御長壽美術展 ごちょうじゅびじゅつてん

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ページ番号4000148  更新日 2020年1月28日

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チラシ:御長壽美術展 日本美術に見る長寿と老い

本格的な高齢化社会を迎えている現在、「長寿」や「老い」を、美術作品を通して見つめ直した、ちょっと風変わりな題名の展覧会を開催いたします。

展覧会の前半部では、伝説や物語、芸能の世界で古くから長寿者としてイメージされてきた「翁」「高砂の尉と姥」「浦島太郎」「寿老人」が描かれた作品を取り上げます。長寿の願いが込められたこれらの画題は、還暦をはじめとする賀祝いは勿論のこと、お正月や雛祭、婚礼や大漁祝いなど種々の祝い事の席で好まれました。
後半部では、現実のお年寄りの姿を描いた作品を展示し、「長寿」と抱き合わせで浮かび上がる「老い」の現実に目を向けます。齢を重ねたゆえの味わい・魅力に溢れ、老いを生きるかつての私たちの姿との出会いを通じて、老いの本質を考えていただきます。

長寿・老いをめぐる造形表現の数々を楽しむと共に、お年寄りの長寿を応援し、また未来のお年寄りである若い方が、年齢を重ねることも悪くない、と感じられる展覧会を目指します。

会期
2004年12月4日(土曜日)~2005年1月10日(日曜日)
開館時間
午前9時30分から午後5時00分
(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日
(ただし1月10日は開館し、翌日休館)
年末年始 12月28日~1月3日
観覧料
  • 一般:500円
  • 高・大生:300円
  • 小・中学生:100円
20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり
毎週土曜は小中高生無料

百歳以上の方とその付き添いの方一名は入館料無料・展覧会図録差し上げます

本展は次のように構成されています。

[1] 長寿とめでたさ

  1. 笑って舞って長寿の世界へ 翁
  2. 日本一の御長壽夫婦 高砂の尉と姥
  3. 不老長寿から白髪の爺へ 浦島太郎
  4. 七福神の星 寿老人と福禄寿

[2] 長寿を生きる

  1. お年寄りのいる風景
  2. 人生の道を行く
  3. 肖像画に見る老い
作品1、2
左:田家茶話 六老之図(部分) 右:瑞亀之図
作品3、4
左:万祝 高砂(部分) 右:寿老人図(部分)

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。