アライグマの被害について

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ページ番号1044816  更新日 2024年4月2日

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区内全域で、近年ハクビシンのほかにアライグマの目撃情報が増加しております。アライグマもハクビシンと同様に野生動物であるため、寄生虫や細菌を保有していることがあります。見かけてもエサを与えたり触ったりしないようにしましょう。また、夜行性で木登りが得意で雑食性です。果物や野菜、池の魚などなんでも捕食します。頭が入れば狭い隙間を自由に通り抜けることができます。屋根裏に入り込まれるなど被害に遭わないよう対策が必要です。 家屋内に入り込まれた場合、ふん尿による悪臭・カビの発生、家屋の破損、汚損などの被害が報告されています。 ハクビシンと同様に、許可なくアライグマを捕獲することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。被害が生じている場合は、環境政策課へご相談ください。区民の方にもご協力いただきアライグマ被害の対策を行います。

アライグマとは

  • ネコ目アライグマ科で尾に5から7本の縞模様があり、眉間に黒い筋があります。
  • 頭胴長55センチメートル前後、尾長35センチメートル前後です。
  • 目のまわりが黒いマスク模様になっているのが特徴です。
写真
アライグマ(提供:東京都環境局)

習性

  • 夜行性の動物なので夜間を中心に活動しますが、夜間以外にも活動することがあります。
  • ねぐらは複数あり、それらを転々と移動します。主に民家や神社・仏閣の屋根裏、倉庫などをねぐらにしています。
  • 1年に1回、春期に平均3頭から4頭の子どもを出産します。
  • 手が器用で木登りが得意ですが、爪を使うため爪痕が残ります。
  • ハクビシンに比べて気性が荒いです。

アライグマを寄りつかせないために

  • 敷地内の果物を早めに収穫するかネットなどをかけてください。また、生ごみ、ペットフード、果実などを屋外に放置しないでください。
  • アライグマの侵入口になる隙間(縁の下、換気口、軒下など)を塞ぐことが有効です。
  • 樹木や電線をつたって屋根裏に侵入することもありますので、屋根に登れるような庭木の枝を剪定してください。

アライグマ・ハクビシン被害対策事業

板橋区ではアライグマ・ハクビシンにより被害が出ている区民宅などを対象に、平成29年度から捕獲駆除の事業を開始しました。家屋への侵入被害などでお困りの場合は、環境政策課 自然環境保全係(03-3579-2593)へご相談ください。

実施対象

区内全域の住宅・学校・事業所などの建造物で、次のいずれかの被害がある場合

  • 建造物の天井裏や屋根裏への侵入被害
  • 敷地内の果樹や家庭菜園の食害

実施要件

皆さまにご協力をいただく内容を含み全てに該当する場合、区が委託した専門業者が箱わなの設置を行います。

箱わなの設置から処分まで区が費用を負担しますので、箱わなに入れるエサのみご用意ください。エサの設置は専門業者が行います。

  • 被害のある建造物の所有者または管理者の方からの依頼であること。
  • 事前調査や箱わな設置・回収時の立ち会いができること。
  • 毎日の箱わなの見回りが可能であること。
  • 捕獲された場合は、速やかに板橋区や専門業者に連絡できること。

箱わなの設置期間

原則1週間(最長4週間まで)

注:箱わなの設置は、年度内1回までです。

注:進入路を塞ぐ施工や、ふん尿撤去・清掃・雑菌消毒処理などが必要な場合は、自己負担を判断の上で、ご自身で業者などへご依頼ください。

添付ファイル

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このページに関するお問い合わせ

資源環境部 環境政策課 自然環境保全係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2593 ファクス:03-3579-2249
資源環境部 環境政策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。