収蔵品展「煎茶にしませんちゃ?」

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ページ番号3000566  更新日 2023年3月31日

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ホッと一息どうぢゃ?

画像 パンフレット表紙

 煎茶とは、現在日本でよく飲まれるお茶です。茶葉を蒸し・揉みながら乾燥させたものを急須などに入れ、お湯を入れて成分を抽出します。そして、煎茶道とは、この煎茶を飲む作法となります。江戸時代から板橋宿平尾で名主を務めた脇本陣・豊田家では煎茶と関わりがあります。

 中山道板橋宿平尾の脇本陣豊田家は、代々平尾の名主兼板橋宿の問屋を務めた家です。この豊田家より伝わった資料群は、平成9年(1997)3月に「脇本陣豊田家資料一括」として、区の有形文化財に登録されています。

 豊田家の資料の中でも、とりわけ異彩を放つ資料として幕末から明治時代に豊田喜平治が収集した煎茶道具類が挙げられます。豊田喜平治は、煎茶道に造詣が深く、鐵蕉の号を使い「鐵蕉茶寮」(てっしょうさりょう)と呼ばれる茶室を設け、煎茶趣味を通した文化サロンを形成していたとされます。

 今回の展示では、豊田家から伝わった煎茶道具を中心に当館が収蔵する茶道具・茶書、書画を通して、豊田家と煎茶について紹介します。一服するときは、煎茶にしませんちゃ?

会期

令和5年4月22日(土曜日)から7月9日(日曜日)

開館時間
午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)
会場

2階企画・特別展示室

休館日
月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日が休館)
入館料
無料

関連イベントぢゃ

学芸員によるギャラリートーク

展覧会期間中、見どころを紹介するギャラリートークを開催します。ご興味がございましたら詳細をご確認の上、ご参加ください。

日時

5月6日(土曜日)、6月10日(土曜日)、7月8日(土曜日)

時間はいずれも15時から30分程度

場所 板橋区立郷土資料館
内容 展示室にて展覧会の見どころを紹介します。
対象 小学生以上(小学生の場合は保護者同伴)
講師 展覧会担当学芸員
定員 各回先着15名
申込 先着、開始30分前に受付にてお申し出ください

 

展示資料ぢゃよ

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煎茶道具の絵ぢゃ
【売茶翁茶器図】
資料画像
江戸時代に煎茶道を流行らせた人ぢゃ
【田能村直入画 売茶翁高遊外翁像】
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煎茶道が趣味だった板橋宿平尾の名主ぢゃ
【豊田喜平治肖像写真】
資料画像
豊田喜平治が収集した煎茶道具ぢゃ
【豊田家煎茶道具類】
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煎茶道を通して豊田家に伝わったとされる額ぢゃ
【高島秋帆書 鐵蕉茶寮 扁額】
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煎茶が趣味だった文人画家・椿椿山の日記ぢゃ
【椿椿山日記】
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煎茶を飲む時に使うお椀ぢゃ
【唐物染付寿文煎茶椀】
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茶葉を移すときに使う道具ぢゃ
【竹製芭蕉図茶則】
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水をつぎ足す時に使う道具ぢゃ
【万古焼花弁図水注】
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お湯を温める時に使う道具と急須ぢゃ
【白泥孟臣涼炉・湯瓶】

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このページに関するお問い合わせ

板橋区立郷土資料館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-35-25
電話:03-5998-0081 ファクス:03-5998-0083
教育委員会事務局 生涯学習課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。