令和元年度第28回庁議(本部会議:「エコポリス板橋」推進本部)

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ページ番号1031486  更新日 2021年2月24日

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庁議記録

【会議名】
令和元年度第28回庁議(本部会議:「エコポリス板橋」推進本部)

【日時】
令和2年2月6日(木曜日)午前9時40分~午前10時45分

【場所】
災害対策本部室

【出席者】
区長、副区長、教育長、常勤監査委員、政策経営部長、総務部長、危機管理室長、区民文化部長、産業経済部長、健康生きがい部長、保健所長、福祉部長、子ども家庭部長、資源環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理者、教育委員会事務局次長、地域教育力担当部長、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、区議会事務局長

【関係課長】
環境政策課長、資源循環推進課長

【次第】

1 審議事項

  1. (仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025策定に係る中間のまとめ(骨子案)について
  2. (仮称)「板橋区版プラスチック・スマート」の取組について

2 報告事項 

  1. 板橋区災害廃棄物処理計画の策定について
  2. 板橋区環境基本計画2025の進捗状況について
  3. 板橋区一般廃棄物処理基本計画2025の進捗状況について
  4. 板橋区環境教育推進プラン2025の進捗状況について
  5. 環境マネジメントシステム環境目標の実績報告について

概要

審議事項

(1) (仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025策定に係る中間のまとめ(骨子案)について

環境政策課長───説 明───(資料1-1、1-2)

【審議目的】
現在策定作業を進めている「(仮称)板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025」に係る中間まとめ(骨子案)を提示し、素案の作成に向けての今後の方向性を決定する。
【主な意見】

  • 10年前の冷蔵庫を新しい物に買い替えた場合に、どれだけCO2削減効果があるかなど、計画に掲げられた目標値に対し区民の方々がどのような取組を行えばCO2を削減できるのか、具体的に例示すると分かりやすくなるのではないか。
  • 昨年度ポーランドのカトヴィチェで開催されたCOP24に参加したが、会場では参加者に水筒が配られ、参加者はその水筒で各々水を飲んでいた。このような取組は、これからの方向性を示唆していると感じた。環境問題に対する取組は、分かりやすく感性に働きかけるものであることが重要である。今後の「エコポリス板橋」では、環境クオリティが高いものを購入するようなマーケットや文化を創っていくことが重要である。そのためには現在の環境のトレンドを掴み、新たな教育とルールを構築し、各主体が自発的に取り組んでいくことが第一歩である。例えば板橋区で、いずれかのタイミングでペットボトルを販売している自動販売機を全庁的に紙パック主体のものとするなど、自らが率先してトレンドを創り感性に働きかけるような啓発をしていくことが重要であると感じている。

【審議結果】
中間まとめ(骨子案)として承認された。また、今回出された意見を踏まえ、同計画の素案を今後作成していく。

(2) (仮称)「板橋区版プラスチック・スマート」の取組について

環境政策課長───説 明───(資料2)

【審議目的】
(仮称)「板橋区版プラスチック・スマート」の取組についての方針を提示し、その方向性に沿って全庁的に取り組んでいくことを決定する。
【主な意見】

  • エコポリス板橋環境行動委員会の活動を、新たな取組に変化させていくのが良いのではないか。現在の活動は、地域の方々がボランティアで清掃活動している印象が強い。昨今の価値観やライフスタイルの変化に合わせ、それに応える環境行動委員会となるのが望ましいと感じている。
    →現在は板橋クリーン作戦や街の美化を各地区の委員会の皆様にお願いしているが、区民全体に拡がる取組に見直す時期にきているのではないかと考えている。
  • 一部の区立中学校では、生徒自身から給食の牛乳パックについているストローを使うのをやめようという意見が出て、取り組み始めている。

【審議結果】
庁内のプラスチック使用を極力控えていくことを決定した。区のスタンスや取組案については、今後の庁内調査を踏まえ「エコポリス板橋」推進本部で引き続き審議する。

報告事項

(1) 板橋区災害廃棄物処理計画の策定について(資料3)

令和2年度に板橋区災害廃棄物処理計画を策定することについて、計画の目的、計画の主要な内容、策定体制及びスケジュールについて報告を行った。
〔主な質疑応答〕

  • 災害廃棄物処理体制の国・都・区の役割分担について、具体的にベースになるものがあるのか。それとも、これから協議していく場があるのか。また、アスベスト有害物質の置き場の選定等も計画に入ってくるのか。
    →国や都には、既に計画がある。特別区全体としても処分、処理、収集、運搬についてどのように行うのか、業界団体と協定を結ぶ予定である。それらを踏まえて、収集運搬については各区で担当し、中間処理は東京二十三区清掃一部組合が担当することは骨子として概ね決まっている。併せて一次仮置き場の選定を行い、最終的には二次仮置き場に持ち込んで処分する。広域になると都内だけでは対応しきれないため他の道府県に協力を仰ぐことになるが、その際は都を通じて依頼することになる。アスベストについては様々な意見が出てくると思うので、計画の中で詰めていきたいと考えている。
  • 今後、清掃一組や他の特別区との間で協議を進める必要があるが、資料に提示されているスケジュールで問題ないか。
    →特別区では、産業廃棄物系の団体とこれから協定を結ぶ予定である。一般廃棄物については東京環境保全協会をはじめとする雇上業者と連携しながら進めている状況である。また、23区のうち災害廃棄物処理計画を策定しているのは概ね半数で、残り半数の区は来年度を目途に策定する予定となっているので、整合を取りながら進めたいと考えている。
  • 計画の策定スケジュールについて、審議会が絡まない計画の場合、最終案は年明けの庁議で審議決定し、2月の第一定例会を経て、翌年度から計画を進めていくという流れが多い。資源環境部の計画は3月に資源環境審議会があるため4月の委員会報告にならざるを得ない状況になっている。通常の計画策定スケジュールに比べると策定時期が後ろにずれ込んでいるため、予算の担保も含め翌年度から実効性のあるものになるのか疑問を抱かせることになる。資源環境審議会を早い時期に開催することや、計画に盛り込む事業の実施に必要な予算の担保等については、関係部署と事前に十分調整するようにお願いしたい。
    →計画の策定・公表については、新年度当初予算プレス発表と同じタイミングとなるように進めていくのが常道であることは認識している。可能な限りスケジュールについては調整していきたい。また、予算についても関係部署と詰めたうえで計画初年度から実効性を持たせるようにしていく。
(2) 板橋区環境基本計画2025の進捗状況について(資料4)
(3) 板橋区一般廃棄物処理基本計画2025の進捗状況について(資料5)
(4) 板橋区環境教育推進プラン2025の進捗状況について(資料6)
(5) 環境マネジメントシステム環境目標の実績報告について(資料7)

一括で進捗状況及び実績報告を行った。
〔主な質疑応答〕

  • 各計画について「停滞」や「非達成」になったものについて、その原因について分析した上で今後の方針を考えていくようお願いしたい。
  • 各計画とも「停滞」が多いが、他自治体と比較して元々高い目標値を掲げているのか。もし高い目標値となっているのであれば、その旨を記載してはいかがか。
    →他自治体との比較資料は手元にないが、計画策定当時と現時点の状況を比べ目標値が適切であるかの検討は必要であると考えている。また、板橋区環境教育推進プラン2025の成果指標については「順調」「停滞」の2つの評価評語しかなく、前年度より数値が若干上向いたとしても全て「停滞」の評価になってしまい、取組の努力が見えづらくなっている。ただし、指標そのものについては計画策定当初に既に2025年までのスパンで設定しているため、抜本的に変更することは難しい。計画期間の中間点で計画期間後半に向けて見直しをかける際に、調整していく必要があると考える。
  • 板橋区環境基本計画2025について、指標の部分を少し変える程度にするのか、それとも大きく変えるのか伺いたい。
    →大きく指標の内容を変更すると、計画期間満了時の総括的な評価が困難になるなどといった弊害も踏まえながら、今後検討していく。

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