広報いたばしテキスト版(令和8年3月21日号)1面・2面

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ページ番号1062721  更新日 2026年3月21日

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令和8年度施政方針

区政の持続可能な未来に向けて
 3月2日に開催した令和8年第1回区議会定例会本会議で、坂本区長が令和8年度施政方針を説明しました。
 施政方針で示した予算編成・区政経営の方針、「9つの基本政策」に沿った主要事業の概要をお知らせします。

予算編成・区政経営の方針

 日本経済は、雇用・所得環境が改善し、緩やかな回復が続くことが期待される一方で、国内外の社会情勢・物価・金融資本市場の変動などの動向に十分注意する必要があります。
 区財政は、一人あたりの平均税額の堅調な伸び、納税義務者数の増などにより、特別区民税の増収が見込まれるものの、ふるさと納税による流出額は拡大を続けており、決して楽観視はできません。
 令和8年度は、昨年10月に議決した新たな基本構想のもと、「板橋区基本計画2035」と「いたばしNo.1実現プラン2028」を展開していく初年度であり、10年後にめざすまちの実現に向けた礎づくりのスタートとなる重要な年度です。
 そこで、令和8年度予算は「みんなにかけ橋 未来をひらく 創造都市デザイン予算」と銘打ち、変化の激しい社会経済情勢が区民生活に及ぼす影響や、事務事業の効果・効率性を客観的な視点で見極めながら、「誰もが幸せを実感している」「つながりと愛着がはぐくまれている」まちを具体化させ、創造都市(クリエイティブシティ)として、基本構想が示す新しい時代にふさわしい板橋区の未来をデザインし、施策を展開していくための積極的な予算編成を行いました。

令和8年度予算の主要事業(概要)

基本政策 子ども・若者

子ども・若者・子育て世代が住みたくなるまち
  • 産婦健康診査・1か月児健康診査に都内共通受診方式を導入し、母子健康診査の費用負担軽減を図ります。
  • 新たに5歳児発達健康診査を希望者に提供し、3歳児健康診査から就学時まで公的健康診査の機会がない事で生じる切れ目をなくし、親子の安心した就学につなげます。
  • 未就学児対象のベビーシッター利用支援事業の一時預かりを拡充し、区独自で病児・病後児のシッター利用料の助成対象を小学3年生まで広げ、切れ目のない子育て支援を推進します。
  • 民間保育施設への巡回指導を年3回以上に拡充し、保育環境の安全・質の向上を支援します。
  • 社会的養護経験者への家賃・光熱水費・資格取得などの支援拡充と、自立支援拠点の新たな整備による経済的支援と相談支援の両輪で、社会的養育を推進します。

基本政策 教育

学びを通じて成長と幸せを実感できるまち
  • 新たな学習環境への適応が難しい新小学1年生の学校生活をサポートする「小1サポーター」を各小学校に配置します。
  • 学校生活支援員やスクールカウンセラーの配置を拡充し、児童・生徒が安心して学び、学校生活を送れる環境の充実を図ります。
  • あいキッズを「放課後の居場所」から「一日の居場所」へと進化させるほか、地域との連携強化により体験交流活動を充実させ、学びの場としての価値を高めます。
  • 小・中学校の学校図書館の司書配置を週1日から週3日に拡充し、児童・生徒の読書活動の支援を充実させます。また、土曜日・日曜日・祝日や夏休みなどに、地域の子どもたちを対象に、舟渡小の図書館を開放するとともに通帳型の冊子に読書記録ができる「読書通帳機」を導入し、読書意欲の向上につなげます。
  • フリースクールなどを利用するための費用を一部助成し、不登校児童・生徒の保護者負担の軽減を図ります。
  • 入国直後など、日本語での意思疎通が困難な児童・生徒を対象とした常設の「日本語学習初期支援クラス」を高島二中に新設し、日本語指導を充実させます。

基本政策 福祉・介護

安心して住み慣れた地域で暮らせるまち
  • 重層的支援体制整備事業の中核を担う地域福祉コーディネーターの活動地区を段階的に18地区に拡大していきます。令和8年度は12地区で事業展開し、活動の充実を図るため、旧蓮根高齢者在宅サービスセンターの一部を新たな拠点として整備します。
  • 医療的ケアが必要な方を支援するため、ショートステイ事業所における受入を拡充するとともに、安定した事業所運営のため、医療的ケアに必要な専門職員の雇用経費を助成します。
  • 重度訪問介護利用者が大学などで学べるよう、通学や身体介護などの必要な支援を行う事業を実施します。

基本政策 健康

すべての人が健康で自分らしく輝けるまち
  • 単身高齢者への対応として、遺言・相続・葬儀などの相談や情報提供を行う「終活支援事業」を行います。
  • 板橋区医師会の在宅医療推進強化事業への費用の助成を行い、在宅医療体制の構築に向けて支援します。
  • 感染症防止のため、妊娠28週から36週の方を対象に、「RSウイルス母子免疫ワクチン」の定期接種事業を開始します。

基本政策 スポーツ・文化

スポーツ・文化に親しみ魅力へつなげるまち
  • 旧保健所跡地に、地域の文化・交流ニーズへの対応、地域経済と社会の活性化、機能の充実化と災害対応力の強化の視点から、ホール機能などを設置する複合施設整備計画を進めます。
  • 文化会館地下1階をリニューアルし、様々な創作活動・体験ができる「文化の居場所」をつくります。日常的に活動できるオープンな空間をつくることで、新たな文化の創造・発信拠点としての機能強化を図ります。

基本政策 産業

板橋らしい産業の魅力を創造・発信するにぎわいあふれるまち
  • 新たな製品・サービスの開発をめざす事業者と研究機関・区内事業者とのマッチング、実証実験環境の提供など、実装までを見据えた伴走支援を行う「イノベーション創出・社会実装推進プロジェクト」を開始します。
  • 30回目の開催を迎えるいたばし産業見本市を企業・大学・研究機関と区内企業との交流・連携促進を図り、区内外のブランディングにつながる企画と情報発信を行う記念事業として行います。
  • 農地を所有する農業者を対象に、農地の確保・保全・有効活用に向け、非農地から農地への転換や農地が持つ多面的機能の発揮に必要な施設整備など、支援の充実を図ります。

基本政策 環境

みどり豊かで人と地球にやさしいまち
  • 「板橋区かわまちづくり基本構想」の全体コンセプトである「自然体験型アーバンリバーパーク」の実現に向けて、にぎわい創出と防災を軸に、自然豊かな空間を整え、荒川河川敷の魅力・機能向上をめざします。
  • 「ひと・まち・みどりをつなぐ」をコンセプトに、来年4月リニューアルオープン予定の板橋公園では、園内を巡る次世代モビリティや農園整備などを行い、魅力あふれる公園にします。
  • 区内の集合住宅・公園などで、専門家派遣によるボランティア団体の育成や植栽管理の指導などを行うとともに、多様な主体が連携するみどりの協働体制の構築に向けて、ワークショップなどを行い、協働体制を維持・活性化する仕組みを構築します。
  • 「いたばし環境アクションポイント事業」をアプリ利用中心の事業に刷新します。また、環境配慮行動の実践や太陽光パネルを設置した方に「いたばしPayポイント」を付与するなど、更なる事業展開を図ります。
  • 食品ロス削減・生ごみ減量に資する施策を「生ごみ減量プログラム」として定型化し、ゼロカーボンシティに向けた行動変容を促進していきます。

基本政策 防災・危機管理

地域で支え合い安心・安全に暮らせるまち
  • 危険ながけ・よう壁の解消を促進するため、区内約900か所の実態調査を行い、その結果を踏まえた「がけ・擁壁防災対策方針」を策定します。
  • 老朽建築物対策のため、所有者不明・不存在の空き家に対し、区が財産管理制度を活用して除却・改善を図ります。また、所有者などに、専門家による無料相談会を定期的に開催します。さらに、接道要件を満たさず再建築が困難な空き家を解消するため、隣地との統合による売買に要する経費の一部を助成するなど、建築物の適切な維持管理につなげます。
  • 初期消火体制の強化を図るため、街頭消火器の設置を推進するとともに、緊急医療救護所の運営に必要な非常食・飲料水・医薬品の備蓄の増強を図ります。また、区立全小・中学校や区営住宅などに24時間使用できる屋外型AEDの増設、設置箇所の夜間の視認性を高める蓄光サインボードなどの設置により、防災対策を推進します。

基本政策 都市づくり

身近な暮らしの中でこころの豊かさを感じる魅力にあふれるまち
  • 大山駅周辺地区において、補助第26号線と商店街が交差する場所を、まちのにぎわいや商店街の活性化の場とするため、再開発事業で整備した広場などの活用を図ります。
  • 板橋駅周辺地区の駅前エリア全体を「えんのもり」と名付け、区民の創造的な活動や人と人とのつながりが育まれる空間をめざします。
  • 上板橋駅南口周辺地区では、緑豊かで心地良い屋外空間を公民一体で形成し「新たな公園都市」の実現をめざします。また、再開発事業の完了期に向けて、商店街の活性化、防災面の改善などの取組を進めていきます。
  • 高島平地域において、将来を見据え、選ばれるまちへと成長していくための連鎖的都市再生を進めます。持続可能な都市へと転換していくため、都市の骨格を再構成し、「高島平地域グランドデザイン」の改定に着手します。
  • 小竹向原駅周辺では、駅周辺の総合的なまちづくりの推進に向けて、まちづくり組織の活動を支援するとともに、向原小や地域の課題解決に向けて、公共施設の機能連携や再編の検討を進めます。
計画を推進する区政経営
  • グリーンホールを「よりそい・まじわり・つながり」を活用コンセプトに、高齢・障がい・福祉の総合的・包括的支援拠点として整備するための検討を推進します。
  • 区役所本庁舎北館を来庁者の利便性向上・業務効率化を図り、時代に即した庁舎とするため、検討を進めます。
  • 旧板橋四中跡地を若者・地域交流拠点や多様な学びの場、多目的スポーツ広場として整備を推進するとともに、区全体・地域の防災力を高めるなど、魅力的な施設整備に向けて整備構想・計画を策定します。
  • 栄町集会所を多世代が自然に集い、交流し、地域活動へ参画しやすい「つながりの居場所」として整備します。
  • 創造都市としての歩みを進めるため、「絵本のまち板橋」を新たな段階へ移行します。「ボローニャ国際絵本原画展」の会期に合わせた多彩なイベントを区内各所で展開し、各施策を横断的につなぎ、「創造都市いたばし」を広く区の内外に発信します。

令和8年度当初予算の規模

一般会計

  • 令和8年度…3015億円
  • 令和7年度…2753億円
  • 伸び率…9.5パーセント

特別会計(国民健康保険事業)

  • 令和8年度…534億8000万円
  • 令和7年度…534億9000万円
  • 伸び率…0.0パーセント

特別会計(介護保険事業)

  • 令和8年度…484億1600万円
  • 令和7年度…481億6700万円
  • 伸び率…0.5パーセント

特別会計(後期高齢者医療事業)

  • 令和8年度…160億5000万円
  • 令和7年度…146億7300万円
  • 伸び率…9.4パーセント

特別会計(東武東上線連続立体化事業)

  • 令和8年度…5億9300万円
  • 令和7年度…12億5000万円
  • 伸び率…マイナス52.6パーセント

合計

  • 令和8年度…4200億3900万円
  • 令和7年度…3928億8000万円
  • 伸び率…6.9パーセント

注:伸び率は、小数点以下第2位を四捨五入しています。

おわりに

 令和8年度は 新たな基本構想・基本計画のはじまりの年となる重要な年度となります。
 「みんなに かけ橋」をスローガンに、創造都市(クリエイティブシティ)として、「東京で一番住みたくなるまち」の実現に向けて、全力で取り組みます。

問い合わせ

政策企画課総合計画係 電話3579-2013

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