板橋区一般廃棄物処理基本計画2025
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)では、区市町村に対し、区域内の一般廃棄物の処理に関する計画を定めることを義務づけています。
板橋区は、平成12(2000)年に「板橋区一般廃棄物処理基本計画」、平成18(2006)年に第2次計画、24年に第3次計画を策定し、ごみ減量やリサイクルに関する様々な施策を実施してきました。
その後の国や東京都、東京二十三区清掃一部事務組合の動向、及び第三次計画に基づく本区の施策の進捗状況の評価・検証を踏まえ、第四次計画として、「板橋区一般廃棄物処理基本計画2025」(以下、「本計画」といいます。)を策定しました。
本計画の策定に際しては、平成29(2017)年3月に板橋区資源環境審議会に諮問し、平成30(2018)年3月に答申を得ました。
計画の性格・期間
本計画は、廃棄物処理法第6条第1項に基づいて策定される区内の一般廃棄物処理についての計画で、ごみに関する部分(ごみ処理基本計画)と生活排水に関する部分(生活排水処理基本計画)から構成されます。
計画期間は、平成30(2018)年度から令和7(2025)年度までの8年間とします。
基本理念
区は、環境と共生するまちづくりを目指し、平成5(1993)年4月に「『エコポリス板橋』環境都市宣言」を行いました。以来、区民・事業者・区のパートナーシップに基づいて、様々なごみ減量及びリサイクルに関する取組を推進してきました。
このような背景から、区の一般廃棄物処理基本計画では一貫して「人と環境が共生する循環型都市『エコポリス板橋』を実現する」ことを基本理念としています。本計画においても、引き続きこの基本理念を掲げます。
数値目標
前計画における数値目標の達成状況や施策の進捗状況等を踏まえた上で、以下のとおり区民1人1日あたりの資源・ごみ量及びリサイクル率について、新たに数値目標を定めます。
- 区民1人1日あたりの資源・ごみ量 598g/人日(平成27(2015)年度より13.2%減)
- リサイクル率28%(平成27(2015)年度より6.5ポイントの増)
主な施策
(1)ごみ処理基本計画
- 情報発信・普及啓発計画
「板橋かたつむり運動」の推進に向け、様々な媒体・機会を通じた情報発信、普及啓発を図り、区民・事業者・行政の連携による「かたつむりのおやくそく」の取組の実践を目指します。 - 発生抑制計画
「板橋かたつむり運動」を軸に、ごみの少ないライフスタイルへの転換に向けた普及啓発を行うとともに、事業者やNPO、区民団体等と連携し、ごみ発生抑制に向けた取組を進めます。 - 再生利用促進計画
ごみの中で多くを占める資源化可能な紙類やプラスチック製容器包装類を中心に、区民・事業者・区の各主体が連携・協働し、減量化・資源化を進めていきます。 - 収集運搬計画
資源・ごみの集積所の適正管理、収集運搬体制のさらなる効率化など、区民サービスの向上を図るとともに、水銀等の有害物対策を進めます。
また、事業系ごみについては自己処理原則に基づく排出ルールの徹底、適正処理の推進を指導していきます。 - 適正処理・処分計画
東京二十三区清掃一部事務組合、東京都との連携を図り、安定的なごみの中間処理・最終処分体制を維持します。
(2)生活排水処理基本計画
下水道使用率100%を目指しつつ、家庭から排出されるし尿・浄化槽汚泥を適正に収集運搬、処理処分します。
事業系のものについては引き続き自己処理責任の徹底を図ります。
閲覧できます
本計画の全文は、資源循環推進課(区役所北館7階[11]窓口)・区政資料室(区役所1階[7]窓口)・区立各図書館・各清掃事務所・エコポリスセンター・リサイクルプラザでご覧になれます。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
資源環境部 資源循環推進課 清掃事業係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2218 ファクス:03-3579-2249
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