ペナン植物園日本庭園竣工式

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1005155  更新日 2020年1月25日

印刷大きな文字で印刷

板橋区では2006年まで、板橋区商店街連合会と協力し、「ペナン植物園に日本庭園を贈ろう」募金を実施しました。この募金をもとに、この度ペナン植物園内の日本庭園を整備することができました。ご協力いただきました区民の皆様に、心より御礼申し上げます。
7月23日にペナン植物園内で行われた日本庭園竣工式に、公式訪問団・区民交流団が参列しましたので、内容をご報告します。

これまでの交流の経緯

熱帯環境植物館が熱帯雨林と環境をテーマとした例のない植物園構想であったため、設計の段階からペナン植物園と情報交換を行うなどの交流が始まった。
平成6年9月の熱帯環境植物館の開設に合わせて、両施設の間で「友好提携に関する共同声明」を締結し、植物・種子の交換や技術交流などを行い友好関係を深めてきた。
さらに、区と区商連が共催で行った「熱帯林保護のための植林募金」や「ペナン植物園に日本庭園を贈ろう」という募金で集まった寄付金を送るなど、区民レベルでの交流も重ねてきた。

日本庭園竣工式・記念昼食会

ペナン到着の翌日である7月23日は、朝8時20分にホテルを出発。現地のガイドの案内により朝市、寝釈迦仏、ミャンマー寺院を見学した。
このあと本来の目的である植物園で開催される竣工式に全員が出席。ペナン側からはトゥアン・ダニイロウ観光・文化・芸術委員会行政議員が挨拶。板橋区訪問団への歓迎の辞、これまでの交流に対する区側の取り組みと商店街連合会への謝辞、引き続きの支援要請などがあった。次いで坂本区長が挨拶。温かい歓迎に対する謝辞、日本庭園の竣工をお祝いするとともに、日本庭園が両植物園の友好のシンボルとして更に交流が深まることを期待すると挨拶。続いて星在ペナン総領事の挨拶、出席者紹介のあと、新設された日本庭園に移動して、佐々木議長、原田会長も加わり風船を空に放つテープカットと記念品交換、記念撮影を行った。式典終了後、植物園を視察する予定であったが、突然のスコールに見舞われたため竣工式のテントに避難。ここで区長、議長とペナン関係者が地元新聞社のインタビューを受けた。
雨のため予定を変更し、インドネシアのろうけつ染めであるバティック工房を視察。ここで区長と議長が揃ってシャツを購入し、これに着替えて昼食会場に向かった。
竣工記念昼食会は佐々木議長の挨拶で始まった。州議会と重なったためペナン側の出席者は少なかったが、区民ツアーのみなさんも参加し和やかな昼食会であった。

写真1
竣工式の様子
写真2
日本庭園前にて

ペナン州政府表敬訪問

州議会開催中の多忙の中、トゥアン・リムグゥアン州政府長官、秘書官、書記次官代表、政府職員などの歓迎を受けた。長官からは、板橋区と区商連のペナン植物園への支援に対する謝辞と引き続きの支援要請があった。坂本区長は、日本庭園竣工へのお礼の言葉を伝え、熱帯環境植物園が清掃工場の焼却熱を利用している環境に配慮した施設であることをアピールした。
懇談のあと地元報道関係者との会見もセットされたていたため、その日の夕刊と翌日の朝刊に、訪問と会見の様子が区長の写真入りで報道された。
このあと区民ツアーと合流し、旧イギリス人街のジョージタウンに向かい、観音寺、インド人街などを視察した。
無人島だったペナン島にイギリス人が上陸してから222年経た今でも当時の建造物が多く残っていて、これらを見学するだけでも価値がある。
(文:文化・国際交流課長)

写真3
州政府表敬訪問1
写真4
州政府表敬訪問2

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

区民文化部 文化・国際交流課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2018 ファクス:03-3579-2046
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。