広報いたばしテキスト版(令和8年1月1日新年特別号)2面・3面

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ページ番号1060797  更新日 2026年1月1日

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新春対談 その一歩が、10年後を創る

 板橋区をホームタウンのひとつとして活動する女子プロサッカーチーム、日テレ・東京ヴェルディベレーザ(以下、ベレーザ)。昨季は女子プロサッカーのトップリーグ「2024-25 SOMPO WEリーグ」で初優勝を果たし、今後益々(ますます)の活躍が期待されています。
 今回は、ベレーザの村松智子選手・野田にな選手に、競技や地域交流のこと、そして将来の理想像などを伺いました。

2025年の振り返り

区長 初めに、「2024-25 SOMPO WEリーグ」での初優勝、誠におめでとうございます。最終節まで優勝争いが続く大接戦を制されました。今シーズンも勢いそのままに活躍されていますね。お二人にとって、2025年はどのような1年でしたか。
村松智子選手(以下、村松) チームがずっと欲しかった優勝というタイトルを獲れて、とても良い1年でした。苦労もたくさんしましたが、だからこそ優勝の喜びも大きかったですね。
野田にな選手(以下、野田) 優勝後には、新しい監督や選手がチームに加わり、アジアの大会(AFC女子チャンピオンズリーグ2025/26)にも参加することになったので、チームにとって新しい挑戦の年でもありました。
区長 優勝を決めた試合を現地で観戦しましたが、すごい盛り上がりでしたね。本当に感動しました。板橋区も2025年は、これまでの10年間の集大成の年であり、そしてこれから10年後の将来について考える、非常に実りの多い1年でした。ベレーザにとっても板橋区にとっても、大きな転換点となる年でしたね。

サッカーとの向き合い方

区長 少しさかのぼった質問になりますが、お二人がサッカーを始めたきっかけは何だったのでしょうか。
村松 私は小学2年生のとき、5歳年上の兄の影響で始めました。兄のことが大好きで、「同じことをやれば構ってもらえる」と考えたんだと思います。
野田 私は小学1年生のとき、スポーツ好きの父の影響で始めました。なでしこジャパンがワールドカップで優勝したのも、本格的に始めたきっかけです。
区長 競技を長く続けていくうえで、日頃大切にしていることはありますか。
野田 プロである以上、ピッチにいる時間はもちろん、ピッチにいない時間をどう過ごすかが自分のキャリアや人生を決めると思っています。試合に出ていない時のトレーニングやコンディション作りは特に意識していますね。
区長 ゴールキーパーにとって最も大切なスキルは何でしょうか。
野田 ピッチの上で孤独に打ち勝ち、チームの勝利に自分がどう貢献できるかを考える、そのメンタルが大切です。
区長 頼もしいですね!そういう姿勢が他の選手にも伝わっていくのでしょうね。 村松選手はどうですか。
村松サッカーはチームスポーツなので、人間関係を大切にしています。チームには様々な性格の選手がいますが、全員が同じ方向を向いていないと良いチームは作れないので、コミュニケーションを積極的に取るようにしています。
区長 村松選手は、試合前のルーティンなどはありますか。
村松 昔はありましたが、作ってしまうとそれをやらなかったときに不安を感じてしまうので、今はないですね。朝起きて、食べたいものを食べて、リラックスして試合に臨むようにしています。
区長 それもまたいいですね!自分の直感を信じるのも大切なことですね。

地域交流の魅力

区長 さて、ベレーザのみなさんは、区民観戦デーに区民の方を招待したり、区内の小学生向けにサッカー教室を開催したりと、積極的に地域交流をされています。お二人にとって思い出に残っている出来事はありますか。
村松 区民観戦デーでは、多くの方が試合を見に来てくださるので、競技と向き合うモチベーションにつながっています。嬉しい瞬間も悔しい瞬間も共有できる、非常に大事な時間だなと感じますね。また、チームが定期的に行っている清掃活動があり、私も本蓮沼駅周辺の清掃に参加したのですが、ユニフォームを着ていると「ありがとうございます」と声をかけてもらえるんです。「こちらこそ、声をかけてくれて本当にありがとうございます!」という気持ちでした。
区長 同じ地域の中で生活していて、選手を身近に感じられることが、ベレーザのファンになるきっかけになりますね。
野田 私は子どもたちと一緒にサッカーをした事が思い出に残っています。板橋区の小学校でサッカー教室を開催したときも、あたたかく迎えてもらいました。学校全体の雰囲気も良く、元気な子どもたちばかりで本当に楽しかったです。
区長 これからの社会を担う子どもたちにとっても、みなさんとの交流は夢や目標を育む貴重な機会になったと思います。これからもぜひ交流を続けていただき、区のスポーツ振興や地域の賑わい創出にご協力いただけますと幸いです。

2026年の意気込み

区長 冒頭でふれましたが、板橋区では昨年、概ね10年後の区のあるべき姿を示した長期的指針「板橋区基本構想」を策定しました。これからも、未来を見据え、新たな価値や魅力が創り出されるまちをめざしていきます。お二人の2026年の意気込み、そして10年後の「理想の自分像」についてお聞かせください。
野田 2026年は、選手としても人間としても昨年以上に成長する年にしたいです。それを積み重ねて、10年後はチームを引っ張っていける存在になり、日本代表としてワールドカップでの優勝を叶えられたらいいなと思います。
村松 昨シーズンリーグ優勝したので、2026年はチームとして連覇をめざしたいです。そしてアジアの大会でも、日本のクラブチームとしてタイトルを獲れるように頑張ります。10年後は、これまで競技を続けてきて得られた経験を子どもたちに還元して、子どもたちがサッカーを始めるきっかけになるような仕事をしていたいですね。
区長 1年1年を大切にしながら頑張っていきましょう。その積み重ねが、今まで育んできた土台の上で大きな成果となって現れると確信しています。さて、最後になりますが、区民のみなさんにメッセージをお願いします。
村松 いつも応援していただき、ありがとうございます。これからも多くの方にベレーザを知ってもらえるよう積極的に活動していきますので、ぜひ、スタジアムで私たちの試合を見ていただけたら嬉しいです。
野田 みなさんの応援が、苦しい時も頑張れる「力の源」になっています。これからも応援してもらえるよう、みなさんの想いも背負って戦っていきたいです。
区長 これからもぜひ、区民のみなさんを勇気づけるような活躍をお祈り申し上げます。村松選手、野田選手、本日はありがとうございました。

村松智子・PROFILE

1994年10月23日生まれ(31歳)。東京都出身。2011年のトップチーム昇格以来ベレーザ一筋で、リーグ戦などで多くの優勝を経験。2022-23シーズンよりチームのキャプテンを務める。ポジションはディフェンダー。

野田にな・PROFILE

2003年9月5日生まれ(22歳)。東京都出身。U-20女子日本代表として2022年U-20女子ワールドカップに出場。現在はチームの副キャプテンを務める。ポジションはゴールキーパー。

COLUMN 板橋区とベレーザのつながり

 2015年1月29日、スポーツの振興・地域の活性化を目的とした連携協定の締結がきっかけとなり、交流が始まりました。以来、区民観戦デーや小学生向けのサッカー教室などで、活発な交流が続いています。

新春動画メッセージを配信しています

 YouTube区公式チャンネルで、村松智子選手・野田にな選手の新春動画メッセージを配信しています。下記のリンクから、ご覧ください。

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