令和4年度予算編成過程の公表【第1回】

予算編成過程の公表【第1回】

令和4年度予算編成の考え方について

　新型コロナウイルス感染症拡大は長期化し、度重なる緊急事態宣言の発令などを受け、行動の制約などにより、区民の生活や社会経済活動に大きな影響を及ぼしています。

　この状況を受け、区としては、感染症収束の大きな鍵となる新型コロナウイルスワクチン接種を加速化させ、早期に感染拡大の防止をめざすとともに、コロナ禍における区民生活を支え、地域経済の活性化を図るための対策に最優先で取り組む必要があります。

　区財政は、地方法人課税の税制改正による減収の恒常化に加え、感染症拡大に伴う経済への影響により、特別区交付金及び特別区税の改善は見込めない一方、社会保障費の増大傾向はもとより、（仮称）子ども家庭総合支援センターの開設、まちづくり事業の本格化や公共施設の再構築をはじめとした多額の経費負担を伴う事業が継続しています。

　この厳しい財政状況においては、緊急財政対策を継続しつつ、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、「いたばしナンバー1実現プラン2025」で掲げた計画の着実な推進を図り「東京で一番住みたくなるまち」をめざしてまいります。

　そのためには、感染症収束後の新たな区政のあり方、激変する社会経済情勢、区の財政状況を踏まえて、それぞれの事務事業について、効果や効率性を客観的な視点で見極めつつ、前例に捉われずにあらゆる創意工夫を重ねることで、質の維持・向上を図ってまいります。

令和4年度予算要求状況

　一般会計の予算要求状況は、歳入・歳出の総括表のとおり、10月29日現在、歳入予算は2,177億円、歳出予算は2,269億円で、差引92億円の財源不足の状況となっており、厳しい状況にあります。

　今後とも、厳正なる査定などを通じて、財源不足の圧縮に努めてまいりますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

第1回の「令和4年度当初予算編成過程(当初要求額)」の内容は下記添付ファイルからPDF形式でご覧いただけます。

その他

1. 予算要求の内容の詳細なお問い合わせは、予算編成過程途上でありますので、ご遠慮願います。
2. 予算説明書を作成する際は、説明書整理のため、公表段階の事業名称などを変更する場合があります。