令和6年度(令和5年度分)教育委員会が行う点検・評価

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ページ番号1054730  更新日 2024年10月30日

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教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(以下「法」と略称)第 26 条に基づき、毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行っています。

目的

区民への説明責任を果たすとともに、効果的な教育行政の推進に資することを目的としています。

点検・実施方法

対象事業(14事業)

学識経験者の知見の活用対象事業

柱事業「板橋区コミュニティ・スクール(iCS)の推進」と戦略的視点「GIGAスクール構想」を中心とした8事業について、学識経験者による所管課ヒアリングを経て、意見・助言を聴取しています。

  1. ICT環境の適切な維持と活用
  2. プログラミング教育の推進
  3. ロボットプログラミング教室の実施
  4. 「もてなしの心」促進事業及びレガシー事業の推進・拡充
  5. 豊かなスポーツライフの実現に向けた行動体力・防衛体力の向上
  6. 「スマートフォン等を使うためのルール」リーフレットの活用
  7. 板橋区コミュニティ・スクール(iCS)の推進
  8. 板橋区立図書館における電子図書館の推進

学識経験者の知見の活用対象外事業

学識経験者の知見の活用対象事業に加え、6事業について、点検・評価対象事業として、実施しています。

  1. 教科等指導専門官の活用
  2. 読み解く力の育成を通した学力向上
  3. 学校図書館の充実
  4. 英語教育の充実
  5. キャリア・パスポートを核としたキャリア教育の充実
  6. 「板橋区環境教育推進プラン2025」に基づく環境教育の推進

学識経験者

  • 松波 紀幸氏(帝京大学教授)
  • 佐野 亮子氏(東京学芸大学非常勤講師)

点検・評価実施の流れ

学識経験者の知見の活用対象事業

  1. 所管課による点検・評価対象事業の点検・評価シートの作成
  2. 所管課作成の点検・評価シートを基に、教育委員会による評価を実施
  3. 学識経験者によるヒアリング
  4. 学識経験者と教育委員による意見交換会
  5. 報告書作成

学識経験者の知見の活用対象外事業

  1. 所管課による点検・評価対象事業の点検・評価シートの作成
  2. 所管課作成の点検・評価シートを基に、教育委員会による評価を実施
  3. 報告書作成

点検・評価の結果

学識経験者の知見の活用対象事業

教育委員会評価一覧

事業

評価標語

方向性

ICT環境の適切な維持と活用

順調

工夫して継続

プログラミング教育の推進

概ね順調

工夫して継続

ロボットプログラミング教室の実施

順調 工夫して継続

「もてなしの心」促進事業及びレガシー事業の推進・拡充

停滞 事業手法の見直し

豊かなスポーツライフの実現に向けた行動体力・防衛体力の向上

概ね順調 工夫して継続

「スマートフォン等を使うためのルール」リーフレットの活用

概ね順調 工夫して継続

板橋区コミュニティ・スクール(iCS)の推進

概ね順調 工夫して継続
板橋区立図書館における電子図書館の推進 順調 工夫して継続

学識経験者の提言

ICT環境の整備とGIGAスクール推進支援員の貢献等について、肯定的に評価いただきました。一方、学校間の一人一台端末の活用に格差があり、その解消策や教員のモチベーション向上策が求められました。さらに、情報活用能力向上の進捗の見える化やオンデマンド教材の活用、校長のリーダーシップの重要性に触れられました。

プログラミング教育については、一定の経費が見込まれるロボットプログラミング教材の共有化や年間総授業時数の削減の中で、B分類の充実の検討等が提案されました。

また、「もてなしの心」促進事業及びレガシー事業について、学校の実情に合わせた取組が確認でき、肯定的に評価いただきました。

板橋区コミュニティ・スクール(iCS)については、CS委員会と学校支援地域本部の役割と目的の明確化や、校長に対する研修機会の必要性、適切な熟議テーマの設定、報酬の見直し等について助言いただきました。

また、電子図書館については、子ども向けの電子書籍の充実や電子図書館の認知度向上の必要性、電子図書を活用した授業実践への期待について意見をいただきました。

学識経験者と教育委員の意見交換会

ICT環境について、ICTは目的ではなく手段として使われるべきことや、教員の共感やパッションを刺激する教材づくりの重要性、ICT活用による業務効率化、授業や研修、部活動への動画の活用等について意見が出ました。

また、板橋区コミュニティ・スクール(iCS)について、運営上の問題点について触れ、成功している学校は、子ども中心に考え、新たな地域資源の活用に力を入れていることや、委員長の任期設定の再考や任命時期の見直し等について議論されました。

さらに、オリンピック・パラリンピックのレガシー事業について、パラスポーツ学習の教育的意義や、新たなレガシーとしてアスリートの功績を教育教材に活用することや、行動体力・防衛体力の向上について、学校の日常における食育の意識向上や校内にトレーニングルームを設置する取組等について、意見交換がなされました。

まとめ

今後は、各事業について、いただいた学識経験者の提言をいかし、より一層の改善を図りながら、「教育の板橋」の実現に向け、教育行政を推進していきます。

学識経験者の知見の活用対象外事業

教育委員会評価一覧

事業名

評価標語

方向性

教科等指導専門官の活用

順調

工夫して継続

読み解く力の育成を通した学力向上

概ね順調

工夫して継続

学校図書館の充実

概ね順調

工夫して継続

英語教育の充実

概ね順調

工夫して継続

キャリア・パスポートを核としたキャリア教育の充実

概ね順調 工夫して継続
「板橋区環境教育推進プラン2025」に基づく環境教育の推進 概ね順調 工夫して継続

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教育委員会事務局 教育総務課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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