたけ。ぜひ一度、板橋のいっぴん「にりん草まんじゅう」を食べてみてほしい。

店舗情報

和菓子とくたけ
定休日:木曜
住所:板橋区仲宿55-7
電話番号:03-3962-4549
都営三田線「板橋区役所前」下車7分

写真1
可愛らしいにりん草の焼き印がポイント
写真2
先代店主の徳武宗則さん

写真3
「むすびのけやき」などの和菓子も人気
写真4
赤と茶色の落ち着いた雰囲気のお店

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