絵本講座:さわる絵本づくりー指先で感じる物語

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ページ番号4001964  更新日 2025年5月10日

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触覚を使って楽しむ作品を手がけるイタリアのアーティストユニット、ミラビリア(Mirabilia)を講師に、さわる絵本づくりのプロセスやテクニックを学ぶ2日間のワークショップです。

 

さわる絵本づくりー指先で感じる物語

日時:2025年7月8日(火曜日)、9日(水曜日)の2日制 10時~16時30分

講師:ミラビリア(アーティストユニット/イタリア)

通訳:森泉文美(本展コーディネーター)

対象:イラストレーター又はイラストレーターを目指す方で、絵本づくりに関心があり、全日程参加できる18歳以上の方

定員:20名(書類選考あり)

参加費:10,000円(別途材料費として2000円程度かかります)

申込方法:往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。

(1)「さわる絵本づくり」申込
(2)氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号・メールアドレス
(3)出版歴のある方はタイトルと出版社
(4)これまでの制作活動
(5)主な使用技法
(6)参加希望の理由
(7)「夏のアトリエ」等、過去に板橋区立美術館で開催したイラストレーター向けワークショップ参加の有無
※返信面にも住所・氏名を明記の上、宛先:板橋区立美術館「さわる絵本づくり係」へ
※ワークショップが複数あるので、「さわる絵本づくり」への申込であることを明記してください。
締切:2025年6月10日(火曜日)(必着)


講師からのコメント

言葉ではなく、感覚や感覚が伝えるものによって、ストーリーを語り、感情や記憶を表現することはできるのでしょうか。言葉の代わりに、質感、匂い、音を使って何かを語ることはできるのでしょうか。このワークショップでは、共感覚的な素材を使ったさまざまな伝達方法を見つけ、実験し、それらを「さわる絵本」の制作につなげます。制作に使う道具、さわる絵本の定義やアイディアを学び、さらに、さわる絵本や作品を、子ども向けのワークショップなどに展開する可能性も探ります。

ミラビリア 二人の写真

ミラビリア Mirabilia
ジョルジャ・アッジョ(Giorgia Aggio)とミケーレ・フォッラ(Michele Folla)による、イタリアのアーティストユニット。さまざまな素材を生かし、触覚を使って楽しむことのできる立体作品や、アーティストブック、ゲームなどを手掛けている。イタリア国内の美術館や学校、図書館など様々な場所で、子ども向けワークショップを多く開催、学校向けの教材の提案なども行う。またローマのイタリア全国視覚障害者支援施設連盟と協力して、『のはら』などのさわる絵本も制作している。

2025年7月5日より、浜田市世界こども美術館(島根)で開催される展覧会「さわっ手たのしむタッチミュージアム」(会期:2025年7月5日(土曜日)~9月21日(日曜日))に参加している。

ミラビリアによるさわる絵本「のはら」の画像
ミラビリアによるさわる絵本『のはら(IL PRATO)』