「区長への手紙」としていただいたご意見と回答の要旨(令和4年4月から6月分)
令和4年4月から令和4年6月の「区長への手紙」について
令和4年4月から令和4年6月の間にいただきました、「区長への手紙」の回答要旨を掲載します。
受付通数及び件数
受付通数 | 133通 |
---|---|
処理件数 | 158件 |
- 処理件数は、1通の中に複数の要望・意見などがある場合、各々1件として積算した件数を示します。
年代別受付通数
計 | 20歳未満 | 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 50歳代 | 60歳代 | 70歳代 | 80歳以上 | 年齢不明 | |
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受付通数 |
133通 |
3通 |
2通 |
14通 |
17通 |
15通 |
18通 |
5通 |
2通 |
57通 |
割合 |
100% |
2.3% |
1.5% |
10.5% |
12.8% |
11.3% |
13.5% |
3.8% |
1.5% |
42.9% |
- 百分率の表示は、端数処理の関係から合計が100%になりません。
「区長への手紙」の要旨及び回答
学校提出書類の改善要望
要旨(令和4年4月11日受付)
子供が区立小学校に通っているのですが、入学時に提出する書面について改善したほうが良い点を要望としてお伝えします。
提出書面で至る所に連絡先、保護者情報を記載する形式となっていますが、記入量が多く毎回同じ内容であるため、保護者・連絡先情報は一つに集約し、複数の書面で保護者・連絡先情報を記載することを避けるべきです。運用としても、連絡先の順で書いてある書面があるにもかかわらず、その順に連絡がこないなど弊害がありました。
回答
区立小学校への入学に際し、ご提出をいただく書類が多く、保護者様には、多大なご負担をおかけしたことと存じます。
ご意見をいただいたことにつきまして、教育委員会事務局に確認いたしましたところ、区立学校では、緊急で保護者様に連絡を取る必要が生じた場合等に備え、保護者様の連絡先をご記入いただいた書類を、個人連絡用や引き渡しといった目的ごと、また、職員室や保健室等の保管場所ごとに、複数の書類をご提出いただいていることを確認いたしました。
ご提出いただいた書類は、それぞれの目的に応じ、速やかに保護者様にご連絡するためのものではございますが、ご指摘いただきましたとおり、保護者様のご負担や、運用上の弊害を勘案いたしますと、今後改善が必要な課題であると認識しております。
区立学校におきましては、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化の取組の一環として、欠席・遅刻連絡やアンケートのオンライン化、お便りのデジタル配信等に段階的に取り組んでおります。
入学時の提出書類も含め、デジタル化の取組を一層強化しつつ、紙でご提出いただく必要のある書類についても、内容や記入箇所を精査し、保護者様の負担軽減に向け検討するよう教育委員会に伝えました。
(担当:教育委員会事務局 教育支援センター)
ゴミ。粗大ごみ回収システムについて
要旨(令和4年4月14日受付)
- 回収システムに改善の余地があると思います。持ち込みですが、何度か利用したことがありますが、いつも他に持ち込み者はおらず、とても暇そうです。混みあっているならともかく、なぜ必要な時に持ち込むのではだめなのでしょうか?
- 高齢者が粗大ごみを出せずに困っているケースが多々あるのではないかと推察します。また高齢者が一般ごみを時刻通りに出せないケースもあるかと思います。区としてはそのようなことに関する相談、対応はできるのでしょうか?
- 粗大ごみのシールが盗まれてしまい、どうしたらいいかということで、センターやゴミ事務所の方と議論になりましたが、考えてみるとシール方式は、悪くないかもとも考えなおしました。回収が終わるまで領収書を置いておくよう注意喚起していただければと思います。
回答
日頃から、板橋区の清掃リサイクル事業にご協力と高い関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
ご意見いただきました件について、お答えします。
区では、粗大ごみの排出方法はご自宅の玄関前などの指定した場所へ収集にうかがう方法と、ご自身で持ち込んでいただく方法がございます。収集と持ち込みのどちらの場合でも区民の皆様には、お手数ではございますが事前予約をお願いしております。
これは、安全管理上、短時間の間に多数の粗大ごみが区民の方から持ち込まれた場合の混乱回避、区民の方のお車と区の収集運搬車両との錯綜防止、また粗大ごみの積み下ろしなどの作業を効率的に行うことによるものです。
また、区では、それぞれ一定の要件はございますが、ご指摘のような高齢者の方に加え、障がいのある方を対象に、粗大ごみ、一般ごみともにご自宅の玄関前まで収集にうかがっております。
そのような場合には、お住まいの地域を担当する清掃事務所にご相談いただいております。
区民の皆様には、粗大ごみを排出いただく際には、事前予約や粗大ごみ処理券(シール)の購入などお手数をおかけすることに対しまして大変心苦しく思いますが、引き続き効率的な粗大ごみ回収にご協力をお願い申し上げます。
また、粗大ごみ処理券の取扱いも含め、ごみの回収方法につきましては、今後も検討してまいります。
(担当:資源環境部 資源循環推進課)
市民農園について
要旨(令和4年4月19日受付)
今年初めて市民農園をお借りして、畑仕事を楽しんでいます。
種まきして、芽が出て、という様子は見ているだけでも楽しいです。
市民応援をお借りすることができて、とてもうれしく、またありがたく思っています。
ただ残念なことがひとつあり、市民農園をお借りできるのは1年未満で、冬を越して、5、6月に収穫する玉ねぎなどは、期間の関係で栽培することができません。いろいろな野菜を育ててみたいのですが、例えば2年契約でお借りできるような仕組みは作れないでしょうか?
区の市民農園の半分を隔年で抽選するなどの仕組みは難しいでしょうか。ご検討くださいますようお願いします。
回答
日頃から、区民農園をご利用いただきありがとうございます。
ご要望いただきました区民農園のご利用期間について、お答えいたします。
区民農園事業における農地は、農地所有者から区がお借りして、区民の皆様にご利用いただいておりますが、区内の農地は年々減少傾向にありまして、区民農園用地も少しずつ減少しております。このような状況の中、農地所有者の方が、区へ農地を貸しやすくして、なるべく多くの区民農園用地を確保するために、農地所有者との借用契約期間を1年間としております。
また近年、インターネット、テレビなどのマスメディアにおいては、家庭菜園が紹介されることも多く、例年、区民農園の申込み平均倍率は、約1.6倍と人気の事業となっています。このため、区民農園用地の借用期間が1年間であることや、利用を希望される多くの区民の皆様に、ご利用の機会を提供していくことを考え、区民農園の利用期間を1年間としております。
今回、ご要望いただきました複数年における区民農園の貸し出しについては、すぐにご要望にお応えすることは難しいと考えておりますが、今後、区民農園事業の運営を見直していく際には、今回いただきましたご意見を踏まえて、検討させていただきます。
(担当:産業経済部 赤塚支所)
ネズミをよく見ることについて
要旨(令和4年6月20日受付)
最近、商店街や自宅付近でネズミが道路を横断したり、駐車場に死骸がある事をよく見かけるようになりました。ねずみは疫病を運んでくると聞いたことがあり、増えているのではないかと心配になっています。他にもねずみが増えているなどの意見はありますでしょうか。また何らかの対応とかはされているのでしょうか。ご意見を聞かせて頂けたらと思います。
回答
ネズミの生息についてご不安を感じていらっしゃることについて心中お察しいたします。
お問い合わせの件についてお答えいたします。
区内のネズミ相談件数は平成13年をピークに減少傾向にありますが、住宅街などのネズミによる相談被害はここ数年も一定数寄せられています。現時点では増加傾向はみられませんが、ネズミの増減についてはわからないことも多く、引き続き注意が必要であると考えています。
全国的に都市部の建築物では主にクマネズミという種類が繁殖しています。これは一昔前に多かったドブネズミとは別種で、非常に学習能力や運動能力の高いネズミです。このため、従来ドブネズミ対策として行われていたわなや毒えさによる方法だけでは駆除が困難であるのが実情です。
保健所をはじめとする行政や駆除業者、研究機関等で様々な駆除手法が検討されていますが、現在のところ、「ネズミのすみ着かない環境づくり」((1)えさを与えない、(2)侵入口をふさぐ、(3)巣をつくらせない)が、既に被害にあっているご家庭でも、被害の予防を考えているご家庭でも、最も有効で、かつ、欠かせない対策であると考えられています。そのため、保健所では「ネズミ駆除作戦」というパンフレットを作成し、区ホームページや窓口等で周知を行っているほか、ネズミ被害の最も増加する冬季に向け、毎年秋に「広報いたばし」への記事掲載を行っております。クマネズミは寒さに弱く屋外では越冬できません。しかも、えさとして好む果実が冬季には少なくなるため、人家に侵入して被害を与えることが多くなります。そこで、一年の中でも、特にこの時期にしっかりと環境づくりをすることが重要であると考えております。
また、保健所の窓口や電話等では、随時ネズミの相談を受け付けております。ご自身で対策を行っても、なかなか解決できない場合は、現場での駆除方法の説明や、専門駆除業者の団体で実施している電話相談窓口の照会も行っています。
お問い合わせのネズミの死がいについては、個人の方や事業所で毒えさ等を使用している場合があり、その結果、ネズミの死がいが目に見える場所に出てきた可能性があります。ネズミ由来感染症は、人がネズミにかまれたり、ネズミの体に触れることにより直接的に感染する場合と、ネズミの糞や尿中に排泄された病原体が飲み水や食品を汚染し、経口的に取り込まれる場合があります。そのため、ネズミに直接触れるようなことがなければ感染のリスクは少ないものと考えます。
今後も、より有効な駆除方法を検討し、また、最善の情報提供を心がけて参りたいと思います。
(担当:健康生きがい部 生活衛生課)
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