令和4年 新年賀詞交歓会あいさつ

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ページ番号1014936  更新日 2022年1月11日

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板橋区長 坂本 健

令和4年 新年賀詞交歓会あいさつ

 皆様、明けましておめでとうございます。

 令和4年の新しい年を迎え、57万区民の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化し、9月までの上半期では緊急事態宣言・まん延防止措置期間にない日は28日しかなく、行動や営業の制約などによって、区民の皆様の暮らしや文化・経済活動などに大きな影響を受けました。区は、区民の皆様の生命と健康・財産を守ることを第一に、感染防止対策を徹底しながら、医療提供体制の強化をはじめ、区民生活や文化活動・地域経済の支援などに全力を挙げてまいりました。

 

 特に、コロナ収束の切り札として期待されたワクチン接種については、医療機関が多く立地する板橋区の強みを生かし、医療関係者の皆様のご協力のもと、区内医療機関・高齢者施設・区施設などで接種ができる体制をいち早く構築いたしました。その結果、7月末には、高齢者の78%が2回目の接種を受け、全体でも30%の方が2回目の接種を終えることができました。この時点で、東京23区の高齢者人口が多い上位6区の中では1番高い接種率となり、その後も、国や東京都全体の平均を上回るペースで接種を進め、8割以上の方が2回目の接種を終えることができました。

 

 また、民生・児童委員の皆様には、日ごろからご尽力いただいている見守り活動を生かし、高齢者に対する接種予約のアドバイスや情報提供を行っていただくとともに、特別な配慮を要する方へ個別に対応していただきました。「誰ひとり取り残さない」きめ細かな取組に対しまして、ご協力をいただきました全ての皆様に、改めて感謝の意を表します。現在、3回目接種の準備を進めており、安心・安全で円滑な接種体制の確保に努めてまいりますので、引き続きご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 年末には、国による子育て世帯への臨時特別給付金について、板橋区では10万円を現金で一括支給する方針とし、緊急で臨時会を開催するなど区議会にもご協力をいただいて、児童手当受給世帯については、12月23日に支給することができました。今後も、国や東京都の政策に注視しながら、スピード感をもって柔軟かつ的確な対応に努めてまいります。

 

 さて、コロナ以外で昨年の主な出来事を振り返りますと、3月には、平和公園内に中央図書館を移転・改築し、リニューアルオープンいたしました。豊かな緑に囲まれた環境で、知的好奇心を満たし、生活を充実させる施設として、今まで以上に多くの方々に利用されています。また、いたばしボローニャ絵本館を移転・併設し、様々な国の文化・言語・芸術と出会う場を提供しています。「絵本のまち」板橋を象徴する施設として、ブランド戦略を展開し、子どもからお年寄りまで、幅広い層に親しまれる施設となるよう努めてまいります。

 

 7月から9月にかけては、1年延期となった東京2020大会が開催されました。第5波が襲う困難な状況下での大会ではありましたが、日本選手の頑張る姿には、勇気と感動を与えていただきました。板橋区はイタリアのホストタウンとして、イタリアバレーボールチームに小豆沢体育館を練習会場として提供いたしました。残念ながら選手との交流や子どもたちの試合観戦は実現できませんでしたが、板橋区ゆかりの選手の活躍などを通じ、スポーツの価値や魅力を改めて実感できたことと思います。東京2020大会に向けて取組んできた成果をレガシーとして生かしていきたいと考えております。

 

 9月には、老朽化が進んでいた東板橋体育館の長寿命化改修に併せ、施設の名称を「東板橋体育館」から「植村記念加賀スポーツセンター」へ変更し、スポーツ施設部分を先行してオープンさせました。アリーナや温水プールなどの設備を更新し、機能を向上させることができました。12月には、植村冒険館を移転・複合化させ、グランドオープンを迎えました。植村直己氏のチャレンジスピリットを感じられる施設となり、スポーツと文化の融合、健康づくりの拠点として、今まで以上に多くの方々にご利用いただき、地域に愛される施設になることを期待しております。

 

 また、昨年から取組を加速させてまいりましたGIGAスクール構想の実現に向け、全ての区立小中学校に高速LAN環境を整備するとともに、児童・生徒に一人一台の学習者用パソコンを配付し、9月からは学校内における本格使用を開始いたしました。こうした環境・ツールを最大限活用しながら、個別最適化された創造性をはぐくむ教育の実現をめざし、スマート・スクールプロジェクトを積極的に推進してまいります。

 

 11月には、感染予防と防止行動の徹底を図りながら、区民まつり、農業まつりの代替イベントや、「いたばし産業見本市」を開催いたしました。対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型の事業を展開し、「新しい生活様式」を踏まえたキャッシュレス決済などにも取り組みました。今後も、各種イベントの開催にあたっては、オンラインと対面、それぞれの利点を生かし、安心・安全で多くの方が参加できるよう工夫しながら取り組んでまいります。

 

 ここからは、今年の取組について少しご紹介させていただきます。

 

 最初に、コロナ対策としましては、引き続き区民の皆様の生命・健康と財産を守ることを第一に、感染予防・防止行動の徹底と区民生活・文化活動の支援、並びに地域経済の活性化に全力を挙げてまいります。3回目のワクチン接種が円滑に進むよう体制を整えておりますので、引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。また、子育て世帯や生活に困っている方々への支援のほか、中小企業の経営支援とポストコロナを見据えた取組に対する後押しの充実を図るなど、緊急の課題に迅速に対応してまいります。

 

 今年は、区制施行90周年を迎えます。板橋区は、昭和7年10月1日に誕生し、昭和・平成・令和という時代の変遷の中で、区民の皆様・区議会の皆様とともに様々な課題を乗り越えて発展を遂げてまいりました。あたたかい「ひと」と元気な「まち」に支えられ、「みどり」あふれる豊かな環境の中で、はぐくまれてきた「文化」は、先人たちが築いてきた大切な財産であり、これらを次の世代へ継承していく必要があります。

 一方で、ポストコロナを見据えた「新たな日常」の構築や、地球温暖化を一因とする気候危機へのさらなる対応が求められるなど、区政は大きな節目を迎えているとも感じています。これまでの成果や伝統を大切に継承しつつも、これからの不確実な時代へ果敢にチャレンジしていく刷新の精神で、板橋区がさらに発展し、飛躍するための契機にしたいと思います。

 その一つとして、今年4月、いよいよ「子ども家庭総合支援センター」を開設し、7月には「児童相談所設置市」に移行いたします。これまでの「子ども家庭支援センター」の機能と、新たに「児童相談所」の機能を併せ持つ施設として、関係機関との連携をさらに強化し、切れ目のない子育て支援の実現をめざします。まさに、「誰一人取り残さない」というSDGsの基本理念をもとに、これまでに経験したことのない業務へのチャレンジとなります。

 また、地球温暖化対策への取組も急務となっています。昨年4月に策定いたしました板橋区地球温暖化対策実行計画(区域施策編)2025では、エコポリス板橋として、脱炭素社会(ゼロ・カーボンシティ)の実現を掲げました。区制施行90周年という節目に合わせ、ゼロ・カーボンシティへの取組を加速化させ、SDGs戦略のさらなる展開を図りたいと思います。

 コロナ禍で行政のデジタル化の遅れが指摘される中、板橋区ではデジタルトランスフォーメーションを積極的に推進していく戦略を掲げております。ペーパーレス化とともにオンラインで手続きできる行政手続きの増加を図るほか、キャッシュレス決済やアプリを活用した情報発信・共有化など、区民サービスの向上に取り組んでまいります。

 また、イベントや行動・移動の自粛のほか、テレワークの普及をはじめとする働き方改革などの影響を受け、板橋区の人口が減少傾向に転じ、交流人口に変化が見受けられる中、板橋区の魅力を創造し、発信していくブランド戦略にも力を入れていく必要があります。その一つとして、区立美術館や中央図書館に象徴される「絵本のまち」を板橋のブランドとして確立していくため、教育や文化・観光・産業など区政のあらゆる分野で施策横断的に展開してまいります。

 大山・板橋・上板橋では駅周辺のまちづくりが進展し、さらに高島平地域ではグランドデザインをバージョンアップさせた都市再生実施計画を策定いたします。これらの取組が板橋の魅力や新しい価値を創造し、定住化と様々な交流を促進していく、そして、まちが持続的に発展していくことを可能とする、まさにSDGsのまちづくりを進めてまいります。

 コロナ対策はもとより、SDGs戦略、デジタルトランスフォーメーション戦略、ブランド戦略の3つを柱とする重点戦略を掲げた「いたばしナンバー1実現プラン2025」は、今年で2年目を迎えます。区制施行90周年を契機としながら、「若い世代の定住化」、「健康長寿のまちづくり」そして、「未来へつなぐまちづくり」が、新たなステージへステップ・アップする年になるよう、果敢にチャレンジしてまいります

 以上、新年度の取組の一端を披露させていただきました。

 これからも引き続き「あたたかい人づくり、やさしい区政」を信条に、「東京で一番住みたくなるまち」を実現するため、区政の陣頭指揮を執ってまいりますので、区民の皆様のより一層のご理解とご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げます。

 結びに、区民の皆様のご健勝とご活躍を心から祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。

 

令和4年1月
板橋区長 坂本 健
(令和4年1月5日 賀詞交歓会 挨拶)

写真2
坂本区長あいさつ
写真3
催しの様子1

写真4
催しの様子2

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