広報いたばしテキスト版(令和2年7月18日号)1面
※手洗い・マスク着用・身体的距離の確保などの新しい生活様式を実践し、新型コロナウイルス感染症の再拡大を防ぎましょう。
8月は食品衛生月間
食中毒に注意しましょう
夏場は、高温多湿で細菌が増えやすく、食中毒が起こりやすくなります。食品の衛生的な取扱を心がけ、食中毒を予防しましょう。
問い合わせ 生活衛生課食品衛生調整・板橋グループ 電話番号3579-2336
食中毒予防の3原則
細菌をつけない
生の肉・魚・野菜には、細菌が付着していることがあり、手指・調理器具を介してほかの食品を汚染します。調理前にしっかりと手を洗い、調理器具はよく洗浄し、熱湯・塩素系漂白剤などで消毒しましょう。
細菌を増やさない
細菌の増殖を防ぐため、生の肉・魚、要冷蔵品は短時間でも放置せず、早めに冷蔵庫に入れましょう。また、扉の開閉による冷蔵庫内の温度上昇に注意し、早めに食べきりましょう。
細菌をやっつける
細菌は熱に弱いため、食品は十分に加熱してから食べましょう。食べ残してから時間が経ったものや、消費期限を過ぎたものは、細菌が増えている可能性があります。もったいなくても食べないようにしましょう。
テイクアウト利用時の食中毒予防
新型コロナウイルスの影響により、テイクアウトを利用する機会が増えています。細菌は、時間の経過とともに増えるため、次のことに気を付けましょう。
- 消費期限・保存方法などをお店に確認する
- 食品を購入したらすぐに帰宅し、長時間持ち歩かない
- 保冷バッグなどを利用し、高温・直射日光に注意する
- できるだけ早めに食べる。やむを得ず後で食べる場合は、冷蔵庫で保管する
肉・レバーの生食はやめましょう
生の肉・レバーには、腸管出血性大腸菌・カンピロバクターなどの細菌が付着していることがあります。これらの菌は、わずかな量でも口に入ると感染することがあり、鮮度がよいものほど汚染の可能性があります。生のまま刺身で食べたり、湯通し程度の半生状態で食べたりすることは危険ですので、十分に加熱してから食べましょう。
もし体調を崩したら
食中毒の初期症状は、下痢・腹痛・おうとなど、ほかの病気と症状が似ているため、自己判断は危険です。また、食中毒を起こす細菌の中には、命に関わるもの・潜伏期間が1週間以上のもの・感染力が強いものもあるため、症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
正しい手の洗い方
手洗い前の注意点
- 爪は短く切りましょう
- 時計・指輪をはずしましょう
汚れが残りやすいところ
- 指の先・間
- 爪の間
- 親指の周り
- 手首
- 手のしわ
手の洗い方
- 水でよく手をぬらし、せっけんをつけてよく泡立てる
- 手の平と指の間をこする
- 手の甲と平を合わせてこする
- 手の平を爪の先でこする
- 親指をにぎってねじり洗いする
- 手首をつかんでねじり洗いし、泡を水で洗い流す
※手を洗えない場合は、手指消毒用アルコール製剤(アルコール濃度60から80パーセント程度)による消毒も有効です。
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政策経営部 広聴広報課
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