描かれた大正モダン・キッズ 婦人之友社『子供之友』原画展

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ページ番号4000054  更新日 2020年1月28日

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チラシ:描かれた大正モダン・キッズ展

会期
2016年2月20日(土曜日)~3月27日(日曜日)
開館時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日
(ただし3月21日は振替休日のため開館し、翌3月22日休館)
観覧料
一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
*20名以上団体・65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
主催
板橋区立美術館、NHKプロモーション
制作協力
NHKプラネット中部
特別協力
婦人之友社
協力
愛知学泉大学
後援
一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、絵本学会

子どもたちに向けた、モダニズムの新たな文化が花開いた大正期。自由な風潮のなか、『子供之友』は、1914(大正3)年4月に婦人之友社の創業者羽仁もと子、吉一によって創刊されました。その後、1943(昭和18)年に第二次世界大戦下における用紙制限によって休刊するまでの30年間、子どもの自立による近代的な人間育成を一貫して掲げ、生活教育を積極的に展開した絵雑誌として、童話や伝記読物、漫画やクイズなどの多彩な内容で多くの子どもたちから愛されました。

創刊より絵画主任を務めた北澤楽天の洒脱でユーモアあふれる表現に、竹久夢二の豊かな情感が加味され、『子供之友』は当初から高い芸術性を誇りました。後年、童画家第一世代と呼ばれる武井武雄、村山知義らも独自の作品を発表し、休刊まで多彩な画家たちの魅力的な作品が毎号を飾りました。

本展では、北澤楽天、竹久夢二、武井武雄、村山知義を中心に、最終号を飾った深沢紅子にいたる数々の画家たちが『子供之友』のために描いた原画150余点を一堂に展示し、その芸術性とともに、絵雑誌における子どもに向けた美術の世界を紹介するものです。また、原画とあわせて、雑誌『子供之友』も展示します。子どもたちを取り巻く社会環境が激動する今だからこそ、『子供之友』の歩みは、未来の大人である子どもたちに何をすべきか、その指針を与えてくれるに違いありません。

関連イベント

講演会「子どもの本と『小さいおうち』の時代」

とき
2月27日(土曜日)午後2時〜午後3時30分
講師
中島京子氏(小説家)

*当館1階講義室にて、聴講無料、定員100人
*当日午前11時00分より入場整理券を配布します(1人1枚限り、座席選択不可)

「『子供之友』の画家たち」

とき
3月6日(日曜日)午後2時〜午後3時30分(午後1時開場予定)
講師
松本育子氏(刈谷市美術館学芸員、本展企画者)
聞き手
高木佳子(板橋区立美術館)

*当館1階講義室にて、申込不要、聴講無料、先着100名、当日直接会場へお越しください

カフェ・ボローニャ Café Bologna

本展の会期限定で手作りのパンが自慢のカフェがオープンします。
ブックショップも併設。会期中毎日OPEN 午前10時00分~午後5時00分

巡回案内

日程

兵庫県立歴史博物館:2016年10月15日~11月27日

刈谷市美術館:2017年4月22日~6月4日

天童市美術館:2017年6月22日~8月6日

展覧会図録

「描かれた大正モダン・キッズ —婦人之友社『子供之友』原画展—」

写真:図録表紙

発行年
2016年
価格
1800円

図録の申込は以下のページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。