Dick Bruna:all about his work ディック・ブルーナ展 ミッフィー、ブラック・ベア、そのシンプルな色とかたち
ミッフィー(うさこちゃん)の絵本で日本でもすっかりおなじみのディック・ブルーナ。
彼の絵本はすでに100冊を超え、これまでに40数カ国に翻訳され、世界中で親しまれています。絵本作家としてあまりに有名なブルーナですが、実はオランダを代表するグラフィック・アーティストでもあります。
本展では、これまで紹介されることが少なかった初期のポスターやデザイン作品、本の装丁など、半世紀に及ぶディック・ブルーナの活動の全貌を約1000点で紹介する、日本で初めての大規模な回顧展です。“シンプルな色とかたち”世界で認められたこのブルーナスタイルの秘密に迫ります。
- 会期
- 2004年2月21日(土曜日)~3月28日(日曜日)
- 開館時間
- 午前9時30分から午後5時00分
(入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 月曜日
- 観覧料
-
- 一般:500円
- 高・大生:300円
- 小・中学生:100円
毎週土曜日は小・中・高校生は観覧無料
20名以上団体割引
65歳以上高齢者割引 障害者割引 - 主催
- 板橋区立美術館
朝日新聞社 - 後援
- オランダ大使館
一般社団法人 日本国際児童図書評議会(JBBY) - 企画協力
- 株式会社ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis b.v.、ユトレヒト・セントラル・ミュージアム
- 協賛
- ぶるーな倶楽部
- 協力
- KLMオランダ航空、講談社、福音館書店
※講演会などのイベントはありません。
絵本だけじゃない!ブルーナの全貌を大公開
絵本でおなじみのミッフィーだけでなく、今まで公開されることの少なかった初期のポスターやデザイン作品から、切手、カード、ロゴなど近年力を注いでいる社会福祉の分野まで、広範囲にわたる彼の活動のすべてを、約1000点の作品で紹介します。特に<ブラック・ベア>シリーズのポスター作品、オランダのユトレヒト・セントラル・ミュージアム所蔵の原画や素描作品は本邦初公開になります。
絵本作品全点を一堂に展示
ブルーナは、1950年代から曾祖父が設立した出版社A.W.ブルーナ社のペーパーバック<ブラック・ベア>シリーズの装丁をはじめ、約2000冊をデザインしました。その一方で、限られた6色と12枚の絵で構成された絵本づくりにも専念し、現在111冊の絵本が出版されています。本展では、彼がこれまでに手がけたペーパーバックの中から代表的なものと、絵本作品全点を一挙に紹介します。
20世紀のアート&デザインとブルーナ作品を並べる初めての試み
ブルーナ作品の特徴は「シンプルな色とかたち」にあります。彼自らが影響を受けたと認める芸術家に、マティスやレジェ、そしてオランダの前衛的な芸術家集団<デ・ステイル>のメンバーがいます。ポスター表現においてはカッサンドルやサヴィニャックらが手本でした。ブルーナが敬愛するこれらの作家の作品とブルーナ自身が確立した<ブルーナ・スタイル>を比較展示する初めての試みです。
ミュージアム・ショップ
ブルーナ展を記念した限定グッズを美術館内の特設ショップにて販売します。オリジナル・グッズを入手できるのは、本展会場だけです。ポストカード、レターセット、ノート、Tシャツ・キーホルダー・ストラップ・かさ・バッグなど充実の品揃え。ミッフィー・ブラックベアなどのブルーナ・キャラクターが、皆様をお待ちしています。
ミッフィーの出張郵便局
会期中 土曜日・日曜日・祝日 午前10時30分~午後5時00分
美術館内に、出張郵便局が開設されます。ブルーナデザインの切手と、本展開催を記念して制作された、ミッフィー&ブラックベアの消印で、特別なお便りを出してみませんか? ブルーナ切手も販売されます。
カフェ・ボローニャ
ブルーナ展を楽しんだあとの休憩にぴったり。軽食とお飲物でお待ちしています。ブルーナさんが大好きなバター・クッキーの味も再現します。
ミッフィーのSFとーぶカード発売!
本展開催を記念して、東武鉄道から各社共通カード(パスネット)が発売されます。かわいいフォルダ入りで1000円です。数に限りがありますので、お早めに東武東上線各駅でお求めください。(2月20日発売)
Illustrations Dick Bruna (c) copyright Mercis bv, 1961-1992
このページに関するお問い合わせ
板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。