ユニバーサルデザインとは

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ページ番号1006128  更新日 2020年4月9日

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ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、国籍、個人の能力にかかわらず、一人ひとりの多様性が尊重され、あらゆる場面で社会参加ができる環境を整えることです。
以上の定義を踏まえ、ユニバーサルデザインの基本的な考え方を示します。

  1. 「すべての人」が対象
  2. 「はじめから」の発想
  3. 「ハード・ソフト両面から最適な手法をめざす」という姿勢
  4. 「本来の価値・感性価値を配慮し提供する」という姿勢
  5. 「絶えず改善を考え、実践し続ける」という姿勢

板橋区では平成28年度に「板橋区ユニバーサルデザイン推進計画2025」を策定し、ユニバーサルデザインの推進を掲げています。

ユニバーサルデザインの7原則

ユニバーサルデザインは、アメリカの建築家であるロナルド・メイス氏によって提唱された考え方です。同氏を含めた建築家や工業デザイナー、技術者、環境デザイン研究などからなるグループが協力して、「ユニバーサルデザインの7原則」がまとめられました。

公平性(だれにでも公平に利用できること)

だれにでも利用できるように作られており、かつ、容易に入手できること
例:自動ドアの出入口

柔軟性(利用者に応じた使い方ができること)

使う人のさまざまな好みや能力に合うように作られていること
例:階段、エレベーター、エスカレーターが併設された駅

単純性・直感性(使い方が簡単ですぐわかること)

使う人の経験や知識、言語能力、集中力に関係なく、使い方がわかりやすく作られていること
例:ピクトグラムを活用したサイン

認知性(必要な情報がすぐに理解できること)

使用状況や、使う人の視覚、聴覚などの感覚能力に関係なく、必要な情報が効果的に伝わるように作られていること
例:文字・記号、音・音声、触知図・振動など複数の情報伝達方法を組み合わせたサイン

安全性(使い方を間違えても、重大な結果にならないこと)

ついうっかりしたり、意図しなかったりした行動が、危険や思わぬ結果につながらないように作られていること
例:駅のホームドア

効率性・省力性(無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使えること)

効率よく、気持ちよく、疲れないで使えるようにすること
例:購入ボタン、取り出し口が腰の高さにある自動販売機

快適性(アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること)

どんな体格や、姿勢、移動能力の人にも、アクセスしやすく、操作がしやすいスペースや大きさにすること
例:幅が広い自動改札機

バリアフリーとユニバーサルデザインの関係

バリアフリー

対象:特定の人
考え方:あとからバリア(障壁)を取り除く
主な対象:ハード面

ユニバーサルデザイン

対象:すべての人(年齢、性別、国籍、個人の能力にかかわらず)
考え方:はじめからバリア(障壁)をつくらない
主な対象:ハード・ソフト面

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 障がい政策課 ユニバーサルデザイン推進係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2252 ファクス:03-3579-4159
福祉部 障がい政策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。