平成28年度取材体験記6(株式会社松崎マトリクステクノ)

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ページ番号1007873  更新日 2020年1月25日

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グローバル・ニッチトップを目指して(株式会社松崎マトリクステクノ)

文責 越川真帆

東武東上線「大山駅」から徒歩5分くらいのところに、住宅と共存している会社があります。ここには私たちの生活に溶け込んでいる必須アイテム、靴下を製造する技術があります。
「目指すはグローバル・ニッチトップ」と語るのは、松崎マトリクステクノの代表取締役会長の松崎八十雄さん。その言葉通り、様々なことにチャレンジしています。会社は機械部と繊維部に分かれ、それぞれの部で目標へ向かって、日々頑張っています。
機械部では、創業当時からの技術を生かし、シングルノッター・ダブルノッターといった糸切替装置の開発を手掛けています。糸切替装置とは生地を編んでいく際に、縫う糸を変える装置のことです。本来であれば色が変わるごとに機械を止め、糸を付け替えなければなりません。しかし、この技術により、その作業を0.5秒で行うことが可能になり、より効率良く編み物を作り上げることができるようになりました。
繊維部では、その技術を使って様々なものを製造しています。靴下はもちろんのこと、医療用のサポーターやタイツ、腹巻や帽子も製造しています。これらの商品はオーダーメイドを受け入れていて、最近ではファッションデザイナーの三宅一生さんがパリ・コレクションで使用した靴下を作ったそうです。
そんな松崎マトリクステクノは「ものづくりは、ひとづくり」と掲げ、顧客第一はもちろんですが、社員満足にも力を入れています。なぜかというと、必要な技術を持った人がいないからだと言います。実は、靴下を完成させるには最後の部分でどうしても手作業が必要で、その技術が非常に綿密な作業になるそうです。昔はできる人も多かったそうですが、時代が変わるにつれ減っていき、現在は数えるほどしかいません。この危機を切り抜けるため、様々な場所で講演会を行い、繊維業界が生き残れるように頑張っています。
来春には次世代のノッターのお披露目を予定しているとのこと。「グローバル・ニッチトップ」へ向かって、松崎マトリクステクノは走り続けます。
(取材:越川真帆、今別来美、馬場沙理奈、宮崎愛海、門間妃未香)

写真1
趣がある松崎マトリクステクノの看板
写真2
三宅一生さんがパリコレで発表した靴下
写真3
PCで作成したデザインの原画と靴下
写真4
身振り手振りを交えて教えてくれました

板橋と世界を結ぶ靴下づくり(株式会社松崎マトリクステクノ)

文責 宮崎愛海

今回私たちが注目した企業の1つが、松崎マトリクステクノです。ここでは、靴下を製作する機械を中心に、様々な繊維商品を作り上げてきました。他社にはない技術は、なんと言っても「多種多様な素材を一度に切り替えができる」というところです。
今、自分が履いている靴下をぜひよく見てみてください。触ってみると、異なる素材でできています。最近では、シースルーソックスなども流行していますね。異なる素材でできている靴下は、「エレクトロニック・ノッター」という機械を使用して作り出されています。この機械は、コンピューター制御による6色切替装置で、0.5秒の早業で糸を結ぶことができます。さらに、機械だけでなく、仕上げの段階では、裁断や網目の確認を手作業で行い、よりよい商品を作り上げています。
そして、ここでつくられた靴下は、なんとパリコレにも登場したことがあるのです。「パリコレに自分が作った靴下を履いているモデルさんが登場するのを見て、とても感動した!」と、その時の光景を思い出すように社長の松崎太郎さんは話してくれました。世界との思いがけない関わり方を知ることができ、より一層靴下への関心が深まりました。拝見したサンプルは、どれも個性的で、おしゃれなものばかりでした。
来年春頃に向けて特許技術を持つ新しい機械を製作中だそうです。また、「雑貨やバッグなど、新しい商品の開発もしたい」と松崎太郎社長は話していました。未来について語っている社長の姿は、まさに「キラリ」としていました。
(取材:宮崎愛海、今別来美、越川真帆、馬場沙理奈、門間妃未香)

写真5
靴下を製造する機械と松崎太郎社長
写真6
背景に映る糸が様々な製品に変わります

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