「区長への手紙」としていただいたご意見と回答の要旨(令和4年10月から12月分)
令和4年10月から令和4年12月の「区長への手紙」について
令和4年10月から令和4年12月の間にいただきました、「区長への手紙」の回答要旨を掲載します。
受付通数及び件数
受付通数 |
145通 |
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処理件数 | 173件 |
- 処理件数は、1通の中に複数の要望・意見などがある場合、各々1件として積算した件数を示します。
年代別受付通数
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計 |
20歳未満 |
20歳代 |
30歳代 |
40歳代 |
50歳代 |
60歳代 |
70歳代 |
80歳以上 |
年齢不明 |
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受付通数 |
145通 |
2通 |
4通 |
8通 |
26通 |
18通 |
21通 |
5通 |
3通 |
58通 |
割合 |
100% |
1.4% |
2.8% |
5.5% |
17.9% |
12.4% |
14.5% |
3.4% |
2.1% |
40.0% |
「区長への手紙」の要旨及び回答
公式ホームページの翻訳機能について
要旨(令和4年9月26日受付)
板橋区公式ホームページについてご意見をさせていただきます。
公式ホームページは通常は日本語が使用言語ですが、使用端末としてスマートフォンを使った場合、言語設定を日本語以外の、英語や中国語にすると、その言語に合わせて機械翻訳の結果が表示される仕様であることを、ある知人が指摘して私が知ることになりました。作成時の言語は日本語でしょうが、その翻訳を使用端末の設定で強制的に翻訳されるというのは内容の正確性を保つうえで適切では無いと思いました。
機械翻訳は最近はかなりよくなっていますが、内容の正確性や表現の適切性という点で不十分であると思います。公式ホームページでの公式な言語である日本語を通常の表示言語として固定して、翻訳をユーザーがする、しないを選択できるようにする方が適切と思います。
そのような仕様に変更することを希望しますがいかがでしょうか。
回答
区公式ホームページは、自動翻訳機能を搭載し、国籍が多様化するホームページ閲覧者へのアクセシビリティ及びユーザビリティの向上、区政情報の発信力強化、SDGsの推進を図ってまいりました。
令和4年4月に、従前の任意の言語を選択し、翻訳ページに遷移する仕様から、パソコン、スマートフォンで設定した言語に合わせて、自動で翻訳される仕様に変更いたしました。
ご指摘のとおり、自動翻訳では内容が正確に表示されないことがあり、これは仕様の変更前・変更後においても同様です。しかしながら、日常的に使用する言語でストレスなく必要な情報を取得できることが、閲覧者にとって、メリットが大きいと判断し現在の仕様を導入した次第です。
なお、パソコン、スマートフォンで設定した言語に合わせて、自動翻訳されますが、画面右下に表示されます「言語選択ボタン」で任意の言語に変更することが可能です。
(担当:政策経営部 広聴広報課)
板橋区の保育園の保育士の人数について
要旨(令和4年10月3日受付)
先日、テレビで保育士さんが大変だというテーマでの放送がありました。それを見ていたら、国が定める保育士配置基準というものが出ていて、0歳児3人に保育士1人、1歳児から2歳児6人に保育士1人、3歳児20人に保育士1人、4歳児から5歳児30人に保育士1人となっていて、これは戦後ほとんど変わらないとありました。
非常識ではありませんか。朝から夜まで、ご飯からトイレ、オムツ替え、昼寝、散歩をすべて面倒みてごらんなさい。私は子ども2人だけで手いっぱいでした。
こんなとんでもない決まりは廃止し、板橋区は新たな基準を決めるべきです。現状は違っていたとしても、こんな国の基準、法律があっては問題です。
是非とも現区長のうちにこの基準改定までもっていってほしいです。区長が国民の先頭に立ち、基準を変えてほしい。板橋区は東京の中でも最も進んだ区であるということを証明してほしい。
回答
板橋区では、安心・安全で充実した保育を行うために、保育士配置基準を区独自に定めており、国や東京都の基準を上回る人員を配置しています。
内容といたしましては、年齢別配置要件を手厚くしているほか、保育園の規模や運営形態に応じて保育士の加算を行っております。
また、国や東京都において定めのない様々な要件(生後6か月未満の児童や障がいや発達の遅れなどにより支援が必要な児童の保育を行う場合など)につきましても、保育士の配置などを行うことにより、保育の充実を図っております。
今後も保育水準の確保とともに、さらなる保育の質の向上に努めてまいります。
(担当:子ども家庭部 保育運営課)
問い合わせ先に必ずメールのアドレスを。
要旨(令和4年10月3日受付)
広報に記載の問い合わせ先は、ほとんど電話のみです。ファクシミリを持っていないため、区役所やさまざまな場所への問い合わせが、メールまたはチャットで行えると本当にありがたいです。
今やデジタル社会。電話ができる場合でも、メール対応も可なところが増えてきました。区民は、聴こえる人、視える人だけではありません。メール対応システムを作っていただけたらと思います。
また、メールの場合は、返信が遅れるというのも時代には即わないと思います。窓口でも、音声認識ソフトを導入して、筆談という旧式な情報保障ではなく、同時にやり取りできるようソフトを入れてください。
回答
広報及びメール対応について、お答えいたします。
広報紙は紙面に限りがある事から、多くの情報を掲載するため、簡潔な表現により編集、発行をしております。このため、本来であれば、複数の問い合わせ方法を入れることが望ましいのですが、一部の記事に二次元コードを掲載し、広報紙に記載のない情報を確認できるよう、区ホームページをご案内することに紙面上はとどまっています。広報紙の掲載記事の多くは、区ホームページにも掲載されておりますので、お手数ではございますが、ご利用いただければと存じます。
また、区ホームページには、区民サービスやイベントなどへのお問い合わせやご意見などを、フォームメールを使用して、ご送信いただく機能がございます。区ホームページの各ページ下部にあります「このページに関するお問い合わせ」内の「お問い合わせは専用フォームをご利用ください」を押下していただくなどの方法がございます。「区民の声収集システムの概要」のページに説明を記載しておりますので、ご参考にしていただければと存じます。
お問い合わせ、ご意見などには、速やかにご回答するよう努めておりますが、内容によって調査を要するため、回答までお時間をいただく場合もございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
次に、窓口への音声認識ソフトの導入などについて、お答えします。
令和4年11月から、区役所1階の庁舎案内において「どこでも通訳」という通訳者がテレビ電話越しに対応するもので、外国語と手話への対応が可能となっております。「どこでも通訳」については、庁舎案内での活用状況によって、拡大を検討いたします。
また、手話の映像をシステムに取り込み、テキストデータに変換し、文字として翻訳するシステムを事業者と研究中です。まだ、実用化に至っておりませんが、区役所の職場内で実験を行っているところでございます。
このほかにも、システムではございませんが、区役所内では手話通訳を交えて相談できるよう、手話相談員を2階に配置しています。また、手話についての理解啓発として、区役所の職員向けに「手話ニュース」を発行しております。簡単なあいさつの紹介や、言語としての手話の理解、聴覚障がい者への対応について、このニュースを通じて周知しております。
区では、聴覚障がいだけでなく、全ての人が支障なく情報取得などができる環境整備や、職員をはじめ区民の方への理解促進も重要な課題と考え、今後も対応してまいりたいと考えています。
(担当:政策経営部 広聴広報課、福祉部 障がい政策課)
小中学生のための遊び場
要旨(令和4年11月21日受付)
私は放課後にお友達と遊ぶ時間がとても好きです。
ですが、近くには小学生などが自由に過ごせる児童館などがありません。中央図書館もお引越ししてしまいました。公園は夏はとても暑くて、冬はとても寒いです。子どもたちが安心して過ごせる室内があったら嬉しいです。あと、公園では小さい子もいてボール遊びや遊具でものびのび遊べません。思いっきりボール遊びもできる場所も欲しいです。
回答
区では、放課後に小学生が安全で安心して過ごせる居場所として、「あいキッズ」を運営しています。利用登録をしていただければ、その学校に通う子どもたちは誰でも利用することができます。
あいキッズでは、お部屋の中で学習、読書、工作などをしながら過ごしたり、校庭や体育館でボール遊びや鬼ごっこなどで思いっきり体を動かしたりすることもできます。
また、区立小学校の校庭は、土曜、日曜、祝日の午後1時から午後5時まで(10月から2月は午後4時まで)を「子どもの遊び場」として開放しています。そのうち、午後1時から午後2時までの間は「キャッチボールとサッカーの時間」として、軟式野球ボールやサッカーボールを使った遊びができます。
ぜひ、お友達と一緒に、あいキッズや子どもの遊び場を利用して、楽しく過ごしていただければと思います。
(担当:教育委員会事務局 地域教育力推進課)
小竹向原の発展について
要旨(令和4年12月7日受付)
8月に他区から越してきたものです。小竹向原駅は特急も止まり便利だと思いきや、駅前にお店が少なく閑散としております。
カフェやファストフード店など作らないのは理由がありますか。
江古田や千川に行けばお店があるのは承知ですが、友人も同じ駅に住んでおり最寄り駅での住みやすさ向上を求めます。
回答
小竹向原駅付近の商業施設などの不足につきましては、都市計画上の課題として区も認識しているところであり、都市計画の基本的な方針である『板橋区都市づくりビジョン(平成30年3月策定)』に、向原エリアの主な課題として、「小竹向原駅は、商業施設等の生活利便施設が不足していることや、バス路線の接続が悪いため、生活の拠点としての利便性向上が求められています。」と記載しているところです。
ご意見にありましたカフェやファストフード店などの店舗については、規模にもよりますが、板橋区内であれば、現行の法規制でも立地することが可能です(小竹向原駅の周辺は一部練馬区となっており、練馬区側は「第一種低層住居専用地域」と呼ばれる用途地域であるため、店舗の立地が厳しくなっています)。
小竹向原駅は、池袋、新宿、渋谷、横浜などの大きな都市へ一本で結ばれ、その交通利便性の高さから、今後の発展が見込まれています。
大規模マンションの建設などによる人口増加が予想されるほか、都市計画道路の整備も着実に進みつつあり、地域を取り巻く状況も大きな変化が生じると考えています。
今後も、地域の皆様からのご意見なども踏まえて、駅にふさわしいインフラ整備や街の魅力の創出などについて検討してまいります。
(担当:都市整備部 都市計画課)
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