平成29年度第12回庁議(第4回経営戦略会議)

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ページ番号1007249  更新日 2020年1月25日

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庁議記録

【会議名】
平成29年度第12回庁議(第4回経営戦略会議)

【日時】
平成29年8月21日(月曜日)午前9時00分~10時45分

【場所】
災害対策本部室

【出席者】
区長、副区長、教育長、常勤監査委員、政策経営部長、技術担当部長、総務部長、危機管理室長、区民文化部長、産業経済部長、健康生きがい部長、保健所長、福祉部長、子ども家庭部長、資源環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、教育委員会事務局次長、地域教育力担当部長、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、区議会事務局長、政策企画課長、経営改革推進課長、財政課長、広聴広報課長、総務課長、人事課長、赤塚支所長

【次第】

  1. 審議事項
    1. シニア世代活動支援プロジェクト案について
    2. 認可保育所等保育料の見直し(案)について
    3. (仮称)熊野・大山・氷川トライアングル【KOH-T】ビジョン(素案)について
    4. 板橋区緑の基本計画2025(骨子案)について
  2. その他

概要

区長挨拶

(1)8月15日(火曜日)、19日(土曜日)と気象警報が発令され、区内においても積算雨量68.5ミリと多くの雨が降った。幸い大きな混乱はなかったが、水防対策並びに危機管理の職員には臨機応変に対応していただき感謝申し上げる。今年は特に雨が多く7月~8月の日照時間が短かったために米や野菜の出来が良くないと聞いている。今後も気象の影響に限らず、他自治体および地方にも目を向けていただき、こうした声に耳を傾けるようよろしくお願いする。
(2)8月3日(木曜日)に行われた行政評価委員会で報告書を受け取った。委員の皆さまからは、おおむね好意的な評価や意見を頂戴した。各所管では、評価を受けるための資料作成ではなく、自己点検を兼ねた、施策の展開に活かせる資料作成を心がけてほしい。行政評価をひとつの物差しとし事業のPDCAサイクルにうまく活用してほしい。指定管理や委託を取り入れている事業についても同様に、各事業執行の際は「時間」「ひと」「区政サービス」を「システム化する」という4つの視点を持って、区民の方々からも更なる高評価をいただけるような上質な区政に結びつける取組に期待する。
(3)窓口業務についても絶えず見直しを行ってほしい。また通常業務を支える職員の働き方改革も非常に重要である。継続的な取組の改善で、区行政の基盤をしっかり構築すると相乗して魅力発信事業に活きてくるのではないか。
(4)「中学生広島平和の旅」「中学生長崎平和の旅」は事故もなく無事に終了した。また、20日(日曜日)には区内中学生23名がホームステイ先となるマレーシアへ出発した。現地の方も生徒の到着を非常に楽しみにしていると聞いている。25日(金曜日)に帰国する予定であり、報告を受けるのを今から楽しみにしている。これらが有意義な派遣事業となり、今後も継続していく取組になるよう期待する。
(5)北京市石景山区友好交流10周年記念事業と題し28日(月曜日)から先方を訪問する。7月には田利躍副区長をはじめとする6人の石景山区公式訪問団が区を訪れている。友好親善はもちろん、高齢化問題や公共施設の更新に対する対応等、共通課題について活発な意見交換を行いたい。
(6)今週は閉会中委員会の開催が予定されている。約2か月ぶりの議会であるが、各事項における丁寧な説明は勿論のこと、簡潔な答弁ができるようしっかりと準備をし、委員会に臨んでもらいたい。
(7)まだまだ蒸し暑い日が続く。特に現場職員はくれぐれも体調に気を付けて業務に励んでほしい。働きやすい職場環境、能率・効率のいい職場を作っていくようお願いする。

審議事項

(1) シニア世代活動支援プロジェクト案について

健康生きがい部長 説明
【審議目的】
シニア世代活動支援計画の策定からプロジェクトの立ち上げに方針転換することについて、その目的や進め方を審議する。
【主な意見】

  • 「シニア活動推進計画」と今回のプロジェクトはどう整理していくのか。
    →検討した結果、行政計画の形になじまないため、外部専門家の知見を活用したプロジェクトに方向転換することとした。
  • 本案の位置づけはどのようなものか。4月を目途に作成するまとめが改めてプロジェクトの内容となるのか。
    →本案はプロジェクトの方向性・方針を定めている。今後、各部署で行われている施策や課題を体系化・類型化しながらプロジェクトの内容をまとめていく。
  • ガイドブック作成は来年4月のまとめの段階で行うのか。
    →今年中の作成をめざしている。外部専門家が構成員となっているシニア活動推進計画策定委員会を開催しながら、区民の皆さまや職員向けに好事例・先進事例を提示したい。
  • 本案は施策・組織横断的に協働・連携することで相乗効果を狙う「未来創造戦略」と近しいものとなっている。全庁的に歩調を合わせていきたいので調整をよろしくお願いしたい。
  • 「生きがい就労」を積極的に検討することを要望する。
  • 団塊の世代が65歳を迎えるにあたって高齢者の活動推進の検討を始めたが、当時と現在ではどういった点が異なっているのか。
    →かつては高齢者の活動推進において指針・方針が明確に定められていなかった。高齢者の価値観の転換に関する検証はまだ十分ではないが、高齢者の定義そのものが徐々に変化してきている。国等の動向や社会情勢に留意し、今後も検討を進める。

【審議結果】
提案のとおり決定し、この方向性に沿って事業を推進することとした。

(2) 認可保育所等保育料の見直し(案)について

子ども家庭部長 説明
【審議目的】
保育料の見直しについて検討内容を審議する。
【主な意見】

  • 保育料の見直しは4年に一度行っているが次回の見直し時期は今後の財政状況を勘案しながら検討してほしい。
  • 保育所運営経費のうち保護者が負担する割合は23区平均で13%とのことだが、最も負担割合が小さい区の値はどれくらいなのか。
    →調査時点で最も小さいのは練馬区の9.2%であるが、来年4月より保育所運営経費の10.8%の割合となるような改定を予定している。なお、墨田区10.5%、新宿区10.7%と続く。反対に負担割合が大きい区は、中野区16.9%、文京区16.1%、世田谷区15.7%となっている。

【審議結果】
原案のとおり決定する。

(3) (仮称)熊野・大山・氷川トライアングル【KOH-T】ビジョン(素案)について

都市整備部長 説明
【審議目的】
(仮称)KOT-Tビジョンの策定に向けて策定検討会の検討を経て作成した素案について審議する。
【主な意見】

  • 「交通結節点の形成」について、事例では大山駅前広場の形成を挙げているが、路線バス誘致やタクシープール等の行政が主体となって検討する事業もあるのではないか。
    →記載について検討する。なお、本ビジョンは指針となるものであり、計画のように細部を定めるものではない。細部については、今後も検討会等で検討していく。
  • 民泊については、本ビジョンに掲載する前に区の考え方をしっかり固めておく必要がある。
    →まちづくりに合わせて検討を進める必要があるため、現時点での可能性を踏まえて記載している。
  • 民・学・公の連携によるまちづくりに、鉄道事業者や東京都はどのように関わっていくのか。
    →現在、大山では3つのまちづくりを考える会と2つの準備組合があり、ここに鉄道事業者と東京都が関わっていく。まずは既存の会で議論を進め、ある程度意見がまとまった時点で、全体の連携体制をコーディネートする予定である。
  • ビジョン策定後のスケジュールや展開の有り様について伺う。
    →本ビジョンを、現在展開している複数の事業の指針とし、個々の事業を推進していく。すぐに別の組織を立ち上げる予定はない。
  • 大山まちづくりのスケジュールが知りたい。鉄道立体化、駅前広場の整備、道路整備の完了時期と事業規模はどれくらいなのか。
    →補助26号線の整備は、平成32年度までに終了する予定で動いているが、現在の用地取得が10%に満たないため、未確定の状態である。鉄道立体化は、平成30年度に都市計画の素案をまとめる予定である。
  • 「地方」「田舎」「郊外」という言葉が用いられているが、それぞれ表現するものが異なる。より正確なイメージを与える表現を検討するべきである。
  • 熊野町エリアは交通の便もよく、まちづくりを進める上で良質な地域資源がある。本ビジョンにおいても、より検討を進めてもらいたい。

【審議結果】
提案のとおり大筋決定し、引き続き検討を進めることとした。

(4) 板橋区緑の基本計画2025(骨子案)について

土木部長 説明
【審議目的】
計画改定を進めている「板橋区緑の基本計画」について、骨子案の内容を審議する。
【主な意見】

  • 「みどりを取り巻く社会動向」の部分で記載のある、少子高齢化の進展や東京オリンピック・パラリンピックの開催が、どのように本計画へつながっていくのか。
    →つながりが分かるような記載を、パークマネジメントの基本方針とともに検討する。
  • 本計画の目的は緑の面積を拡大することなのか、公園の意義・機能に踏み込んだものなのか。
    →公園に限らず公園・緑・水等の環境すべてを含んだ計画としている。
  • 平和公園、城北公園、交通公園やスポーツ公園に見られるように、公園の機能がこれまでと変化してきている。公園整備に関する目標値を設定するにあたっては公園の新たな機能や概念を検討要素に加えてはどうか。

【審議結果】
今回の提案を踏まえ、引き続き検討を進めていくこととした。

その他

次回日程 平成29年9月5日(火曜日)午前9時00分~

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