動物由来感染症について
動物由来感染症とは
動物から人に感染する病気の総称を、動物由来感染症といいます。人と動物に共通する感染症は、人獣共通感染症や人と動物の共通感染症ともいわれます。
動物由来感染症には、人も動物も発症するもの、動物は無症状で人だけが発症するものなど、病原体によって様々です。
動物の飼い主は、ペットに定期検診を受けさせたり、日常の健康管理をしたりして、ペットの病気を早めに見つけましょう。また、ペットが病気と診断されたときは、人にうつる可能性があるか否かを獣医師に確認しましょう。
感染を防ぐために日常生活で注意してほしいこと
- 食器具を共用したり、一緒に寝たりするなど、動物との過剰なふれあいは控えましょう。
- のら猫・のら犬や野生動物はどのような病原体を保有しているかわからないため、安易に触らないようにしましょう。
- 動物に触ったら、必ず手を洗いましょう。
- 草むしりや土いじりをしたり、砂場など公園で遊んだりしたら、必ず手を洗いましょう。
- えさとして肉を与えるときは、十分に加熱したものを与えましょう。生肉を与えてはいけません。
- ブラッシングや爪切りをこまめにしたり、寝床を清掃したりして、動物の身の回りを清潔にしましょう。
- 室内で鳥を飼育するときは、羽毛や乾燥した排泄物が室内に充満しやすくなるため、こまめな清掃や換気を心がけましょう。
体に不調を感じたら、早めに受診しましょう
動物由来感染症にかかっても、風邪やありふれた皮膚病などに似た症状のことも多く、病気の発見が遅れがちです。医療機関を受診する際は、ペットの飼育状況や健康状態、動物との接触状況についても医師に伝えましょう。
海外旅行に気をつけましょう
日本は世界の中では例外的に動物由来感染症が少なく、数十種類程度と言われていますが、世界には200種類以上の動物由来感染症が存在しています。海外には、日本国内で発生のない命に危険が及ぶ感染症もあるので、事前に旅行先の情報を収集し、予防に努めましょう。
例えば、狂犬病は1957年を最後に人・動物ともに国内で感染した例はありませんが、海外ではアジアとアフリカを中心に、未だに多くの国で発生しています。
海外では、むやみに動物に近づかないなど、感染を避けるために十分注意してください。
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