都市型水害である内水氾濫に対し、調査の実施及び計画策定を求める意見書

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ページ番号1011608  更新日 2020年2月22日

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近年、都市の内部で水があふれる「内水氾濫」が頻発している。板橋区においても、毎年、道路冠水や床上床下浸水被害が発生している。この原因は、第一に、ヒートアイランド現象によって急激な上昇気流とそれによる局地的豪雨が発生したこと。第二に、以前では農地や緑地が雨水を吸収していたが住宅や道路に開発されることでその機能が低下したこと。第三に、低地に雨水が流れ込み、下水管の容量を超えたためとされている。そのため、被害は特定の地域に集中し、こうした地域の住民の不安は増しており、一刻も早い抜本的対策が求められる。
板橋区においては、道路排水設備の補強などを行っているが、これは、雨水を道路に溜めないための対処的なものにすぎず、雨水の処理能力の抜本的改善が必要である。下水道の管理責任者である東京都には、多発する内水氾濫に対して構造的改善を図る重大な責務がある。
よって、板橋区議会は、東京都に対し、内水氾濫に対する調査の実施及び計画策定を求める。

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

平成29年12月13日

東京都板橋区議会議長名

東京都知事 宛

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