大原社会教育会館「働く?育児?我が家のワークライフスタイル」

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ページ番号1013019  更新日 2020年1月28日

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大原社会教育会館の平成25年度区民創作講座「働く!?育児!? 我が家のワークライフスタイル」の事業報告です。

1 講座の概要

(1)日時

平成25年10月5日(木曜日)、10月27日(日曜日)、11月17日(日曜日)、12月3日(木曜日)(全4回) 各回午前10時~午後0時、但し、11月17日のみ午後0時30分まで

(2)場所

大原社会教育会館

(3)参加人数

15名(第2回、第3回は、参加者のパートナー7名が加わって参加)

(4)費用

無料

(5)一時保育

有(保育児童数18名)

(6)各回テーマ・講師

第1回「女性たちの葛藤」
第2回「男性たちのジレンマ」(講師:東浩司さん/株式会社ソラーレ代表、NPO法人ファザーリングジャパン理事)
第3回「私とパートナーの戦略会議」(講師:松田知恵さん/心理カウンセラー)
第4回「我が家流ではじめの一歩」

2 講座の報告

(1)企画 はたいくを夫婦で考えたい!

出産後に再就職をするか否か、再就職先での働き方、育休復帰後の働き方に悩む女性たちが企画者として集まりました。核家族が暮らしていくために、誰が稼ぎ、誰が家事をし、誰が育児をするのか。それには夫婦間での調整が不可欠。そして、夫婦がお互いを理解することから始める講座を企画しました。

(2)第1回「女性たちの葛藤」

職場復帰経験のある女性たちの声。仕事と家事と育児を分刻みでこなし体力的にも精神的にも余裕がなくなり、子どもや夫にもイライラしてしまう。子どもの病気で休むのは夫ではなくいつも自分。職場にも申し訳ない。でも職場の責任を果たそうとすれば家庭や育児にしわ寄せが。何のために働くのか、何を大切にしたいのかを考える日々。平日の家事・育児は夫は戦力外の中でどうしたらよいのか。この声は、初めての職場復帰に不安を抱える人、共働きの生活を想像すると再就職に踏み切れない人にも響き、子どもを育て、働く女性たちの葛藤に迫りました。

(3)第2回「男性たちのジレンマ」(夫婦参加)

株式会社ソラーレ代表、NPOファザーリングジャパン理事の東浩司さんによる講義。「女性の社会進出は、男性の家庭進出が鍵」という東さん。夫が家庭進出をしなければ、妻は仕事、家事、育児の三重苦に。夫は笑っている父親となり、妻のケアも忘れないことがポイント。その時の妻への言葉がけは、男女の違いをよく知っていると上手くいくそう。”男性と女性の「してほしいこと」「してほしくないこと」”のリストは、これまでかみ合わなかったいろいろな場面を思いだして納得。夫婦間のよりよいコミュニケーションのコツを学びました。しかし、肝心の「男性の家庭進出」については、男性参加者たちは未消化の様子でした。

(4)第3回「私とパートナーのはじめの一歩」(夫婦参加)

心理カウンセラーの松田知恵さんに助言をしてもらいながら、男性の本音に耳を傾けることを一番に置き、男女一緒の席で意見交換をしました。前回の講師の東さんはお子さんの誕生を機に起業。時間の融通のきく起業家と企業組織の中の働く自分たちとは全く違うのではないかという男性たち。仕事時間を短縮しても今まで通りの成果を求められる中で、家庭の時間を増やすことは身分を揺るがしかねないという本音。男性たちも家計を支えるために必死なことが分かりました。
松田さんは、核家族が、その家族だけで生活費を稼ぎ、子ども(次世代)を無事に安全に育てるのが極めて困難な時代だと言います。社会全体の問題としてワークライフバランスなどの政策が打ち出されているものの、利潤追求が目的の企業は旧態依然としているギャップの中で、私たちは生きづらさを抱えているようです。どのように働き、どのように子どもを育てるかは、極めて個人的な問題でありながら、実は社会の状況に連動した社会の問題でもあることを知りました。自分たちが今まで苦しかったことは社会の問題と分かり自責の念から解放される一方で、社会という大きなものを変えることができるのか先が見えない不安を覚えました。時代の過渡期で、みな新しい生き方・働き方を模索しています。そして、次世代の子どもたちが働きやすく、子育てしやすい社会になるかどうかは、私たちがこの過渡期にどう生きるかにかかっていることが分かりました。
※夫婦で参加の方は、お互い別のグループで意見交換。後日、学習記録でお互いの発言を読み合いました。

写真
第3回講座の様子(講師:東浩司さん)

(5)第4回「我が家流ではじめの一歩」

最終回は再び女性たちだけで。これまでの講座のふりかえりとこれからの我が家流のワークライフスタイルについて報告し合いました。

  • 夫婦で参加したことで、二人で考えるきっかけになった。お互いに思っていても言葉にして伝えることはしてこなかった中で、お互いの気持ちも確認できた。
  • 育休制度をはじめとする女性が働き続ける道は自分たちの親世代が切り拓いてきたもの。私たちは子どもたちがおとなになったときにどんな社会を残せるのか。それは私たちの行動次第。育児期の働き方として、仕事を早目に切り上げたり、子どもの病気で休んだりすることが、当たり前の社会にするには、黙っていては何も変わらない。声を上げ、行動しよう!
  • 社会はそう簡単には変わらない。目の前にあることに夫婦でひとつずつ向き合っていくのみ。
  • 今週の夫婦の会話は5分。夫婦のコミュニケーションの時間を増やす工夫をしたい。
  • 私たち夫婦の関係の育み方から、子どもは人との関係の育み方を学ぶ。子どもは親の言動をよく観察し、自分のものにしていく。私たちは子どものお手本になっているか。
  • 「夫が好き」。困難な状況も、愛があれば大丈夫!

一人ひとりの学びがみんなの学びとなり、我が家流で頑張って行こうと決意を新たにした参加者たち。お互いの発言がお互いへのエールとなり、時代の過渡期に次世代を育てることに頑張る同士として、それぞれの場所で、はじめの一歩を踏み出しました。

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