「いたばし good balance 会社賞 2019」　受賞企業紹介

板橋区では、ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティ＆インクルージョンの推進に積極的に取り組んでいる企業等を表彰する「いたばし good balance 会社賞」を、2012年度から毎年実施しています。
2019年度は、計3社が受賞し、「いたばし産業見本市(10月31日～11月1日)」が開催された区立東板橋体育館(板橋区加賀一丁目10番5号)にて、初日の31日（木曜日）に表彰式が行われました。

2019受賞企業紹介

※受賞企業は、以下6項目について積極的に取り組んでいます。

1. 長時間労働削減
2. 年次有給休暇の取得促進
3. 仕事と育児、介護の両立支援
4. 男女がともに働きやすい職場づくり
5. 地域活動への貢献
6. その他のワーク・ライフ・バランス及びダイバーシティ＆インクルージョンに関する取組（多様な人材活用など）

※受賞企業の取組は、男女社会参画課が発行した『2020働き方を変える』も併せてご覧ください。

• 2020働き方を変える

※受賞企業の情報は2019年10月1日現在のものです。

エコール・クリオロ株式会社

<大胆な効率化で働くことに柔軟性を>
【代表者名】　代表取締役　サントス・アントワーヌ・フィリップ
【創業年月】　2000年4月
【業種・事業】　洋菓子の製造・販売
【総従業員数】　101人（男性 23人、女性 78人）

• 機械による業務効率化
  日本初導入のウォーターカッターをはじめ、最新の機械を導入することにより、味の調整やサービスなど人間でなくてはならないこと以外での効率化を図って、労働時間の削減につなげています。
• 夏季の長期連続休暇
  夏休みを9日間連続取得するようにしています。加えて冬季も2日間取得するよう促し、長期休暇取得の仕組みづくりをしています。
• ダイバーシティ＆インクルージョンの実現に向けて
  職場の課題を解決するため、「人と人との違い」を活かすことについての講習会やリーダー研修などを開催し、勉強する機会を設けています。

三興塗料株式会社

<徹底したマネジメントで3年離職率ゼロ>
【代表者名】　代表取締役　清水雄一郎
【創業年月】　1966年11月
【業種・事業】　塗料・防水材・塗装用品の卸売業
【総従業員数】　38人（男性31人、女性 7人）

• 休日の増加
  土曜日を2週に一度から3週に一度の勤務に変更し、出勤日数とともに勤務時間を削減、休日の増加と労働時間の短縮を図りました。
• 育児参加を応援
  休みづらくならないよう、担当地域ごとにチームを組んで顧客対応に当たるなど仕事の共有化を図り、その人にしかできない仕事を減らす取組をしています。
• 3年離職率ゼロ
  人事課マネージャーが社員とのコミュニケーションを積極的に図り、経営層と社員の想いをつなげるようにした結果、優秀な人材の定着率が上がっています。

城北信用金庫 志村支店

<「休むこと」からはじめる、働き方改革>
【代表者名】　支店長　高山　政信
【創業年月】　1921年5月
【業種・事業】　金融業
【総従業員数】　25人（男性 15人、女性 10人）

• プラスワン休暇
  四半期に一度の休暇取得を促す制度です。「体を休めることも大切なので、用事がある時でなくても休暇を取りましょう」という趣旨からはじまった制度で、志村支店ではそれをさらに進めて2か月に一度実施しています。
• 両立支援制度の周知
  仕事と育児の両立支援制度を利用しやすくするため、朝礼での情報提供やチラシの掲示など、職場内での周知を図っています。
• 女性の能力開発支援
  性別を問わず、金融機関の顔となって第一線で活躍できるよう、複数の業務経験ができる能力開発体系になっており、職員が相互に補完し合える組織体制づくりをしています。