令和2年度第31回庁議(本部会議:「エコポリス板橋」推進本部)

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ページ番号1032907  更新日 2022年9月29日

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庁議記録

【会議名】
令和2年度第31回庁議(本部会議:「エコポリス板橋」推進本部)

【日時】
令和3年3月24日(水曜日)午前10時25分から午前11時35分まで

【場所】
災害対策本室A~C

【出席者】
区長、副区長、教育長、常勤監査委員、政策経営部長、総務部長、危機管理室長、区民文化部長、産業経済部長、健康生きがい部長、保健所長、福祉部長、子ども家庭部長、資源環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、地域教育力担当部長、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、区議会事務局長

【関係課長】
環境政策課長、資源循環推進課長

【次第】

  1. 審議事項
    1. 「(仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025」策定に係る原案について
  2. 報告事項
    1. 板橋区災害廃棄物処理計画の原案について
    2. 「板橋区版プラスチック・スマート」の令和2年度における取組と今後の展開について

概要

審議事項

(1) 「(仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025」策定に係る原案について

環境政策課長(説明)(資料1-1~1-5)

【審議目的】
「(仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025」の原案を提示し、最終案に向けて今後の方向性を決定する。
【主な意見】

  • ゼロカーボンシティ宣言については、宣言することよりも宣言した後にどのような目標を立てて戦略的に取り組むのかが重要である。
  • 区内事業者に環境対策に取り組んでもらえるような誘導策を検討する必要があるのではないか。具体例としては、建材のプレカットをはじめ、現場で建築廃棄物が出ないように設計段階で工夫し、現場では組み立てるだけで完了するようにするなどといった条件を入札資格要件に付加するなどが考えられる。
  • 学校等の区施設では、まだ照明のLED化が完了していないが、計画的に施工する必要がある。
  • 駅前再開発等の大規模開発においても、環境の所管だけでなく、まちづくりの関係部署等と連携する必要があるのではないか。例えば、当該プロジェクトに係るゼロエミッション宣言を、開発事業者が決定するタイミング等で行えると良いのではないか。
  • 計画策定後、目標達成や成果をあげていくためには、アクションプランにまで精度を高めていくべきである。ただ、指標となる数値に関しては、例えば緑化の評価は感覚的な側面もあり、数値から受ける印象と実際の緑化面積がもたらす成果の受け止め方には差異が生じる可能性がある。成果と数値が必ずしも一致しないこともあるので、対応について各主管課と協議した方が良い。
  • 施設には壁面緑化が適さない建物もあるので、その建物に適した緑のカーテンを施したり、各主管課と協議して大規模建築物指導要綱や緑化指導基準等のルールを見直したりするなど、様々な可能性を追求してみてはどうか。
  • ペーパーレス化は必要であるが、紙を全く使用しないことは難しい。環境等に配慮して適正に管理された森林木材による製品であることを証明する「FSC認証」を受けている紙を使用するなど、区内事業者の活用も含めて検討すると良いのではないか。

【審議結果】
原案として大筋承認する。また、今回提出された意見等を踏まえて原案を修正するとともに、最終案に向けてさらに調整していく。

報告事項

(1) 板橋区災害廃棄物処理計画の最終案について

資源循環推進課長(説明)(資料2-1,2-2)
〔主な質疑応答〕

  • 本計画では、廃棄物の仮置き場の候補地を公園としているが、「Ready -Go」方式で対応するためには一定のパターンを予め決めておく必要があるのではないか。
    • 過去の震災や水害では、自宅前の道路に廃棄物を並べる状況が必ず確認されており、その後、どこかの空き地に捨てに行くという流れが想定できるが、仮設住宅の設置場所として指定されている公園もあるため、事前に調整したい。水害の際は、公園が使える地域と使えない地域がはっきりと分かれるので、公園の利用と重複しないよう整理したい。
  • 洪水の危険性が高まった際に、区が保有する清掃車両を公園へ退避させることができないか検討しているので、調整させてほしい。
    • 洪水の際の清掃車の取り扱いについて、今後の課題として継続して検討していきたい。
(2)「板橋区版プラスチック・スマート」の令和2年度における取組と今後の展開について

環境政策課長(説明)(資料3)
〔主な質疑応答〕

  • 板橋区役所は区内最大の事業者であり、他の事業者の模範となるよう、廃プラスチックを可能な限り排出しない姿勢を率先して示していく必要がある。例えば、各施設に設置しているペットボトルを含む飲料の自動販売機の扱い等を検討してはどうか。また、コロナ禍により、区職員が昼食でテイクアウトを利用する機会が増え、庁舎内でごみとして排出される弁当容器も増えている。これらの処分に関することなど、職員一人ひとりが意識できるような情報発信も必要である。
    • 庁議報告することにより、全庁的な情報共有を想定している。昨年2月より「板橋区版プラスチック・スマート」対策に取り組んできたが、今年度はコロナ禍のもとでプラスチックが感染防止のために重宝がられていることも多く、庁内外に情報発信がしづらい状況にあり、取組としては十分ではないと捉えている。
  • プラスチックごみの分別回収については、既に12区が実施している状況を踏まえると、もっとスピード感を持った対応が必要ではないか。
    • プラスチックごみの分別回収については、多大な経費増を伴うことや仕分けを行う中間処理施設を確保することが大きな課題となっている。可能な限り早期に前倒しで実施できるよう検討していく。
  • 他自治体を訪れた際、自動販売機よりもウォーターサーバーの方が目に留まる好位置に設置されており、ワンウェイプラスチックを減らしていこうとする自治体の意気込みが伝わってきた。本区においても、板橋Cityマラソンで使い捨てプラ食器の代わりに食べられる食器を導入する予定であったが、コロナ禍で実現できなかった。ただ情報を発信するだけではなく、例え小さなことであったとしても、そのような区の取組姿勢を目に見える形で示すことにより、区民の方々にわかりやすく伝えていくことが重要である。
  • ウォーターサーバーの設置とマイボトルの推奨を個別に捉えるのではなく、それらを統合し一貫性を持った取組に集約することも重要である。何故ワンウェイプラスチックの削減に取り組まなくてはならないのか改めて考え、より成果が期待できるものについては重点的に取り組むことも検討すべきではないか。

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