令和5年度予算編成過程の公表【第3回当初予算案】
予算編成過程の公表【第3回当初予算案】
令和5年度当初予算案の概要
令和5年度予算の一般会計予算額は2,372億円5千万円、対令和4年度比74億6千万円、3.2%の増となりました。
令和5年度予算の編成においては、予算要求時点(令和4年10月)で47億円の財源不足が生じておりましたが、長引くコロナ禍やウクライナ情勢の長期化等による原材料価格の高騰を含めた物価高騰など、現下の社会経済情勢に応じた対策と、区民の安心・安全を最優先に感染症拡大防止に万全を期すとともに、区民生活を支え、地域経済の活性化を図るため、必要な対策を時機を逸することなく、適切に講じることを念頭に予算編成を進めてきました。このことから、政策経営部査定時点(令和4年12月)での財源不足額は76億円となりましたが、想定を大幅に超える特別区交付金や特別区民税の増収などにより、財政調整基金からの繰入を行わず、5年ぶりの収支均衡予算となりました。
しかしながら、長引くコロナ禍や物価高騰などによる社会経済状況の変動を考慮すると、今後の景気動向を予断なく見据えていく必要があります。
また、コロナ感染症や物価高騰をはじめ、区政における喫緊の課題に対応するほか、小・中学校を含めた公共施設の再構築の取組、まちづくり事業など、多額の経費負担を伴う事業が継続していく中、今般の歳入環境の改善を好機と捉え、健全な財政基盤を確立し、区の将来を支える財政運営を推進する必要があります。
歳入では、特別区税が納税義務者数の増などにより、対令和4年度比で26億円の増となり、特別区交付金についても、景気の回復基調により、50億円の増となりました。
歳出では、福祉費が施設介護給付をはじめとした自立支援給付経費の増などにより、対令和4年度比38億円の増、土木費においては、大山駅周辺地区、上板橋駅南口駅前地区、板橋駅周辺地区のまちづくり事業の進展などに伴い、対令和4年度比17億円の増となりました。
今後とも、開かれた区政の推進のため、予算編成過程の公表を行ってまいりますので、よろしくお願いします。
経費区分に表記している内容は、以下のとおりです。
- 「サマカン新規」→サマーカウンセル(当初予算事前協議)により実施する新規・拡充事業など
- 「サマカン施設」→サマーカウンセル(当初予算事前協議)により実施する施設維持改修事業
- 「実計」→本区の実施計画に基づく事業
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
政策経営部 財政課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2030 ファクス:03-3579-4211
政策経営部 財政課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。