令和5年新年賀詞交歓会 あいさつ

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ページ番号1014936  更新日 2023年1月12日

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板橋区長 坂本 健

令和5年新年賀詞交歓会 あいさつ

 

明けましておめでとうございます。令和5年の新しい年を迎え、ご参会の皆さまと57万区民の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年の賀詞交歓会は、この会場では3年ぶり、植村記念加賀スポーツセンターに生まれ変わって初めての開催となります。改修によって、このアリーナの音響設備などを一新し、機能向上を図ったところでございます。ぜひ、この施設が皆様により一層利用され、親しまれることを願っております。

さて、私が区長に就任して以来、これまで16年間にわたり、「もてなしの心」を信条として「あたたかい人づくり、やさしい区政」の実現に向け、全力で取り組んでまいりました。おかげさまをもちまして区政は着実に前進し続けております。これも、ひとえに、区民の皆様をはじめ関係各位のご理解とご支援の賜物であります。誠にありがとうございます。

顧みますと、昨年は、ウクライナ情勢を受けて、世界平和への願いが強まった一年でありました。ロシアによるウクライナ侵略後直ちに、区は平和都市を宣言している自治体として、区議会と連名で、強い非難と平和的解決を図るよう、強く求める声明を発表いたしました。また、ウクライナからの避難民に対し、人道的見地から、いち早く支援にも取り組み、多くの区民・企業の方々からもご寄付を頂戴いたしました。皆様からのあたたかいご支援に改めて感謝を申し上げます。

こうしたウクライナ情勢や円安の進行等によって物価・エネルギー価格が高騰し、長期化するコロナ禍の影響と相まって、区民生活や中小企業の経営は厳しい状況が続きました。区は、区民の生命と健康・財産を守ることを第一に、感染予防と防止行動の徹底をお願いしながら、区議会のご協力を得て、今年度も既に5回の補正予算を編成し、区民生活や中小企業の支援と地域経済の活性化などに全力で取り組んでまいりました。長期にわたり医療・介護・福祉等の現場で対応されている関係者の皆様をはじめ、コロナ対策にご尽力・ご協力いただいているすべての皆様に改めてお礼を申し上げます。

さて、昨年の区政を振り返りますと、区制施行90周年という節目の年でありました。板橋のまち全体をキャンバスに見立て、それぞれの未来を描く「いたばし未来パレット」をコンセプトに、様々な記念事業を通して区民の皆様とともに祝い、継承と刷新の精神で、新たな時代へ果敢にチャレンジしていく取組を実施してまいりました。

1月には、2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロをめざす「ゼロカーボンいたばし2050」を表明いたしました。人と緑を未来へつなぐスマートシティを推進し、持続可能な脱炭素社会の構築に向けて取組を加速させてまいります。

4月には、旧板橋第三小学校跡地を活用して「板橋区子ども家庭総合支援センター」を開設し、7月からは政令指定を受けて児童相談所設置市となりました。区民に最も身近な基礎自治体として、今まで以上に関係機関との連携を強化しながら、総合的で切れ目のない子育て支援の充実に取り組んでまいります。

5月には、国から「SDGs未来都市」に選定されました。このことは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的な取組について、板橋区が全国的に優れている自治体であると認められたものであります。特に、板橋区が推進している「絵本のまち」は、イタリア・ボローニャ市との交流をきっかけに育んできた絵本文化を大切に、どこでも身近に、誰もがわかりやすく理解できる「絵本」の特徴を区政全般に生かしており、板橋区らしいSDGsのユニークな取組として評価されました。今後も、「絵本のまち」のさらなる展開を図り、子育てのしやすさが定住を生む教育環境都市の実現をめざしてまいります。

10月1日には、区立文化会館で90周年記念式典を開催いたしました。地方自治等の発展や地域福祉の向上、新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与された方々など、区政に多大なるご貢献をいただいた約800名の方々と16団体の代表の方々に感謝状を贈呈させていただきました。また、初めての板橋区名誉区民として植村直己氏を顕彰させていただいたほか、板橋区吹奏楽団による演奏、歌舞伎役者で観光大使を務めていただいている坂東彌十郎氏からのお祝いビデオメッセージ、人間国宝の神田松鯉氏による講談などを披露していただき、参加された方から好評のお声をいただいたところです。

10月・11月には、3年ぶりに区民まつりと農業まつりを開催することができました。安心・安全を最優先に、感染予防を徹底しながらの実施となりましたが、会場は賑わいと熱気で大変盛り上がりました。いずれも90周年記念事業として工夫を凝らしたイベントを実施いたしましたが、特に区民まつりでは、会場内に「絵本のまち広場」を展開し、10年後へのメッセージを募集する「みらいの木」を展示したほか、都内最大級となる店舗の区内開業をきっかけに包括協定を締結した株式会社良品計画や東京家政大学などと連携し、多くの方に「絵本のまち“板橋”」の魅力を感じていただくことができました。引き続き、ウィズコロナ・ポストコロナを見据えた事業展開の工夫に取り組んでまいります。

また、昨年は、板橋区と大船渡市が連携協力協定を締結して10周年を迎えた年でもありました。東日本大震災で大きな被害を受けた大船渡市に対し、板橋区は、救援物資や職員派遣などの支援を継続し、区民まつりや地域の事業・イベントなどにおいて交流を重ねてまいりました。これまで、ご支援・ご尽力いただいた皆様に改めて感謝申し上げますとともに、震災による経験と教訓が風化しないよう、さらなる交流と相互の発展を期待しております。

ここからは、今年の主な取組について少しご紹介させていただきます。

令和5年度は、「いたばしNo1実現プラン2025」の3年目を迎えます。これまで全力を挙げて取り組んできたコロナ対策と共に、SDGs戦略、デジタルトランスフォーメーション戦略、ブランド戦略の3つを柱とする重点戦略のさらなる展開を図ってまいります。

はじめに、コロナ対策については、引き続き区民の生命と健康・財産を守ることを第一に、医療提供体制の確保や感染拡大の防止を徹底しながら、物価・エネルギー価格の高騰対策と併せて、区民生活や中小企業の経営支援、及び地域経済の活性化に全力で取り組んでまいります。

SDGs戦略では、「SDGs未来都市」に選定されたことを契機に、「絵本のまち」の推進と併せて、「子育てのしやすさが定住を生む教育環境都市」の実現に向けた取組の充実を図ってまいります。多くの区民や企業・団体などの皆様に、SDGsを「自分ごと」として捉え、身近なところから目標をもって行動に移していただけるよう、さらなる普及啓発を図ってまいります。

特に、今年は、高島平地域において、旧高島第七小学校跡地を含む交流核エリアのまちづくりプランを策定してまいります。UR団地の再生とにぎわいの創出、及び公共施設機能の再編を進める連鎖的都市再生は、まさにSDGsの未来都市を志向するまちづくりであります。UR都市機構とともに、区民の皆様の理解を得ながら着実に進めてまいります。

デジタルトランスフォーメーション戦略では、これまでGIGAスクール構想の実現に向けたスマートスクールプロジェクトや、テレワーク・Web会議の環境整備などによる働き方改革の推進、行政手続きのペーパレス・オンライン化やキャッシュレス決済の普及促進などを加速させてまいりました。

特に、地域デジタル通貨として昨年10月に導入した「いたばしPay」は、30%のプレミアム率で総額19億5千万円を販売し、千店舗近く、約2万8千人の方にご利用いただいております。今後は、地域経済の活性化に加え、ポイントを活用した行政課題の解決やアプリを通じた情報発信などに活用の幅を拡げてまいります。

ブランド戦略では、「絵本のまち板橋」の推進にあたり、中央図書館や美術館を中心に、様々な事業の横断的な連携に取り組んでまいりました。さらなる展開に向け、中央図書館を「絵本のまち」の発信拠点としてユネスコ創造都市をめざし、ブランド価値のさらなる向上を図ってまいります。

また、「駅周辺のまちづくり」では、区民の悲願である東武東上線の連続立体化が動き出したのをはじめ、大山・板橋・上板橋、それぞれの駅周辺でまちづくりが同時並行的に目を見張る進展を見せています。特に今年は、大山町ピッコロ・スクエア周辺地区では再開発組合の設立認可、上板橋駅南口駅前地区では東地区で権利変換計画の認可、西地区では再開発組合の設立認可、板橋駅西口地区では権利変換計画の認可がそれぞれ予定されています。高島平地域のまちづくりも含めると、板橋のまちづくりにおいて、これほどまでにダイナミックな動きが見られた時期は未だかつてなかったと思います。これらのまちづくりにおいても板橋のブランド価値を高める取組を進めてまいりますので、ぜひ、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

これらの重点戦略を展開させながら、今年は、「いたばしNo1実現プラン2025」を改訂し、計画期間の残り2年間について、令和8年度からの新しい基本計画を見据えたアクションプログラムとなるよう、内容の充実を図ってまいりたいと考えております。

以上、新年度の取組の一端を披露させていただきました。

これからも「東京で一番住みたくなるまち」の実現に向けて、区政を新たなステージへステップアップさせるべく、全力で挑戦していく覚悟であります。引き続き、「もてなしの心」で「未来への責任」を果たす「高い使命感」を持って、質の高い区民本位の区政経営を推進してまいりますので、区民の皆様のより一層のご理解とご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げます。

結びに、区民の皆様のご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

令和5年1月
板橋区長 坂本 健
(令和5年1月5日 賀詞交歓会 挨拶)

写真1
坂本区長あいさつ
写真2
催しの様子1(赤塚諏訪神社獅子舞保存会)

写真3
催しの様子2(日本趣味のつどい)
写真4
催しの様子3(板橋区三曲連盟)

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