浮世美人図 池田孤村 江戸時代

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ページ番号4000382  更新日 2020年1月28日

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技法
絹本著色
サイズ
122.1cm×49.2cm

作品:池田孤邨 浮世美人図

池田孤村は酒井抱一に学んだ画家で、江戸琳派の花鳥画を多く描いた。本図はそうした孤村には珍しい浮世絵風俗画で、画中の落款には、この絵が江戸初期の有名な風俗画かであった岩佐勝重の作品にならったものであることが書きとめてある。読書や双六、三味線に興じる芸妓たちの背景には、孤村得意のたらし込み技法を使った琳派風の草花図屏風が、画中画として描かれていて、風俗画と草花画の両方が一枚の絵で楽しめる趣向となっている。
IKEDA Koson

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