館蔵品展 狩野派SAIKO!
板橋区立美術館の古美術コレクションは、狩野派の作品がひとつの核になっています。狩野派とは、血縁関係で続いた狩野家を中心とする専門絵師の集団で、常に幕府の仕事を行った一派です。室町時代から江戸時代まで400年にわたり、日本絵画史上の最大勢力でありつづけました。
今回の館蔵品展では、当館の狩野派コレクションを中心に、始祖の正信から幕末の河鍋暁斎までの作品を展示し、多様な狩野派をご覧いただきます。秀頼(ひでより:国宝「高雄観楓図屏風」の作者)や、内膳(ないぜん:重文「南蛮屏風」の作者)などの珍しい作品のほか、江戸時代の女性画家である清原雪信(きよはらゆきのぶ)、融女寛好(ゆうじょかんこう)、表絵師の春雪(しゅんせつ)、了承(りょうしょう)など、知られざる狩野派絵師たちの作品が満載です。
展示作品のいくつかには「SAIKO!ポイント」をつけ、再興・最高・再考をキーワードに、絵画史上の注目点を解説しながら、当館の狩野派コレクションを再点検します。
以下の添付ファイルから出品リスト(PDF)が印刷できます。
展示替えはありません。
- 会期
- 2013年8月31日(土曜日)~9月29日(日曜日)
- 開館時間
- 午前9時30分から午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
- 休館日
- 月曜日(但し9月16日、9月23日は開館し、9月17日、9月24日は休館)
- 観覧料
- 無料
- 主催
- 板橋区立美術館
- 展示点数
- 屏風・掛軸・巻子 27件
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このページに関するお問い合わせ
板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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