広報いたばしテキスト版（令和3年2月27日号）1面

※3月1日月曜から、板橋区コロナワクチンコールセンター（電話番号0120-985-252、午前9時から午後6時）を開設します。

「いたばしNo.1実現プラン2025」を策定しました

　本プランの概要をお知らせします。

「新たな日常」を見据え行政サービスの質の向上をめざします　板橋区長　坂本健

　「令和」という新しい時代を迎えた今、「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち板橋」を将来像とする基本構想の議決とその実現に向けた「板橋区基本計画2025」（以下「基本計画」）の策定から早くも5年が経過し、前半が終わろうとしています。
　区はこれまで、アクションプログラムである「いたばしNo.1実現プラン2018」「いたばしNo.1実現プラン2021」（以下「No.1プラン2021」）に基づき、魅力向上と新しい価値を創造しながら、「東京で一番住みたくなるまち」と評価されるまちに向けて、その歩みを着実なものとしてきました。
　しかし、昨年から猛威を振るい続けている新型コロナウイルス感染症の影響や国の不合理な税制改正に伴う減収により、区の財政はかつてない危機に直面しています。
　さらに、ポストコロナ時代における行政サービスのあり方についても、早急に再構築していく必要性が生じています。このような激変する社会環境に対応するため、「No.1プラン2021」を1年前倒しで改訂することとしました。
　今回策定する「いたばしNo.1実現プラン2025」（以下「No.1プラン2025」）では、緊急財政対策の実施によって財源を確保し、緊急の課題である新型コロナウイルス感染症対策にスピード感をもって取り組みます。また、ポストコロナ時代における「新たな日常」の定着を見据えて、経営革新と人材育成・活用を加速させながら、「SDGs（持続可能な開発目標）戦略」「デジタルトランスフォーメーション戦略」「ブランド戦略」の3つを柱とする重点戦略へ限られた経営資源を集中的に投入することで、行政サービスの質の向上を図っていきます。
　時代は絶えず変化しています。変化することを恐れずに時代を先取りし、立ち止まる勇気をもつ臨機応変さを兼ね備えながら、区民の命と生活を守ることを第一とした、持続可能な区政経営を行っていきます。
　基本計画の後半5年間をしっかりと締めくくるべく、幸先よいスタートが切れるよう全力で取り組んでまいりますので、今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

「No.1プラン2025」の計画構成

計画期間　令和3年度から令和7年度（5か年）

重点戦略

　限られた経営資源を重点的に投入する戦略展開によって、厳しい財政運営の中でも、行政サービスの質の向上を図ります。

実施計画（49事業）

　計画的に進行管理していく主要事業について、各年度の事業量・経費・スケジュールなどを明らかにし、着実に事業の展開を図ります。

経営革新計画（16事業）

　持続可能な区政経営を実現するため、将来を見据えた柔軟な財務体質を実現するとともに、民間事業者などとの協創体制を構築し、新たなサービスを創造します。

人材育成・活用計画

　予測困難な時代における人材の育成・活用、組織のあり方、職員のめざす姿を示し、人を育てる・人が育つ取組によって、組織全体の成長をめざします。

公共施設等ベースプラン

　公共施設の長寿命化・ユニバーサルデザイン化・環境対策などを図るとともに、計画的・効率的な改修・更新を推進し、安心・安全かつ時代の要請に対応した公共施設を再構築します。

※本プランについて詳しくは、下記のリンクからご覧になれます。

• いたばしNo.1実現プラン2025

問い合わせ

政策企画課計画・SDGsグループ　電話番号3579-2013