大原社会教育会館 平成24年度はたいくフォーラム報告

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ページ番号1013018  更新日 令和2年1月25日

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大原社会教育会館の平成24年度はたいくフォーラム「働く?育児? ふたりで考えよう!わが家の仕事・家事・育児」の事業報告です。

1 フォーラムの概要

(1)日時

平成25年2月17日(日曜日)、3月17日(日曜日)(全2回)
各回午前10時~午後0時

(2)場所

大原社会教育会館

(3)参加人数

30名(女性19名、男性11名)

(4)費用

無料

(5)一時保育

有(保育児童数23名)

(6)各回テーマ・講師

日にち テーマ 報告者・講師
1 2月17日(日曜日) いろいろな家庭の話を聞こう 報告者:共働きの方々
2 3月17日(日曜日) お互いの気持ちを知ろう 講師:松田知恵(心理カウンセラー)

2 フォーラムの報告

第1回 いろいろな家庭の話を聞こう

はたいくメンバーで共働きの方に報告者として来て頂きました。2人ともフルタイムの夫婦、2人とも時短を活用する夫婦、夫がフルタイムで妻がパートタイムで働く夫婦など、働き方が異なる夫婦が、どのように仕事・家事・育児を分担しているかをお話し頂きました。報告者たちの生の話は、参加者のみなさんにとって、とても参考になったという感想が多く寄せられました。
そして、会場からの質問。
Q.男性に質問。子どもの急なお迎えや休みの対応を想定して仕事をしていますか。
Q.子どもの第1連絡先は、父親と母親どちらですか。また、それはなぜですか。
これらのやりとりから、夫よりも妻の方が、仕事の融通が利き、職場の理解を得やすい傾向があることが明らかになりました。仕事優先が当たり前とされる男性、家庭を担うのは女性とされる社会の状況が浮き彫りになりました。

写真
第1回での学習を黒板に整理

第2回 お互いの気持ちを知ろう

第1回の参加者の状況について、講師の松田知恵さんにお話いただきました。

家族の人間関係と職場の人間関係は連動していて、夫婦間の分担は個人で勝手に決められない。

職場には、男のくせに家事・育児に関わるのか、女のくせに家事・育児を優先しないのか、という考え方が深く根付いています。仕事・家事・育児のバランスや夫婦間の分担をどうしたいかは、個人が勝手に決定することができません。社会の総意が変わらなければ、難しいのです。夫婦間の役割分担の問題は、個人の問題ではなく、社会の問題なのです。そのことを踏まえて、個人を非難せずに、夫婦間の役割を調整していく必要があります。

夫婦の役割の相互乗り入れをパラレルで進める

仕事がしんどい夫、家事・育児一色の生活がしんどい妻が、僕も家事・育児に参加しよう、私も家計責任を多少背負いたいと言うようになりました。このように、私たちの中には、重荷は分担したいという欲望があります。
これまで女の独壇場だった家庭に男が乗り込む、男の独壇場だった仕事に女が乗り込むには、パラレルで相互乗り入れをしていかなければ、上手くは進まないでしょう。私たちには、邪魔な者を排除して独壇場にしたいという欲求や価値観もありますから、乗り込んできた相手をどのように受け入れるかが重要なポイントになります。
また、社会全体も、男女が仕事と家庭に相互に参入せざるを得ない状況にもなっています。今はその過渡期にいるので、家事・育児では、夫はお客様扱い、職場では、妻がお客様扱いということが起こっているのです。

アイメッセージを伝え合い、調整していくコミュニケーションを

これまで女の独壇場だった家庭に男が入ってきて、イクメン・カジメンだと言って、かっこいいところだけをつまみぐいされたら、女は締め出したくなります。反対に、女が趣味程度の仕事をすれば、男は締め出したくなるでしょう。夫婦でどちらもいいとこどりをして、辛いところは嫌だと言っていては上手くはいきませんから、どのくらい分かち持つかは、調整が必要になります。
一般社会と連動している問題なので、個人を攻撃しても、相手を全否定して傷つけるだけです。このような場合、「I(アイ)メッセージ」が有効です。現実的には無理なことでも、「私はできれば〇〇したい」と、私は(I)を主語にして、自分の願望を伝え合い、夫婦の間に置きます。そして、そのことについて、二人で調整していきます。可能なのか、無理なのか、とりあえずやってみるのかなどを吟味します。このコミュニケーションは、高度な技術がいります。また、それが面白いと思えなければ上手くはいかないでしょう。
働く女性が増え、家事・育児に関わろうとする男性が増え、生き方も働き方も夫婦の形も多様化した現在、働くことと家事・育児を夫婦でどのようにしていくのかは、夫婦で調整することが必要になりました。そして、その調整は、社会や職場の状況にも左右されることであり、容易なことではないことが分かり、今後の学習の課題ともなりました。

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