板橋駅西口周辺地区のまちづくりイベント「えんのもりスクール」について
「えんのもり」とは?

令和9(2027)年度から令和11(2029)年度にかけてまちづくりが進む、JR板橋駅前。三駅が近接する好立地を活かした交通利便性の高い人中心のエリアをめざしています。
「板橋区の玄関口」のリニューアルに向けて、駅前のエリア全体を「えんのもり」と名付けました。人々が出会う宿場町としての歴史、縁がつながり新しいものに出会える学びの場、杜のようなみどりいっぱいの空間、地域の活動やまちの見守りといった、このエリアがめざすべき場所のイメージをネーミングに込めました。
新しい駅前広場は、車中心から人中心の安全で居心地のよい空間へとリニューアルします。豊かなみどりの整備が循環型社会のシンボルとなり、雨水を地中に浸透させ、内水氾濫などの都市型災害に対する地域の安全性も高めます。公益エリア、ハイライフプラザ、2つの再開発事業と一体となった駅前広場が、新旧のコミュニティを次世代につなぎ、「むすびのけやき」を中心に、活動と活気に溢れる空間となるよう、商店街、町会、再開発事業者との連携を深めていきます。
「えんのもりスクール」とは?

えんのもりの豊かな空間は、まちづくりの事業による「つくる」だけでは成り立ちません。
住民、事業者、町会、商店街、行政など、地域に関わる主体が、空間を「つかう」方法や「まもる」ための維持管理の新たな仕組みを、皆で考えていきたいと考えています。
「 えんのもりスクール」は、まちづくりを実践してきた方による講義やまちあるき、空間の使い方のワークショップ等による「学びの場」です。学びから得られたヒントをもとに、えんのもりの使い方や維持管理のあり方を議論していきたいと考えています。
えんのもりは、まちに関わる人々がまちのことを自分ごとで考え、ともに学び、熟議し、活動する、そんな広場のような空間をめざします。






開催状況
令和7年度
第1回(令和7年5月25日開催)


「まちとつながり、みどりを感じる一日」
板橋駅西口駅前広場の再整備に向けた取組の一環として、第1回えんのもりスクールを開催しました。区内外から多くの方が集い、「これからの板橋駅西口」を考える第一歩となりました。
1限目では、駅前広場や板橋口地区再開発4階に整備する公益施設の計画・設計に携わるNEY&パートナーズ渡邊氏から、まちづくりについての全国各地の事例紹介を交えながら、レクチャーが行われました。まちを“つくる”だけでなく、“使い、育て、楽しみながら続けていく”視点に、参加者からも多くのご意見が寄せられました。
2限目は板橋駅西口周辺地区を知ってもらうため、まちあるきを行い、まちあるき後にオリジナルのスワッグづくりを体験しました。普段何気なく通り過ぎていた風景の中に、豊かなみどりがあることを再発見する時間となりました。


第1回レポート
第2回(令和7年7月12日開催)



「まちを知りアイデイアを広げる」
第2回えんのもりスクールでは、板橋駅西口周辺を実際に歩きながら、将来の駅前広場や周辺空間で「やってみたいこと」を参加者同士で共有し、アイデアをふくらませるワークショップを行いました。
1限目のまちあるきでは、駅前広場を起点に、ハイライフプラザや旧中山道、グリーンロードなどを巡りました。その後、「アクティビティカード」を使って、駅前広場や周辺空間で自身がやってみたいこと、他の人と連携したいことを自由に書き出し、意見交換を行いました。
2限目では、様々な地域のまちづくりプロジェクトや事業のデザインを手がけるトーン&マターの広瀬氏を招き、レクチャーを行いました。官民連携や運営の工夫などの実践的な事例紹介により、参加者それぞれが「自分にも関われるまちづくり」を具体的にイメージする機会となりました。
第2回レポート
第3回(令和7年9月7日開催)



「やってみたいことをかたちに」
第3回えんのもりスクールでは、これまでに集まったアイデアを集約して、皆が将来の駅前広場で「やってみたいこと」を全員で共有したうえで、その実現に向けて「どこで・誰と・どうやるか」を考えるワークショップを実施しました。参加者同士の対話を通じて、より具体的な駅前広場の使い方を考えました。
1限目では、「やりたいこと」のアイディアを1枚ずつ記したアクティビティカードを活用し、みどりを育てる活動や駅前広場でのイベント、近隣区と連携した取組など、実現に向けた工夫や関係づくりについて意見交換を行いました。板橋駅西口ならではの立地や特性を生かしたアイデアが多く出されました。
2限目のレクチャーでは、板橋口地区再開発事業4階に整備する公益施設の設計に携わっている山道氏や地域密着型プロレスを主催しているをはやて氏を迎え、それぞれの活動やまちへの想いを共有しました。地域と関わり続けることの大切さや、楽しみながら人の輪を広げていく姿勢が伝えられ、参加者からも多くの質問が寄せられました。
第3回レポート
第4回(令和7年11月15日開催)


「やりたい思いを選び深める」
第4回えんのもりスクールでは、これまでのワークショップで積み重ねてきたアイデアを振り返り、「自分は何をやってみたいのか」を改めて考えました。
1限目では、完成したアクティビティカードの一覧から関心のある活動を選び、その理由を参加者同士で共有し、第5回の事業者との合同発表会に向けたまとめのワークショップを実施しました。
2限目では、生態系の研究者の片野氏と造園の実務者の西尾氏を講師に迎え、高島平周辺の崖線エリアのまちあるきを通して、植物や土壌を観察しながら、みどりの成り立ちや環境の見方について学びました。実際の風景を通して、生態系を理解する視点に触れることで、駅前広場の「みどりのあり方」を考えるヒントを得る機会となりました。


第4回レポート
第5回(令和7年12月13日開催)




「みんなで描いた構想を、未来につなぐ」
第5回えんのもりスクールは、これまでの取組みの集大成として、市民・再開発事業者・区の職員が集まり意見交換を行いました。
1限目では、駅前周辺で採取した植物を使い、クリスマスリースづくりを実施し、楽しみながらみどりに触れる時間を通して、将来の駅前広場を「使い続け、育てていく」イメージを体感しました。
2限目は、使い方ワークショップのまとめの会として、これまでの活動成果や、今後の「えんのもり」の継続に向けた案について意見交換を行いました。参加者からは、これまでのアイデアに対する高い評価とともに、「できることから早く始めたい」「工事期間中でも清掃や植栽管理などに関わりたい」といった前向きな声が多く寄せられました。
第5回レポート
令和7年度まとめ
「えんのもりスクール」は、区の玄関口にふさわしい魅力あふれる空間整備に向けて、地域の方々とともに将来の板橋駅西口駅前広場の使い方や活動への関わり方を考える場として、令和6年度より全5回にわたり開催しました。これらの取組を通じて見えてきたのは、駅前広場が「通り過ぎる場所」ではなく、人と人、人とみどり、人とまちがつながる場として育っていく可能性です。
えんのもりスクールで生まれた気づきやアイデアは、今後の駅前広場の設計や運営、さらには完成後の使い方にも生かしていきます。ハードを整えることだけが目的ではなく、地域とともに使い続け、育て続けていく場をつくることを目指していきます。
今後もえんのもりスクールを通じて、地域の皆さまと共に再整備を進めていきます。
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まちづくり推進室 地区整備課
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