ボローニャ展（ボローニャ国際絵本原画展）
「ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会です。
この展覧会は、児童書専門のブックフェア（Bologna Children’s Book Fair）に伴うイベントの1つとして、1967年に始まりました。子どもの本のために制作された作品を5枚1組にすれば誰でも応募できることから、世界中の新人イラストレーターたちの登竜門としても知られています。毎年世界中からたくさんの応募があり、国籍の異なる審査員たちによる厳正な審査が行われます。そこでは、多くの絵本を出版している作家の作品も、まだ出版歴のない新人の作品も、同一のテーブルに並べられます。審査員が新しい才能を感じれば、まだ名前を知られていないイラストレーターも入選することができるのです。
このコンクールでは、日本人イラストレーターたちも活躍しています。入選をきっかけにボローニャに赴き、ブックフェアで各国の出版社と出会い、海外で絵本を出版するというケースもあります。
「ボローニャ国際絵本原画展」は、たんなる展覧会ではなく、作家の登竜門としての役割をはたすアクティブな場となっていてます。
ボローニャ国際絵本原画展に応募する
応募の詳細はボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアのHPにアップされています。
ブックフェアに参加する
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアは、児童書を取り巻く様々な仕事をする人たちが参加します。
このブックフェアには世界中のイラストレーターたちも訪れ、作品ファイルを持って出版社のブース廻りをしながら自分の作品の「売り込み」をします。日本からもたくさんのイラストレーターが参加しています。
入場チケットの購入等については、ブックフェアのホームページをご覧ください。
＊ボローニャ国際絵本原画展の入選者には、これまではEメールで送られています。
ブックフェア現地レポート
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアを訪れたイラストレーターたちによる現地レポートです。
ボローニャ絵本さんぽ
板橋区立美術館で開催するボローニャ展と同時期に、板橋区内や周辺でボローニャ展関連のイベントが予定されています。