2020年10月24日 だれも知らないレオ・レオーニ展がはじまりました!

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ページ番号4001464  更新日 2020年10月24日

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本日10月24日(土曜日)より、「だれも知らないレオ・レオーニ展」がはじまりました。

美術館外観

この展覧会は、小さな黒いさかな『スイミー』や詩人のねずみ『フレデリック』の作家レオ・レオーニが制作した絵本原画、スケッチ、グラフィックデザインなどをご紹介しています。

また今回は、展覧会名 “だれも知らない” の通り、絵本関連作品以外の油彩画、彫刻、イラストレーションなども展示し、約320点の作品をご覧いただけます。

平行植物シリーズの展示

レオ・レオーニは、ユダヤ系オランダ人の絵本作家として知られていますが、実は20代から、グラフィックデザイナーやアートディレクターとして活躍していました。

彼は、1930年代、ミラノでデザイナーのアシスタントとして仕事をはじめます。しかし、ユダヤ系のため、第二次世界大戦が近づくとアメリカに亡命、ニューヨークを中心に、オリヴェッティ社やMoMAの広告、ビジネス誌『Fortune』のディレクションを手掛けます。

グラフィックデザインの展示

初めて絵本『あおくんときいろちゃん』を出版したのは、49歳のときで、その後は徐々に広告の仕事から退きました。以降、レオは年に1冊の絵本を出版しながら、「平行植物」シリーズや「黒いテーブル」シリーズなど様々な作品を制作し続けていました。

絵本原画と「鳥」シリーズの展示

このように、作家レオ・レオーニの人生を深く知ることができる展示内容となっております。
是非、ご来館お待ちしております!