公共施設に関する個別整備計画（素案）の公表

区では、公共施設を魅力ある施設に再編整備し、次世代へ継承するために、「公共施設等の整備に関するマスタープランに基づく個別整備計画」（以下「個別整備計画」）を策定します。現在、以下のとおり、素案を公表しつつ、パブリックコメント（意見）募集の実施や説明会を開催しながら検討を進めています。

計画の概要

魅力ある公共施設に再編整備し、次世代へ継承するために

区では、今後多くの施設の老朽化が進む中で、その全てを現状のまま維持・管理していくだけの財源を確保していくのは困難なことから、公共施設の概況と整備の方針を明らかにし、適切なコスト管理による計画的な整備と将来需要を見通した最適化に向け、平成25年5月に「公共施設等の整備に関するマスタープラン」（以下「マスタープラン」）を策定しました。マスタープランで定めた今後の施設整備に向けた基本方針および未来志向のマネジメント方針に基づき、個別整備計画を策定します。

計画の目的

適切なコスト管理と施設の適正な配置
工事にかかる仕様内容や内容の見直しによる改築・改修などの経費縮減と年度間の平準化をはじめとする適切なコスト管理、将来需要を見通した最適化に向けた施設の適正な配置の実施方針や工程表を定めます。

魅力ある公共施設へと再構築
施設の機能転換や複合化などにより施設総量を抑制しつつも施設の質を更に充実させ、効率的・効果的なサービスの提供などにより、時代の要請に対応した魅力ある公共施設へと再構築し、持続可能な区政の実現と継続的な行政サービスの提供を図っていきます。

計画期間と目標

40年を4期に分けて整備計画を策定
公共施設の耐用年数が40～80年にもおよび、長期的な視点が不可欠であることから、次期基本計画の想定期間（平成28～37年）を第1期とし、以後10年ごとに第4期までとして具体的な整備計画を策定します。
現在、区有施設の大半が築年数30～40年を経過しており、その多くが第4期までに改築・改修などの更新時期を迎えることから計画期間を40年とします。

約2割程度の経費削減を目標に
施設の長寿命化や施設総量の抑制、改築・改修経費の削減、年度間の平準化などの取組みにより、約2割程度の経費削減を目標とします。

今後の展開

今後は、区議会での審議を経るとともに、区民のみなさんの意見をお聞きし、全体調整を行いながら、マスタープランとともに次期基本計画に反映させ、魅力ある公共施設への再編整備をめざします。

計画（素案）の構成

第1章　個別整備計画の目的等
第2章　公共施設等の整備に関するマスタープラン
第3章　集会所等施設編
第4章　高齢者集会施設編
第5章　児童福祉施設編
第6章　学校関連施設編
第7章　その他施設編
第8章　総合的かつ計画的な管理に関する方針
第9章　集約・複合化の推進
第10章　個別整備計画の目標設定

※計画（素案）の詳細は、下記添付ファイルからPDF形式でご覧いただけます。

パブリックコメント（意見）募集の実施や説明会の開催

パブリックコメント（意見）募集の実施

平成26年12月13日（土曜日）から平成27年1月21日（水曜日）にかけて、パブリックコメント（意見）募集を実施しました。区議会へ報告後、意見に対する区の考え方を後日公表します。

説明会の開催

以下のとおり、個別整備計画（素案）について区民説明会を開催いたしました。

【開催場所】

• 平成26年12月16日（火曜日）午後7時から　志村コミュニティホール
• 平成26年12月17日（水曜日）午後7時から　桜川地域センター
• 平成26年12月18日（木曜日）午後7時から　高島平区民館
• 平成26年12月19日（金曜日）午後7時から　下赤塚地域センター
• 平成26年12月20日（土曜日）午前10時から　グリーンホール601会議室

【説明内容】

• 個別整備計画の総論
• 集会所等施設（区民集会所・地域集会室）
• 高齢者集会施設（いこいの家・ふれあい館）
• 児童福祉施設（児童館・保育園・学童クラブ）
• 学校関連施設（小・中学校）

※児童館のあり方検討（中間のまとめ）についても併せて説明いたしました。
【説明資料】

• 概要版（個別整備計画素案）
• 説明会用パンフレット

※説明資料は、下記添付ファイルからPDF形式でご覧いただけます。