三園小学校(令和元年6月25日訪問)

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ページ番号1012041  更新日 2020年1月25日

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教育長ぶらっと訪問

三園小学校を訪問しました。今年度4年目の玉田秀穂校長先生、今年度本校主幹教諭から昇任された根本裕子副校長先生に温かいお迎えをいただきました。今日は午後からの“ぶらっと訪問”でしたので、校内研究会を参観することができました。区立小中学校、幼稚園では、その学校園ごとに子どもたちの実態や板橋区の教育の方向性に合わせて、校内で研究する教科や領域等を決めて、研究授業・保育を通して質の高い授業・保育をめざすという文化があります。

本校は国語科で「正しく読む力を育てる指導の工夫」という研究テーマで3年目の研究に入っているそうです。今日は、今年度第1回目の研究授業を研究主任の岩波法子先生が、ご自身が担任する3年1組で行いました。板橋区授業スタンダードにそって、この時間のめあてがしっかり明記され、それを子どもたちと共有してのスタートでした。

まずは、今日学習する部分を全員で音読しました。どの子も姿勢を正し、口を大きく開け、はっきり読んでいる姿は日頃のご指導の成果でしょう。音読や視写(書いてある文章を丁寧に書き写すこと)はまさに国語指導の、いえいえ教育の原点です。これらをしっかり行うことは板橋区のめざす「読み解く力」の育成にもつながると思います。

岩波先生は、子どもたちの考えをできるだけ多く発表させるためにペア学習の充実を図っていました。子どもたちが考えたことを、挙手させて代表の何人かの子どもに発表させるだけでなく、隣同士で自分の思いを発表させる場面を多く組み入れており、これも「読み解く力」の育成には欠かせない指導法だと考えます。

また、文章と視覚資料を組み合わせ、子どもたちに発表させる機会も設けており、子どもたちが活躍する場面が数多く見られました。

そして、最後はこの1時間の振り返りを子どもたちにしっかり書かせる指導も行われ、熱心に書く子どもたちの姿に圧倒されました。素敵な時間を過ごさせていただきました。

写真1
(左から)玉田校長先生と根本副校長先生
写真2
明記された「めあて」を共有し授業スタート

写真3
音読時の姿勢の正しさは日頃の成果でしょう
写真4
ペア学習の充実を図り、隣同士での発表も

写真5
文章と視覚資料を組み合わせる点も特徴的
写真6
熱心に振り返りを書く姿に圧倒されました

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