ボランティア・市民活動情報コーナー 平成26 年度報告
『シニアの住まい・暮らし・看取りを考える』 私たちのまちを学んで、もっと好きになろう(7)
(平成26年3月15日開催)
(1)最期(看取り)まで、安心して暮らす (淑徳大学短期大学部教授:塩野敬祐)
区内のさまざまなタイプの高齢者向け住宅について。所得制限、介護レベル、介護保険利用(一割負担)の可否、看取り対応の有無など、調査した結果を一覧表にし、お話しいただきました。
(2)医師会と地域の取り組み (板橋区医師会在宅医会会長:佐藤恵)
老々介護の現状における取り組みについて。高齢者が元気なうちに共助しあう大切さ、区内18か所にある地域包括支援センター、ワンストップで相談できる在宅療養相談室の情報、「人の役に立つ=いきがい」を得て元気になった方の具体例など、板橋で生き切りたい方へのエールとなるようなお話でした。
(3)多世代コミュニティ作り、仕掛ける生き方 (一般社団法人コミュニティネットワーク協会広報:渥美京子)
協会が地域で高齢者向け住宅の企画・運営をしていくにあたり、多くの話し合いの会を経てきた。世間のニーズの9割は自宅で暮らすこと。そのためには、どう暮らす(生きる)か、最期をどうしたいか、自分で決めておく必要があること。住んでいる方同士が仕事を作り出しているという、参加型の住まいの例などもお話いただきました。
全体的に身近な話が盛りだくさんだったので、身に迫る話を聞けて良かった、参考になったという参加者の声が多かったようです。
終了後のアンケート
- グループで話し合えてよかった。尊厳死についてまた講師を紹介してもらい、話し合いたいです。
- 介護の将来像としての地域包括システムの考え方がまだ区民に理解されていないと思います。「絵に描いた餅」にならないように、私たちが何をしたらよいのか、もっと知りたかったです。
- 初めての参加でしたので全部を理解することはできませんでした。板橋の老人ホームのことを知りたいのが第一の願いです。板橋区からお知らせください。
- 自分の希望に合う広さ・金額の住まいを見つけていきたいですね。
- 今回のフォーラムで「各テーマ」について気付かされました。今後に生かせていくように考え行動したいと思います。
- 介護者の具体例による説明があればもっと理解しやすいのではないか。
- 広報を見て飛びついての参加でした。まさに塩野先生のお話の通りの生活が5日後から始まります。夫の世話ですが、なかなか思い通りに事は進まない、と経験して思っている最中です。
- 介護サービス、住宅、施設についての話がもっと聞きたかったです。医師の話がとくにわかりやすくて良かったです。
- 地域の福祉・情報を知る事が出来たので良かったです。
- 在宅医療か、施設への入居かと迷っていたが、施設でも在宅医療が含まれるものもあるなど、勉強になった。こういった機会への参加の必要性を感じる。
- こういったことに対して初めての参加です。いろいろ考えさせられる意義ある会でした。また参加したいです。
- 自身を含め、親・子供のことも考える良い機会でした。
- 身に迫る良いお話を聞けて大変、勉強になり、参考になりました。

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