高島平のみどりを高める「たかまちみどり」
約50年前に形作られた高島平のまちには、豊かなみどりが育まれており、貴重な地域資源となっていますが、みどりの適正な維持管理と多様な活動ができる空間づくりが課題となっています。そのため、高島平まちづくり推進課では、まちづくりの一環で、高島平緑地をはじめとする豊かなみどりを活かし、育むための取組として、「たかまちみどり」というプロジェクトを進めています。
豊かなみどりを活かす4つの活動


高島平には50年以上の時を経て成熟した豊かなみどりがありますが、樹木の老木化、植栽土壌の硬度化や大径木の高密度化など質の部分では課題も生じています。また、人とみどりの関係が希薄化し、みどりに関わる活動機会の減少という現実もありました。こうした背景から、令和7(2025)年度にスタートした取組が「たかまちみどり」です。「しる」「ふれる」「つくる」「つなぐ」の4つの活動を通して、まちのみどりの豊かさを再認識し、高めていくことを目的としています。
まちのみどりを「じぶんごと」にする

「たかまちみどり」の活動では、地域の植物を使ったワークショップや地域の剪定枝や落ち葉を資源として活用する堆肥づくり(バイオネスト)など、「まちのみどりに愛着を持つ」「まちのみどりをじぶんごとにする」活動を展開し、このような活動を通じて人とみどりが関わり合い、互いに高め合う関係性をはぐくみ、まちのみどりを未来につなぐことをめざしています。
スイセン植え替えワークショップ

高島平緑地の植え込みの一部をみんなで楽しく活用できる空間にするため、令和7年7月から10月にかけて、地域のみなさんと一緒に自生するスイセンの植え替え作業を行いました。植え付け時には、高七小のバイオネストで作った腐葉土も活用し、土壌環境の改善を図りました。
11月30日に開催された高島平ポットラック5では、この空間を活用したアウトドア体験やワークショップなどが行われ、多くの参加者で賑わっていました。
まちのみどりを未来につなぐ

「たかまちみどり」の活動では、種から苗木を作る取組や、自生する実生幼木(種から自然に生まれた幼木)を救出して苗木を作る取組、接ぎ木や挿し木など様々な方法でまちのみどりを未来につないでいく活動を地域のみなさんと一緒に実施していく予定です。
現在、令和6年11月に高島平緑地で採取したクスノキの種から苗木を作る取組を試行的に実施しており、1年で15センチメートルほどまで成長しています。
今後の予定
ワークショップなどの開催について、決まり次第お知らせします。
「たかまちみどり」では一緒に活動してくれる仲間を募集しています。ご興味がある方は高島平まちづくり推進課までご連絡ください。
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まちづくり推進室 高島平まちづくり推進課
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