令和4年度予算編成過程の公表【第3回当初予算案】

予算編成過程の公表【第3回当初予算案】

令和4年度当初予算案の概要

　令和4年度予算の一般会計予算額は2,297億円9千万円、対令和3年度比88億5千万円、4.0％の増となりました。

　令和4年度予算の編成においては、予算要求時点（令和3年10月）で92億円の財源不足が生じており、令和3年度の緊急財政対策を継続し、査定による経費の圧縮や財源の確保を図ってまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策及び地域経済対策の充実などにより、最終的に財源不足を補うため、財政調整基金から20億1千万円を繰り入れる財政状況となりました。

　歳入では、特別区税が納税義務者数の増などにより、対令和3年度比で20億円の増となり、特別区交付金についても、景気の回復基調により、想定を超える77億円の増となりました。

　歳出では、土木費が上板橋駅南口駅前地区をはじめとした市街地再開発事業の事業進捗や区営住宅の改築などにより、対令和3年度比65億円の増、衛生費は、ワクチン接種を含めた、新型コロナウイルス感染症対策などにより、対令和3年度比49億円の増、福祉費は子ども家庭総合支援センターの開設などにより、対令和3年度比16億円の増となりました。

一方、教育費は、上板橋第二中学校改築工事完了、舟渡小学校・紅梅小学校長寿命化改修工事完了などにより、対令和3年度度比41億円の減となりました。

　今後とも、開かれた区政の推進のため、予算編成過程の公表を行ってまいりますので、よろしくお願いします。